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2020年09月28日20:42

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難しいところなのでは?

え@@;

と思わず声が出たのは、田宮二郎以来だったでしょうか。
その間、多くの芸能人の方が自殺されておりましたが、自殺したんだという感想以上のものは持ちませんでした。
この方は、特段ファンという事も無く、ですが、コンスタントに画面で見かける方で、私的には、自殺をするような印象を持っていなかったんですよね。
ですから思わず声が出てしまったんだと思います。
かといって、他の方々が自殺しそうだと思っていたかと問われれば、そんな事を思っていたわけではないんですけどね。

その差は何?と問われても答えを持ち合わせていないのですが、強いているなら、先日、今更ながらに「ストロベリーナイト」を読んだからなのかも知れません。

自殺の報道についての賛否が書かれていますが、ご遺族の方の心情を横において話をしますが、私は、少なくともこの方の自殺の事実を知れて良かったと思っています。
ですが、事実を知られれば良いだけで、ご遺族の方々の心情とか、近しい方々の心境とかは別に興味はありませんし、知る必要はないと思っています。
そんなのは、悲しいに決まっているわけで、分かり切ったことを見聞きする必要は無いわけです。ですから、そのような情報は必要としませんから見なければ良いだけなんですけどね。


ですが、どのような方法で?とは思うわけです。
家族が居て、恐らく、生まれたての子供と一緒にいて、なぜ?どんな手段で??と。

伏せられた情報を知りたいと思うのが下衆だと言われればそれまでですが、伏せられると、余計に知りたくなるものなんですよね。

WHOのガイドラインでは、やるべき事ではない事として、文中では下記が紹介されています。

「自殺の手段、現場や場所について、詳しく伝えないこと」
「センセーショナルな見出しを使わないこと」

後者は、問題があるとは思います。
ですから、ガイドラインを設け、一定の規制をかけるのは理解できます。
後追い自殺が仮になるのであれば、恐らく原因の一旦は、センセーショナルな見出しだと思いますよ。
また、ご遺族の方々に辛い思いをさせるだけだと思うんですよね。

ですが、前者は本当にそうなの?と思ってしまうわけです。
何処までと言う問題はむろんあるわけですが、気になると、今はネットで検索出来てしまうわけです。
その時に、憶測ばかりのサイトに行き当たると、そちらの方が問題が大きい気がしてしまいます。

東京中日スポーツがどの程度信憑性のあるメディアかは知りませんが、寝室のクローゼットの中と報じていました。
であれば、首つりだなと推測はつきます。

で、自殺の記事に、相談窓口の連絡先を書くことについて弁護士が、誠実そうに見て不誠実と言っているわけです。
そもそもマスメディアの記事が誠実なのか?という話ですよ。
私は、どちらかと言えば、不誠実なんですよね。
その不誠実なマスメディアが、形だけとはいえ、自殺幇助にならないように連絡先を書いているのは、誠実とか不誠実という話では無いわけです。
言ってしまえば、東尋坊の立て看板と同じなんだと思うんですよ。

センセーショナルな見出しの線引きは難しいと言っちゃっていますが、簡単でしょ?

人によって解釈が異なるから難しいと言っているのだと思いますが、事実を淡々と記載した見出し以外、読ませる事を目的とし、形容詞を羅列した見出しは、すべからくセンセーショナルな見出しなんですよ。

さて、クローゼットの中で発見と書かれた記事を読んだのですが、恐らく縊死であろうと推測をしたわけですが、誉田哲也を読んでいたのなら、果たして縊死を選ぶだろうか?という疑問が出てくるわけです。
ストロベリーナイトは脚本だけ読んで、小説は読まなかったのだろうか?と。あるいは、他のシリーズや誉田哲也の他の作品を読まなかったのだろうか。と思ってしまうわけです。

恐らく、私が死因を知りたいと思ったのは、自宅で自殺となると睡眠薬か縊死を想像してしまい、縊死は無いだろうと漠然と思ったからなんだと思います。

誉田哲也の小説では、自殺者は綺麗に書かれていないんですよね。
特に縊死については、かなりグロい表現が多いんです。
発見したのが夫だったそうですが、場合によっては14歳の長男であった可能性もあるわけですよ。
ましてや、綺麗系の女優ですよ?
そのような姿を人目にさらすような死に方を選択するかな。と思うわけです。
ですが、そんな事を気にならないくらい、精神的に来ているものがあったんだという事なのでしょうね。

