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2021年04月14日17:55

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次は、子供が夫の姓を名乗るが当然と言う考えは、男女差別だ。

という話になるのでしょうかね。
儒教の国では、夫婦別姓で、子供は夫の姓を名乗るのが普通なんだそうです。
名字は、血筋を表し、家族の中で、奥さんだけが血縁者じゃないから、別姓なんだとか。

日本の場合、「家に嫁ぐ」という考え方から、嫁ぎ先の姓を名乗る事が多かったようで、昔は別姓だった!という話も無いわけでは無いそうですが、そもそも、女性に姓を名乗る習慣すらなく、明治8年に姓を名乗るように法制化された後も、結婚後の女性は、どこそこの○○という呼称が一般的だったそうです。
庶民の姓が定着した頃、明治30年頃の文献では、結婚した女子は嫁ぎ先の姓を名乗るのが一般的というのが残っているそうで、明治の後半には、どこそこの○○が、△△家の○○という呼称が一般的だったようです。
その事を受けたかどうかは知りませんが、明治31年に結婚したら夫の姓を名乗る事が法で定められ、戦後、夫という限定から、夫婦どちらかの姓を名乗るに改められているわけです。
女性側の間隔も、当時の感覚も、嫁ぎ先の一員になる。同じ姓を名乗る=家族という感覚で、何も違和感を覚えなかったという事なのでしょう。
時代が下がって、核家族化が進み、家に嫁ぐという感覚自体が廃れてしまった今の時代ですから、そもそもの夫婦同姓の意味や意義自体が薄れてしまっているわけですよね。

家族という単位も、相手の親兄弟を含め家族という話にならないのであれば、姓が家族の象徴という話も、何それ?という話にしかならないのも道理なわけです。

ただ、家族の一員として行う改姓と、別の血筋だからという別姓と、どっちがどうなのでしょうかね?
そういう意識すらなく、単に仕事上面倒だから別姓でという話なわけですよね。
面倒だから、好きにしたら?と思ってしまいますよね。

別姓=別の血筋 女性の腹は借り腹。

今時、こういう考えの人は皆無だと思いますが、別姓って、こういう話の名残なんですけどね?




■「俺の姓がそんなに嫌なの?」と夫。仕事で旧姓を使えなかった女性の決断
(女子SPA! - 04月14日 15:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=156&from=diary&id=6483481

 現在の日本では、結婚の際に夫婦のどちらか一方が姓を変えることが民法で定められています。つまり、「夫婦で同じ姓になる」のか、「夫婦が別々の姓のままでいる」のか、選択の余地はありません。これは戸籍上のことだけに限らず、職場でも通称としての旧姓使用をできないケースがあります。

 こ内閣府男女共同参画局の「旧姓使用の現状と課題に関する調査報告書」(平成28年/4,695社が回答)によると、「これまでに旧姓使用を検討したことはなく、旧姓使用も認めていない」企業は30.6%。
 そんな中、転職先の職場で旧姓を使用できず、思い悩んだ末に書類上の離婚を選んだと話すのは、会社員の水松ゆりさん(39歳・仮名)。その詳しい経緯と胸のうちを聞きました。

◆転職したら突然「旧姓」が使えなくなった

 水松さんは10年前に結婚。転職を機に当時の夫と書類上の離婚をし、現在は「事実婚」という形で小学生の子どもと3人で暮らしをしています。離婚のきっかけになったのは「転職後に旧姓を名乗れなくなったこと」でした。(以下、「」内コメントすべて水松さん)

「結婚後、戸籍上は夫の姓になりましたが、当時の職場では旧姓を使い続けました。それまで取引先の人たちとは『水松』という姓で信頼関係を築いてきたからです。

 結婚した時、婚姻届で夫の姓を選ぶことに違和感はありましたが、その後の生活でも旧姓で名乗ることができていたので不便を感じることはありませんでした」

 こう語る水松さんに転機が訪れたのは、4年前。転職をした先の会社では、旧姓を名乗ることができませんでした。近年、職場で旧姓を「通称」として使用を認める会社が増加する一方で、戸籍上の名前を使うことが定められている職場も少なくありません。

「取引先の中には、前の会社で『水松』の姓でお世話になった人もいます。仕事では旧姓を使いたいと人事部に何度もかけ合いました」

◆女性数人で人事部にかけあったけれど

 社内には他にも、旧姓を通称として使用することを望む女性が複数いました。彼女たちと連帯して人事部に旧姓の通称使用を求めたこともあったそうです。

「今の会社では、在職中に結婚をして姓が変わった場合に限って、そのまま旧姓を使うことが許容されています。中には日本人と結婚した後に転職してきた外国人女性もいて、彼女たちはそもそも改姓をしていないから、旧姓を名乗ることができています。

