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2020年05月27日10:37

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胸糞悪い話をしますので、読まなくて構いません。

関係者の方には申し訳ない話になります。起きた事は、気の毒だと思いますが、自殺の原因は病名が付いた事なのでは?
病名が無ければ、明るく陽気で、スポーツ万能で勉強ができるけど、何処か抜けてて面倒な人。というポジションでいられたのでは?
苦しんだのは、他と違う所があるからと、病院に連れて行った結果なのでは?

個性の時代と個性をもてはやす一方で、個性的な血縁者を異常だと思ったわけでしょ?
個性を多と異なる優れた所と勘違いした、あるいはさせられた結果、マイナス面の個性を欠点としかとらえなかったわけですよね。或いは、そう思わされていたわけですよね。

病院に行かず、病名が付けられなければ、元気な厄介者で済んだのでは?

病気だと知れば、極普通の感覚として、距離を置きたがると思うんですよ。
教師の立場としても、病気は専門家の領域でしょうからね。
仮に、そのこの病気を理解したとしても、今度は指導できなくなるわけですよね。
自分の一言が病気の状態を左右してしまうとすれば、躊躇してしまい、数十人を扱う立場からすれば、正直な所、居ない方が助かると思うのでは?
逆に、病気だと知らなければ、単に厄介で面倒な子供として、扱えば済む話だったんだと思うんですよね。

落ち着きのない子、細かい所に拘りを持つ子、空気を読めない子、人との関りが苦手な子、左利き等は、全部個性ですよ?
個性を生かすというのは、それを受け入れるという事で、親の意に沿わない個性を矯正する事で、子供に無用な苦労を強いる事で、子供の自主性を阻害するのはやめましょうと言うのが、個性を重視する考え方の根幹ですよね。
ですが、社会性を損なう行動は個性とは言わないので、そこは教育しましょうよ。と言うのが、基本スタンスだったのでは?

この子のように、苦しんでいる人を助けたいと思うのであれば、子供の個性を尊重し、他と違うからと病院に連れていくのは止めましょうと訴える話なのではないのでしょうか。

無論、医師のお世話にならなければならない子供がいる事は否定しません。
そういう子は、医師の指導を受けることで生きやすくなるんだと思いますよ。
ですが、文中の子は、大人から見れば厄介な所があっても、同世代には受け入れられていたわけですよね。
この子を自殺に追い込んだのは、病名ですよ。
病名さえ付かなければ、それなりに苦労はすると思いますが、社会で生きていくことができたのでは?

病名は怖いんですよ。
その行動に名前が付くと、途端に免罪符になってしまうんですよ。
熱っぽくて、咳が出る程度でも、インフルエンザと名前が付いた途端、隔離されるべき人になってしまうんです。
当人も自分の症状に関わらず、隔離を受け入れ、周囲もそれが当然と認識するんですよ。
インフルエンザは感染症で人にうつすので、当然と言えば当然の話ですが、精神的な疾患は、感染するのでしょうかね?
感染はしないまでも、少なからず影響を与える事は否めませんよね。
病名が付けば、なら専門家の領域と、距離を置くのは普通の感覚なのでは?

当人が幾ら問題ないと言っても、病名が付いてしまえば、普通の人じゃなくなるんですよ。
一方では、病気だからという言い訳を使い、もう一方では、問題ないから普通に接してと願い出る、或いは、問題ない病気だから、ここだけ気を使ってと周囲に負担を強いるわけです。
病気じゃなければ、周囲は文句を言う事で、受け入れる場を作れますが、病気由来の行動なら、行動そのもの受け入れなくてはならず文句すら言えない状況になるわけですよ。

親の務めとするならば、厄介な部分を社会に受け入れさせるのではなく、どうやって社会と折り合いをつけるか子供と一緒に考え、社会と折り合いをつけていくべき話なのではないでしょうか。