WHOはキリスト教圏の方々が多いと認識しており、そういう方々が中心の組織だと認識しているわけですが、自殺は、キリスト教において、禁忌の一つなんですよね。
ですから、東尋坊の立て看板であっても、自殺する前に、連絡して!と書かれていれば、宗教的な禁忌から、思いとどまり連絡をする事も十分考えられるわけです。
キリスト教圏では、今は知りませんが昔は、自殺者は、墓地にも受けて貰えなかったんだそうですよ。
命は神様から授かったものなので、それを自らの意志で絶つのは、神に背く行いで、悪魔の所業だからなんだそうです。
ですから、連絡先が書かれているだけで踏みとどまれる人も居るんですよ。

ですが、日本の場合、言葉はよろしくないですが、自殺を美化する文化があったりするわけです。
特に、「覚悟の上の自殺」という表現が最悪の表現なのでは?と思うんですよ。
覚悟があろうが発作的であろうが、自殺は自殺で、肯定されるべきではないわけですが、自殺をされた方がいらっしゃると、よくよくの事情があったのだろうと、善意に解釈してしまい、死者に鞭打つ行為こそ禁忌とする日本の文化があだとなり、美化する方向に向かってしまうんですよね。

芸能人の自殺による後追いは、むしろ、この影響が強いのではありませんかね?
その死を美化されてしまった結果、その存在を何某かの拠り所にしていた人が、自分も美化されようと後を追ってしまうのでは?

一般の方は別にして、芸能人の方々の自殺については、逆に、もっと細かい描写をしても良いのかも知れませんよ。

縊死がどういう状態になるのか。
睡眠薬で自殺するとどういう状態になって発見されるのか。
飛び降り自殺をすると、どのような状態になるか。
散弾銃をのど元にあて、引き金を引くとどういう死体になるのか。

少なくとも、同じ方法で後を追おうとは思わないと思いますよ。
ですが、ご遺族の方がいらっしゃる以上、その方々は一般の方々である以上、そこまで出来るわけ無いんですよね。
家族を亡くしてしまった以上の苦しみを生涯引っ張る可能性だってあるわけですからね。

いずれにしても、自殺の報道の巻末にスペースを割いて、カウンセラーの番号を載せる必要はないと思いますよ。
日本人の死生観では、それで自殺を思いとどまるものではないと思うんですよね。
むしろ、それが書かれる事で、イタズラ電話をする輩が出てきてしまい、本当に必要としている人の声を救い上げる事が出来なくなってしまうような気がしますよ。




■竹内結子さん死去報道「いのちの電話を添え物的に載せるだけでいいの?」遺族支援の弁護士が疑問視
(弁護士ドットコム - 09月28日 16:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=6248130

女優の竹内結子さんが亡くなったというニュースが9月27日に報じられました。自死とされています。著名な芸能人の自死が相次いだことで、テレビ、新聞、ネットのニュースのどれを見ても、「自死」を見聞きしてしまう機会が増えています。


【関連記事:「パスタ2品だけ注文」の客にレストランが怒りのツイート、客に問題はあった?】



自死報道について、WHOのガイドラインに従い、記事末尾に「いのちの相談」などの連絡先を掲載する媒体が出てきました。



しかし、それだけでよいのでしょうか。自死遺族支援弁護団の甲斐田沙織弁護士は「誠実そうに見える報道が不誠実なこともある」といいます。



●自死報道を繰り返すメディア

竹内さんのニュースは9月28日の朝の情報番組でも軒並み報じられ、今(9月28日午前11時30分)でもヤフーニュースのアクセスランキングは、ほとんど竹内さん関連の記事で埋め尽くされています。



このように過熱しやすい報道において、メディアを牽制するような動きもあります。



厚労省は竹内さんの件が報じられたのと同じ9月27日、メディア向けリリースを出して、注意を呼びかけました。なお、俳優の藤木孝さん、女優の芦名星さんが同月に亡くなったときも同様の対応がなされています。



