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2021年03月31日10:02

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お手本のようなヘイトクライム。

日本の場合、マスコミ等により言葉の意味が歪められる事が多々あり、何かと差別に繋げたがる傾向があります。
確かに差別の一面もありますが、結果的に差別的行動になっているだけでそれが主ではないわけです。
本筋を外して話をしたところで、正解に辿り着けるわけも無く、故に、モヤモヤした形でしか話が進まず、終わりが見えなくなります。
この手の行動になぜ「ヘイト」=「憎悪」という言葉が使われるのか?という話です。
根底にあるのが「憎悪」であれば、その先の行動は「差別」に見えても「差別」ではないわけですよね。
それは、差別ではなく、嫌がらせなんですよ。
憎む相手に不快な気持ちを抱かせるための行動で、暴力であり、暴行であり、暴言であり、相手にしない=差別でありという行動に繋がるわけです。
それにも関わらず、「差別」だけを取り上げて話をするからおかしな話になるんですよね。
まず考えるべきは「憎悪」の部分で、この「憎悪」を取り除けば、自然と鎮静化するんですよ。ですが、「差別」を取り上げて、そういうアプローチを行うと、見当違いの行動に繋がっていくわけです。
現に、

差別を受けている、受けていた黒人が、アジア人を攻撃している。

などという話も出ているわけで、この問題に彼らが黒人かどうかなんて関係無いんですよね。
因みに、被害にあった方々の映像を見ると、然程裕福には見なかったわけですが、となれば、住んでいるのは、出身を同じくする人達で集まったコミュニティーですよね。
恐らくは、チャイナタウンだと思うんですよね。
ですから、明らかに標的は在米中国人に絞られているわけですよ。
ただ、そこには、同じような境遇のアジア人も多数住んでいるので、見分けがつかない側が、無差別に黄色人種をターゲットにしているので、半島のアイドルが出しゃばった話をしているのでは?と。

この件の解決は、前大統領がやらかした、中国批判の緩和しかないわけですよね。
不況は、そこを地場としてしか生活できない低所得者層を直撃するわけですよ。
その原因は、中国だと前大統領が名指しで批判し続けたわけですから、我慢の限界を迎えた方々が、ストレスを怒りに変え、その矛先を定めたというのが今の状況なんだと思いますよ。

ヘイトクライムの火種を作った米国政府は、前大統領の方針を誤りと認め、負の感情を建設的な方向に向かうような方策を立てる事からなのではありませんかね?

差別には色々とあるわけですが、欧米の差別意識は日本で差別と言われている事柄と根底から違うんですよね。
ですから、彼らの基準を日本に持ち込み図ろうとすると、おかしな話になってしまうんですよ。
彼らの差別とは無にかというと、人というカテゴリーから除外する事なんですよ。
人では無いのですから、何処までも酷い事が出来てしまうんですよね。
黒人問題は正にここなんですよ。
白人は黒人を人型の家畜として、長く使役をしてきたわけです。
人語を解する動物として扱ってきたんですよ。
それを人して認知し、平等に扱う事の困難さを日本に住む日本人が同レベルで理解できるだろうかと思うわけです。
日本人からすると、むしろ、何故そのような事が出来たのだろうかという疑問があり、その良識が邪魔をし、見るべきことが見えなくなっているのかも知れません。
だから、欧米の黒人をモチーフとしたモノへの対応等に対して今一つピンと来ないんですよね。
もう一つは宗教。
キリスト教である事が一番の問題なんですよね。
キリスト教は、排他的な宗教なので、キリスト教徒以外は認めないわけです。
人は神が作り、この世界は神が作ったとしている宗教で、その神を唯一絶対神と言ってしまっているわけです。
ですから、熱心な信者であればあるほど、キリスト教徒以外は、人では無いという意識が植え付けられてしまうわけです。
良識はあるので、普段は、表に出てこないのですが、いざ事が生じると、相手は人では無いわけですから、何でもできてしまうんですよ。
その極端な例がナチスの問題ですよね。
日本人の側からすると同じ白人同士でと思うのですが、方やキリスト教徒、方やユダヤ教徒なんですよね。
また、同性愛者についても、1960年代まで弾圧と呼んで良い程の差別を行っていたわけです。法律で禁止していたわけですよ。実際には、自然の摂理に反する性交渉の規制という建付けで、同性愛に適用される事は稀という事になっているようですが、宗教的な背景を受け、強く支持をされていたそうです。
それ故の事件は少なくなく、米国の役所なのでは、同性愛者否かのアンケートを取り、同性愛者を解雇するという事もあったそうです。