私の姉は、かなりトロく学校から彼是言われていたようですが、母親は頑として受け入れず、一般の中学、高校と進み専門学校卒ですが、今は介護の仕事をしています。
人との接し方に難があり、それなりに苦労はしているようですが、折り合いを付けて生きています。
もし母親が学校の言われるまま、或いは、周囲の人の言われるまま病院で診察を受け病名が付いていたら、恐らく今の姉は居ないと思っています。
私の姉は、色んな所が色々と残念な普通の人ですよ。

その病名、必要ですか?と、昨今の個性を否定する精神疾患の数々について疑問に思っています。
普通の枠って、もっと広いと思うんですよね。
自力で食えれば普通の人なんですよ。
支援が必要なのは、自力で食えない人達で、そういう人達を初めて、普通の人より劣っていると言うんだと思うんですよね。
親が気にすべきは、その子の性質で、将来食うに困るだろうなと思う部分だけで良いのでは?
そこから先は、世の中に出て弊害になるであろう部分の世の中との折り合いの付け方を教える=躾けだけで十分だと思いますよ。
五体満足に生まれて、元気で健康的に生きているのに、ちょっと枠から外れているからと、病名を付けられ、その挙句、周りから疎んじられたら、死ぬしかないでしょ?

そういう話なのではないでしょうかね。




■発達障害、命を絶った息子
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6096763

 2016年に発達障害の息子(17)が自ら命を絶ったことについて、長野県内に住む50代の母親が手記「『17歳で逝った息子』とその母が伝えたいこと」をまとめた。27日発売の「2020長野の子ども白書」に4ページにわたり掲載。母親は「いろんな葛藤があったが、息子のように苦しんでいる人を助けたいという気持ちで手記を書いた」と語った。【坂根真理】


 「息子は高校では優しくていい先生に恵まれ、部活でもキャプテンとして活躍し、友人もたくさんいて充実していたと思っていたし、亡くなるとはまったく思っていませんでした」。母親は沈痛な面持ちで語った。


 今も「息子はなぜ自死したのか」と自問自答を繰り返す日々が続いている。若者の自死をテーマにした勉強会や講演会に行って理由を探ってきたが、真相は分からないままだ。ただ、一部の大人が息子の発達障害の特性を理解しようとせず、人間性そのものを否定するかのような言動を積み重ねてきたことが、結果的に自死を招く要因の一つとなったのではないかと考える。


成績優秀、スポーツ万能、でも気持ちの切り替えが苦手 診断は…


 生まれた時から元気いっぱいの男の子だった。お笑いが大好きな人気者で、Jリーガーになることを夢見ていた。だが、幼少期から「じっとできない。空気が読めない。忘れ物が多い」と言われ続けた。小学校の担任から苦情を言われることもあり「先生に倉庫に閉じ込められた」と漏らしたこともあった。


 成績は優秀で、スポーツは万能。母親は「勉強は教えなくてもスラスラできるから周りに不思議がられた。その一方で、普通なら分かることが分からず、よく怒られてました」と振り返る。気持ちの切り替えが苦手で、図工の時間が終わってもひまわりの種を1個ずつ描き続け、次の授業に支障が出たことも。


 「みんなが俺に注意してくるけど何でか分からない」。しょっちゅう先生に叱られるあまり、口数が極端に減り、小4から不登校となった。医師に相談したところ、「広汎(こうはん)性発達障害」と診断され、こだわりが強いことなどの原因が障害の特性であることが分かった。障害への合理的配慮を求めて診断書を担任に提出。「叱責よりも支援が必要だ」と訴えたが、特に学校は何もしなかったという。


担任から「何で急に来たのか」


 学校に行きたくても行けなくなり、自分を責めるように。だが、小6になって「友達に会いたい」との思いが強まり、勇気を出して登校したところ、当時の担任から煙たがられた。「後で給食費は請求しますが、何で急に来たのですか」と自宅に電話がかかってきた時のことは、今でも鮮明に覚えている。