 人事部には、姓が変わることで前職のキャリアや、取引先との信頼関係が継承されない可能性があることを伝え、『旧姓を通称として利用したい』と要望を出しました。

 その要望は受理してもらったのですが、議論は先送りされました。古い体質の会社なので、中には『夫の姓を名乗ることになぜ不都合があるのかわからない』というリアクションもありました」

◆「そんなに俺の姓がいやなの?」と言う夫

 このような経緯で、日常生活の中で「水松」と名乗る機会は激減しました。その結果生じたのは、業務上の不都合だけではありません。自己紹介するとき、電話で名乗るとき、昔の取引先にこれまでとは違う姓で呼ばれるときに、違和感と喪失感が入り混じったような複雑な感情が水松さんの中に募っていきます。

「気づくと、これまでとは違う姓で呼ばれることが苦痛になっていました。住民票で旧姓に線が引かれているのを見て、意味もなく涙が出てくることもありました」

 その思いは、夫にも相談しました。仕事上の不都合や旧姓を失った喪失感、結婚後の姓で呼ばれることの違和感を夫に伝えようとするのですが、どうしても真意が伝わりません。激しく夫婦げんかをする日もあったといいます。

 世の中には、新しい姓を当たり前に受け入れて生活している人たちが大勢います。そんな中で、彼女はなぜこんなに苦しんでいるのか。これを他人が理解することは非常に難しく、夫も例外ではなかったようです。

「夫は『そんなに俺の姓がいやなの?』と言うこともありました。夫の姓が嫌いなのではなく、自分が仕事やプライベートでずっと使ってきた姓をこれまで通り使いたいだけ。決して夫のことを拒否しているわけではないんです。

 なのに、なかなか思いが通わず、当時は言い争いばかりしていました。一度、夫に『あなたの姓が変わることになったらどう思う?』と聞いてみたこともありました。そしたら『それは無理』と。彼の中にも『結婚したら妻が姓を変えて当然』という考えはあったと思います」

◆「事実婚」を選択した後のこと

 2人は話し合いの末、婚姻届を提出する前にお互いの姓についてきちんと話し合わなかったことが水松さんが抱えるつらさの原因かもしれないという結論に。水松さんの取引先の担当が変わるタイミングで、いったん書類上の離婚をして姓をリセットすることを選択しました。
 現在も、以前と変わらず夫・子どもとの3人暮らしを続けています。変わったのは、3人の中で水松さんだけ姓が異なるという点。

「当時保育園児だった子どもの中には既に自分の姓のアイデンティティが生まれていたようで、『絶対に自分の名前(苗字)を変えたくない』と言っていました。その気持ち、痛いほどわかります(笑)。家族の中で私だけが姓が違うことについて、子どもは理解を示しています。

 このような家族の形になってから、姓をめぐる夫婦けんかはなくなり、“夫婦の一体感”という点では、当時に比べて今のほうがずっと強いと思います。

 また仕事の取引先とは、転職前から『水松』という姓を使って積み重ねてきた信頼感をベースに仕事ができているので、『今回も以前の感じでお願いします!』という空気感をとても心地よく感じています」

◆「法律上の夫婦」しか解決できないことも起こりうる

 夫婦が経済的に自立している現在、事実婚であることに不都合は感じていないという水松さん。唯一不安なのが、「法律上の夫婦」でなければ解決できない問題に直面した場合です。

「例えば夫婦の一方に手術が必要となり、家族の同意が必要なとき、事実婚のパートナーでは認められないことがあるかもしれません。現在、住民票の続柄欄には『妻(未届)』と表記されています。でもことの重大さ次第では、もう一度婚姻届を提出して『妻』の形に戻すことも考える必要があります」

 現在では医療行為に家族の同意が必要になった場合、事実婚のパートナーの同意が許容されるかどうかは、医療機関の裁量によるところも大きいようです。この他に、パートナーの死後の相続権の問題なども指摘されています。

「選択的夫婦別姓」は、「同姓」も「別姓」も選ぶことができる制度。反対派からは、「別姓にすると家族の一体感が失われ、子どもの福祉に悪影響」という声があがっています。ですが家族が多様化している今、変わらない制度によって不都合を感じている人たちも確実にいることを、見過ごさずにいたいと思うのです。

参考:内閣府男女共同参画局「旧姓使用の現状と課題に関する調査報告書」(平成28年)

<取材・文/北川和子>

【北川和子】
ライター/コラムニスト。商社の営業職、専業主婦を経てライターに。男女の働き方、家族問題、地域社会などをテーマに執筆活動を行う。
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