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2020年09月17日10:56

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その昔、総務部長に言われた話。

効率化を考える際に、「自分の効率化は一番最後に考えろ」と指導された記憶があります。
理由は、自分の効率化を最初に考えると、他の人に振るだけで効率化が図れるのは自分だけになってしまうからというもの。
まず、一番忙しそうな人の効率化を考え、最後に自分の効率化を考えると、その過程で、全体の効率化が図れているそうです。

多分、冗談で言ったのだと思うのですが、各省毎に就任会見を行えばどうなるかなんて、考えるまでも無いわけですよね。
各省に記者を集めて就任会見を行えば、それぞれの省に記者を向かわせなければならなくなります。
大手のメディアであれば、人員に余裕があるのでしょうから、対応も可能でしょが、弱小のメディアだった場合、選ばなければならなくなる可能性もあるわけです。
今の就任会見のスタイルよりも、国民に伝わる情報が減少してしまう事になるわけですよね。
それは、政府としては不利に働くわけで、国民の知る権利を阻害する要因にもなるわけです。

今の、一堂に集め、順次行う事は、そこにいる人にとっては効率が悪くても、参加する全てのメディアに対して、平等で公平な情報開示の方法なわけです。

全ての前例が悪いわけではなく、それぞれに意味があるわけですよね。
ですが、このような短絡的な考え方、自分に不利益な前例を批判する姿勢で臨めば、それは改善ではなく改悪になってしまうのではありませんかね?

総務部長の考え方に沿うのであれば、まずは、国民に不利益となる前例の洗い出しと、無駄な前例の撤廃。次に、企業、最後に政治家なのではりませんかね?
まずは、自分にとって不利益になる前例の批判から入れば、自分が楽になればそこで終わってしまうのではないのでしょうか。

と、この方の発言を聞き、昔聞いた総務部長の言葉を思い出したい次第です。




■河野行革相、未明の就任会見慣例を批判「やめたらいい」
(朝日新聞デジタル - 09月17日 02:34)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6234958

 河野太郎・行政改革担当相は17日未明、首相官邸で就任会見を行った。河野氏は、新内閣が発足した際、各閣僚が深夜に及ぶまで順番に首相官邸で会見を行う慣例を批判。「この会見も各省に大臣が散って行えば、もういまごろみんな終わって寝ている。さっさとやめたらいい」と述べ、会見のあり方を「前例主義」とみて疑問を呈した。


 組閣のあった16日は、菅義偉首相が午後9時に初の会見を開いた。その後、初閣議が開かれ、加藤勝信官房長官の会見が始まったのは午後10時50分ごろ。これを皮切りに、菅内閣で就任した閣僚20人が順番に会見した。


 河野氏の出番は15番目で、会見が始まったのは翌17日午前1時ごろだった。河野氏はこの形式について「前例主義、既得権、権威主義の最たるものだ」と切って捨てた。


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朝日新聞デジタル

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