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2021年03月30日20:32

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実家が燃えたときの話。

30年程前でしょうかね、私が実家を離れて数年後、実家が火事で焼けました。
幸い怪我人もなく、隣近所にはご迷惑をお掛けしましたが、火災保険の範疇で収まりました。
当時私は千葉に住んでいたのですが、連絡を受け、父親を見舞いに行った時の話です。

父親が言うには、現場検証時の関係者との会話ですが、

消:火災の原因に心当たりはありますか?
父:2階の電気ストーブのコード周辺から煙が出ていていました。
消:ご家族に、煙草を吸われる方は?
父:息子が吸いますが、半年ほど戻ってきていません。
消:なら、煙草の火の不始末ですね。
父:????いや、半年戻ってきていないんですよ?
消:いや、統計的には不審火は煙草の火の不始末が多いんですよ。
父:ですから、半年以上帰ってきていないと言っているでしょう。
消:では、寝たばこの火が、布団に移る事もあります。綿の場合、中でくすぶって、だいぶ時間がたってから発火する事もあります。
父:さっきも言ったように、電気ストーブのコードから煙が出ていたと言っているでしょ?そもそも息子の部屋は、焼け残ったこっちの部屋ですよ。
消:そうですか。では、原因不明としておきます。

父曰く、帰って来てなくて良かったなwww
お前が犯人にされる所だったwww

との事。

あれだけの山火事で、良く煙草と推定できるところまで調査ができたものだと感心してしまいます。
日本の調査能力は、世界一ですね。





■足利の山火事、たばこが原因と推定 被害額3200万円
(朝日新聞デジタル - 03月30日 18:49)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6466291

 栃木県足利市で2月下旬に発生し、鎮火まで23日間かかった山火事の原因について、同市は30日、「たばこの不始末と推定される」と発表した。被害額は約3200万円に上ることも判明した。


 足利市消防本部予防課の調査で、出火場所付近で数本のたばこの吸い殻が見付かったという。被害面積は約106ヘクタールとしていたが、栃木県環境森林部の現地調査の結果、約167ヘクタールに拡大した。延焼区域の森林はすべて民有林で、アカマツを含む広葉樹林が90%、スギ、ヒノキ林が10%。県は市や森林所有者の意向を踏まえ復旧を支援するという。(根岸敦生)
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