センセーショナルな自死の報道によって、「後追い」のリスクが高まることを懸念し、そのうえで、「自殺報道ガイドライン」(WHOによる『自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識 2017年版』)にもとづく、報道のありかたを示しています。



ガイドラインが例示するのは、自死関連報道において、メディアが「やるべきでないこと」「やるべきこと」です。以下に一部を紹介します。



・やるべきでないこと 「自殺の手段、現場や場所について、詳しく伝えないこと」「センセーショナルな見出しを使わないこと」



・やるべきこと 「支援策や相談先について、正しい情報を提供すること」 「日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道すること」 「自殺と自殺対策についての正しい情報を報道すること」



報道の方針は各媒体の自由で、ガイドラインの遵守の状況は、項目ごとに異なるようです。



たとえば、「女優・竹内結子さん死去…所属事務所『驚きと悲しみで呆然』」と題した読売新聞オンラインの記事(2020年9月27日付)では、「こころの健康相談統一ダイヤル」の連絡先を紹介しながらも、記事中では手段や自死したとされる場所を示しています。



また、「センセーショナルな見出し」の線引きは難しいですが、記事末尾に「日本いのちの電話連盟」の連絡先を示しつつ、自死したとされる場所を記載し、「芸能界に広がる自殺症候群」とタイトルを打った記事もありました。



スポーツ新聞でも、「竹内結子さん自殺か 芸能界死の連鎖のなぜ」(2020年9月29日付、東京スポーツ)など、1面で大々的に扱っています。ちなみに、東京スポーツでは、1面に相談ダイヤルの案内も載せていますし、2面ではガイドラインのことも触れてはいます。



●プリキュアを見て知った自死の速報

自死遺族支援弁護団の甲斐田弁護士が竹内さんのニュースを知ったのは、27日早朝でした。



「小学校低学年の娘と一緒にプリキュアを見ていたとき、テロップに速報が流れて、竹内さんの件を知り、驚きました。『自殺とみられる』と書かれてあって、内容まで出すのか」と二度驚き、「子どもがまだ漢字が読めなくてよかった」と感じたといいます。



「公開したくないと考えるご遺族もいらっしゃるでしょうに、誰が決めてテレビ速報を出しているのでしょう。80年代にアイドルの岡田有希子さんが亡くなられて、後追いが起こりました。それからやっと、こうして報道のガイドラインなどが知られ、整備されるようになり、以前よりも自死の報道は抑制的になりましたが、それでも不十分です」



では、メディアはどのような報道を目指すべきなのでしょうか。



甲斐田弁護士は上述したガイドラインの「やるべき」「やるべきでない」の徹底を第一にあげます。



「自死の理由は複合的です。これが理由だと決め打ちするような短絡的な報道を避けてほしい。無遠慮に詳細に報じ、末尾に相談窓口の電話番号だけ載せておけばいい、というやり方が誠実か。誠実に見えて、不誠実であることもあると思います。



いのちの電話も一生懸命に頑張っていますが、マンパワー不足で10回連絡してもつながりにくいこともあるとききます。記事で紹介されることで、余計につながりにくくなっていることでしょう。



相談先は、悩んでいるかたにとって文字通りの命綱です。命綱を掴みたい人が掴めるようにしなければいけません。しかし相談機関や、自死遺族支援の団体には、政府からの予算は不十分です」



●いのちの電話を「報道の免罪符」にするべきではない

報道機関の誠実さとはなんでしょうか。



「そうですね。社会には責任があると思います。悩んでいるかたから相談されて、受け止めて、助けてもらえる機関につながる体制を作る責任です。その責任を果たせるよう助けるのがメディアに求められる姿勢ではないでしょうか。



重ねて言いますが、いのちの電話の連絡先を記事文末に添え物のように記せばいいものではありません」




【取材協力弁護士】
甲斐田 沙織(かいだ・さおり)弁護士
自死遺族支援弁護団所属、神奈川県弁護士会所属、日本労働弁護団常任幹事。
事務所名:古淵法律事務所
事務所URL:http://www.kobuchi-law.jp/


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