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2021年09月20日19:41

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運動会

タラレバの運動会に多額の資金を突っ込んだのは誰?
プレゼント全く異なる内容で開催しようとしたのは誰?

招致した際のプレゼン内容なら、ここまでの話にもならなかったのに、いくら使ったの??
私の記憶が確かなら、ホテルなどの新設をせずに、既存施設を最大限に利用し、足りない分は、客船を引っ張ってきて、宿泊施設代わりに使うはずだったような?
ならば、無観客開催になった際に、キャンセルすればそれで済んだはずですよね。

そう考えると、プレゼンの際の計画は、良く考えられていた計画だったのでは?

既存の施設を最大限に利用し、コストを抑えた開催。

これから開催する都市の参考になりえたかも知れないプランで、そういう意味では2020東京開催モデルというレガシーになったかも知れなかったんですけどね。

そもそも、誰が言い出したか、「レガシー」という言葉自体が胡散臭いんですよね。
日本人なら日本語で言えと。
日本語で話すとこっぱずかしい単語なら、別の言葉で言い換えるか、言うなと。

レガシー = 世代から世代に引き継ぐ物

と、日本語的には使われるそうですが、こういうのって、普通は精神的な事だと思うんですよね。ですが実際のレガシーは?と言うと、遺産丸出しの建造物だけというオチだったわけですよね。

取り合えず、計画を歪め、色々と盛り込み、多額の費用を突っ込んだ人から謝罪の言葉でも無ければ、納得いかないのでは?

招致時の計画の抜粋は、こんな感じだったそうです。

予算:大会運営予算は約3000億円を見積もり、IOC からの分配金やテレビ放映権料、チケット収入、スポンサー収入などで賄う。東京都はすで(招致プレゼン時)に約4000億円の準備金を積み立てていた。

チケット料金は「すべてのイベントで会場を満員にすること」を目標に、比較的低価格な設定とした。販売価格は平均7700円で、約6割を4400円に設定。最も高額な開会式も2万円-15万円に設定し、直近のオリンピックと比較しても安価な設定となっていた。また、16歳以下の「子供料金」の導入も計画していた。

実地可能なら、ロス五輪以降、運動会から商業イベントになってしまったオリンピックを運動会に引き戻せたかも知れなかったんですけどね。

経済効果は副産物で、選手ありき、観客ありきが運動会の本質なのでは?



■五輪の経済効果、強気の試算32兆円のはずが 都の再検証は「未定」
(朝日新聞デジタル - 09月20日 17:18)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6674409

 東京五輪・パラリンピックで期待された「経済波及効果」は、どれだけもたらされたのか。東京都は32兆円と試算して恩恵を強調してきたが、閉幕後の検証は「未定」だという。想定外だったコロナ禍の影響も踏まえ、改めて示し直すべきだとの声が出ている。(柴田秀並、伊藤嘉孝)


 経済波及効果とは、総務省統計局のホームページによると「国や地域に経済的なプラスがどのくらいあるかをシミュレートし、金額で示したもの」。大会が閉幕して10日以上がすぎた。経済的なプラスについて街の実感はどうか。


 東京・銀座。アルバイト帰りの大学生の女性(22)は「五輪中も閑散だった。ホテルが次々オープンしたけど、大丈夫かな」。苦い顔で見渡した銀座の街に、訪日客があふれていた頃のにぎわいはない。


 銀座から直線で4キロほど。有明アリーナなどの競技会場が集中した江東区のベイエリアのそばに、旅館「Ryokan 結々 Tokyo」はある。代表の古里彰康さん(53)は「五輪の経済効果はゼロですね」とぼやく。


 19年10月に開業。場所の決め手は経済効果への期待だった。「有明の4会場に15分圏内」を触れ込みに、大会客や、その後のにぎわいにかけた。しかし、コロナ禍で大会は原則無観客となり、関係の予約もすべてキャンセルに。「国が音頭をとった観光政策に協力したという思いもある。国のせいとは言わないが、乗せられた面はある」


 そんな本音は胸にしまい、感染対策を万全にして客足が戻るまでしのぐ考えだが、来夏に始まる「コロナ融資」の返済に耐えられるか、不安は残る。


■「直接的な需要」と「将来にわたる経済への好影響」


 そもそも五輪の経済効果はどれくらいだとみられてきたのか。


 三菱総合研究所は14年に11兆円、みずほフィナンシャルグループは17年に30兆円と試算するなど、恩恵への期待は膨らんでいた。


 副次的な影響の推計方法や期間の取り方など、とらえ方により幅があるが、注目されたのが都による17年の試算だ。その額32兆円。大会開催への賛否があるなか、恩恵を強調するような強気な数字は、二つの要素から構成されていた。


 ひとつは「直接的な需要」だ。建設費や運営費、観客の消費などがこれに当たる。工事では建設業者だけでなく、コンクリート業者などの売り上げも増えるという「風が吹けば桶屋(おけや)が儲(もう)かる」の理屈を積み上げ、関連産業への波及も合わせ5・2兆円とされた。


 もうひとつが「将来にわたる経済への好影響」で、「レガシー効果」と呼ばれる。27・1兆円を見込み、うち約20兆円は、選手村の後利用や観光需要、「国際ビジネス拠点の形成」などによるものと試算された。


 だが「予期しようのないコロナ禍で、状況は一変した」(政府関係者)。


 大和総研の神田慶司氏は「仕方がないことだが、レガシー効果は想定の2〜3割にとどまる可能性がある」と指摘し、最大の要因は訪日客が来なくなったことだとする。実際、19年の訪日旅行者は過去最多の3188万人で、20年には4千万人に達し、消費額は8兆円になると期待されていたが、泡と消え、回復は見通せていない。


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朝日新聞デジタル

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