 息子が命を絶ったのは高2の時。残された遺書には「未来に希望が持てなくなった」とあった。息子が亡くなった後には、「いじめられた時に助けてくれた」「一緒にそばにいてくれた」と、多くの子が弔いに来たことが、心の支えとなっている。人一倍正義感が強く、いじめや孤立している子には寄り添い続けた。思いやりが深く、いつも人の役に立ちたいと願っていたという。多くの友人から慕われていたが、高校の卒業アルバムに息子の名前や写真が掲載されることはなかった。


友達もたくさん、夢もあったのに


 「あなたはそのままでかけがえのない存在だよ」。そんな言葉のシャワーを浴びて育っていれば、自死を選択しなかったのではないか――。生きにくい世の中を懸命に生きていた息子が、命を絶つことを選択した意味を今も自身に深く問いかけ続ける。


 「自死した子は心が弱いとか、友達にいじめられたというイメージがあるけど、息子はそうではない。心は決して弱くないし、友達もたくさんいて、居場所も夢もあった。そんな息子が自死に追い込まれたことや、一生懸命に生きていたことを知ってもらいたい」


 長野の子ども白書は、12年から毎年5月に刊行されている。1900円(送料370円)。サイト(https://naganonokodomo.jimdofree.com/)から注文できる。問い合わせは事務局(026・244・7207)。


手記「『17歳で逝った息子』とその母が伝えたいこと」(抜粋)


「少しの欠点ばかり指摘、でもそれは障害の特性」


 小4〜6年までの担任は、40代の強い指導をする男性で、「もう学校へ来るな!」などの暴言を吐くような人でした。息子は周りの空気が読めず、遊んでいると不意にみんなから注意されるようなことがあってもわけがわからず、とても困っていました。


 担任に伝えても、見た目が普通で勉強はできる息子の態度がわがまま、怠けと誤解されていたと思います。また先生の叱責すべてが自分の事だと感じて、恐怖からいつも緊張して目の下にクマを作り体にヘルペスができても頑張って登校していました。


 やがて息子は追い詰められたように「自分でも何でかわからない」と休みがちになり、小4で不登校になりました。息子は突然フラッシュバックに襲われ、何かにおびえるように頭を抱えました。


 ある日、息子は友だちに会いたくて突然学校へ行きました。ところが担任は、怒ったように家に電話をしてきました。「後で給食費は請求しますが、何で急に来たのですか」という声からは、息子にも迷惑そうな対応をした様子が伝わってきました。ああ、必死に学校へ行き友だちに会えたのに、「よく来たな。元気だったか」と迎えてくれるのでもなく、喜ぶでもなく、学校は給食費が大切なんだと感じました。


 息子はいつも人を助け、励まし、笑わせて皆を幸せにし皆に愛されていました。頭の回転が速く、多趣味、手先が器用で折り紙が得意。穏やかで平和主義、純粋でまったく差別や偏見がなく、自分より人を大切にする思いやりの深い子でした。


 学校では教師から少しの欠点ばかりを指摘され、私もつい欠点に目がいきました。それは障害の特性によるもので、まったく悪気はなかったのです。皆が忘れられないあの明るい笑顔をなぜ失ってしまったのでしょう。


 生きにくい世の中を、人の何倍も一生懸命生きようとした男の子が、命をかけて教えてくれたことを心の隅にでも覚えていてほしいです。


 ◆相談窓口


児童相談所全国共通ダイヤル


 189=年中無休、24時間


24時間子供SOSダイヤル


 0120-0-78310(なやみ言おう)=年中無休、24時間


チャイルドライン


 0120-99-7777=月〜土曜日の午後4〜9時(18歳まで)


子どもの人権110番


 0120-007-110=平日午前8時半〜午後5時15分


毎日新聞

<発達障害のリアル 「5つの誤解」と「生きづらさ」の正体>
<「世界に風穴を開けるのは発達障害」 自身もアスペルガーのカウンセラー「グレタ現象」を語る>
<異色対談:漫画家、沖田×華と松田望 私の発達障害と人生>
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