ですから、人を人として処断する範囲であれば安易に「差別」という言葉を用いるべきではなく、別の言葉に置き替え、事実を事実として認識していかなければ、その対処を誤まってしまうという事になるのではありませんかね?
黒人差別と女性差別、同じ「差別」という言葉を使っていますが、問題が全く異なるわけです。
また、差別と憎悪(ヘイト)を同列で使用する例も散見出来ますが、これも明確な誤りなんですよ。差別意識と憎悪意識は根が異なるわけで、根が異なるものを同じ尺度で語れるわけがないんですから。

今行われている米国でのアジア人を対象とした行為は、差別ではなく、憎悪なんですよね。
差別的な扱いがあっても、それは差別ではなく憎悪からくる行動の一種なわけです。
ですから、アジア人への差別を止めてくださいという訴えは、相手に何も響かないんですよ。憎悪の原因を取り除くあるいは、緩和させる話をしなければ、この問題は解決しないと思いますよ。

半島のアイドルが見当違いの訴えをし、それに乗っかる人がいるから、見るべきことが見えなくなってしまう人もいるのかも知れません。






■アジア系65歳女性、突然蹴られ重傷 NY、目撃者に「処分」
(朝日新聞デジタル - 03月31日 06:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6466720

 米ニューヨーク(NY)で65歳のアジア系女性がヘイトクライム(憎悪犯罪)とみられる被害にあい、衝撃が広がっている。米国でアジア系市民へのヘイトクライムが問題となる中、女性が激しく蹴られる映像が拡散した。市警は容疑者の男について、情報提供を呼びかけている。


 3月29日昼、NY市中心部のマンション前で事件は起きた。二つ隣は私立中学校で、道路を挟んで向かいには子ども向けの公園がある。複数の付近住民によると、治安が悪いわけではなく、アジア系も多く暮らすエリアという。


 市警が公開した25秒の映像には、歩く女性の姿が映る。前方から来た男が突然、女性の胸付近を蹴り、女性が倒れ込むと、さらに3回、上から踏みつけるように蹴って去っていく。女性は重傷を負って病院に運ばれたが、容体は安定しているという。


 マンション内には管理会社のスタッフら3人がいたが、女性を助けることはなく、開いていた入り口の扉を閉めた。管理会社はインスタグラムで「アジア系米国人コミュニティーに対するいかなる差別も非難する」とし、スタッフの停職処分を発表した。


 市警によると、男は女性に向けて「反アジア系の発言」を浴びせ、市警のヘイトクライム班が捜査中という。NY州のクオモ知事は州警察のヘイトクライム班に対し、市警を支援するよう指示したと発表した。


 現場のすぐ近くに住む中国系男性(27)は、「最近はただ街中を歩くだけで不安になる。パンデミックの前まで恐怖を感じたことはなかったが、私も含めてアジア系が大なり小なりの差別を受けることが明らかに増えた」と語った。


 NYでは昨年3月に新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、アジア系へのヘイトクライムが急増。2019年は3件だったが、20年は28件に上った。


 今年は3月25日時点で、暴行を伴う反アジア系ヘイトクライムをすでに12件確認。昨年同期は0件だった。市警は昨年8月、専門の捜査班を組織し、現在は覆面捜査官の投入も含めてさらに捜査班を強化している。(ニューヨーク=藤原学思)
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