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2020年02月25日21:41

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「しない」と「できない」

それが選択肢の一つであるから「しない」
それがして当然の事であるから「できない」

単純に日本語のお話なんですけどね?

では、結婚は、当然の事なのか、それとも選択肢の一つなのか?というだけの話なんですよ。
30年近くかけてマスコミが啓蒙し続け、ここ10年程でしょうかね、

結婚は、人生の選択肢の一つである

という言葉が市民権を得られたのは。
ですから、今40代の方々が、20代後半から30代にかけて、新しい価値観として、結婚は選択肢の一つであるという考え方に触れ、今日に至っているわけですよ。

色々とゴチャゴチャと書いていますが、そんなに難しい話ではないと思いますよ?

結婚が面倒で、色々と煩わしいのは、今も昔も変わらないわけで、ですが、それがして当然という考え方が主流だったから、皆諸々我慢しているんだろうなと、結婚して得られる喜びにのみ目を向け、マイナス面は皆と一緒と受け入れたわけですよ。
ところが、それは

選択肢の一つなんですよ?

と言われ、

え・・そうなの????

と受け入れてしまった人達が居るわけですよ。
根性が座った人ならば、選択肢として受け入れても、マイナス面を捻じ伏せ結婚に至る事もできたわけですが、選択肢である以上、選択しない自由も当然あるわけです。
自ら選択しなければ、当然の事ながら結婚なんて出来る訳も無く、選択になったが故に、選択するだけの器量が無い人が、選択すらできずに、一人ぼっちの人生を歩んでいるだけの話ですよね。

恐らく、自ら選択して「結婚しない」と言っている方々は、ボッチじゃないと思うんですよね。
選択した生き方なわけですから、それなりの目算はあるわけですよ。
ボッチでも寂しく感じない精神構造か、ボッチになんてなりようのない社交性を身に付けているか、人との関りを積極的に持ちたくないと確固たる意志があるか、そんな感じなのでは?

ところが、選択すらせずに、一人ぼっちの人生を歩んでいる人は、当然、その様な物を持ち合わせていないわけですよね。

ただ、旧来「結婚しない」という価値観を持ち合わせた人達が一定数居たわけで、そういう人達は、なぜ?どうして?という世間の声を煩わしいと思いながらも、自分の人生を歩んできたわけですよね。
ですから、別段、「結婚は選択肢の一つ」などと刷り込まなくても良かったわけですよ。
ですが、その刷り込みをしてしまった結果、明確な意思を持っていない人達が惑わされた挙句、「しない」と言わされる現状が出来上がってしまったのでは?

誰しもが自由な環境で自由な振る舞いを自由にできるわけでは無いですよね。
ある程度の制限があって、初めてその枠内で自由を堪能できたりするわけですよ。
その制限を取っ払って、

はい、結婚は選択制ですよ?自由に選択してくださぁ〜い。

などと言われて、自分の人生の一大事に対して、自由意思で、する!しない!!と選択できる日本人がどれだけいるの?と。
ぶっちゃけ、25%は選択ができずにボッチ街道を歩んでいるわけですよね。

罪な話だと思いますよ。

それが、「して当然」だからこそ、言葉は悪いですが「妥協」とか「折り合いをつける」という言葉が生きてくるわけです。
ある程度頑張って、「身の程を知る」という言葉が染みてくるんですよ。
ですが、自由となってしまっては、その「妥協」「折り合い」「身の程」の全てが自分に掛かって来ちゃうわけですよね?

そこまで考えてしまったら、余計に、自由意思での選択なんて出来ないのでは?

人は、それほど変わるものではありません。という事を前提に考えるのであれば、昭和25年当時、98.5%の婚姻率があって、その内の25%は、「して当然」というプレッシャーから相手を選んで結婚していたわけですよね?
ただ、「して当然」という環境で仕方なく結婚した方々であっても、離婚率は?と言うと、昭和25年以降、2004年の2.3%をピークに0.5%の幅でしか無いわけです。
仕方なく結婚した人が離婚をしたと仮定しても、25%に対しての最大でも2.3%ですよ?

何をもって幸せか?という問いの答えは難しい物があるのでしょうが、他人の価値観に乗って振り回されるのは、間違いなく不幸だと思いますよ。



■「結婚しない」「結婚できない」独身中年男たちがハマる“ひとりぼっち沼”の現実
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=5986247

 現在、日本の男性の生涯未婚率は23%を超えている。男性のおよそ4人に1人は、一生結婚しないということだ。「厚生労働白書」によれば、男性の生涯未婚率は2030年には27.6%、2035年には29%になると予想されている。つまり、近い将来、男性の3人に1人は結婚をせずに生涯を終えるのが当たり前になる。当然、そうなれば独身高齢男性の孤独死や介護問題などは、いまよりさらに深刻になるだろう。
 
 なぜ、男たちは結婚しないのか、あるいはできないのかという問題を、豊富なデータと当事者たちへの深掘りしたインタビューの両面から解き明かそうとしているのが『未婚中年ひとりぼっち社会』(能勢桂介、小倉敏彦/イースト・プレス)である。
 
 著者の能勢氏は移民研究、地域社会学などを専門とする社会学者、小倉氏は近代日本の恋愛文化と男性文化を研究している社会学者だ。そして、彼らが取材対象とした既婚・未婚の男性たちは、おもに60年〜80年生まれの中堅大学卒業者で、著者たちと世代的にも環境的にも共有しているものが多いため、自然とインタビューは赤裸々なものとなっている。

【あわせて読みたい】「イケメン=モテる」は大間違い! 非イケメンでもモテる禁断の恋愛テクニック

「結婚できない」「結婚しない」それぞれの理由
 男性が「結婚しない/できない理由」は、社会の変化による面と、個人の内面の問題との両側面がある。社会の変化のほうは、終身雇用制度の崩壊による収入の不安定さ、正規・非正規の格差が大きい。そして、社会構造がこのように変化したにもかかわらず、「結婚は一人前になって経済力がついてから」と考える男性はいまだに多く、その結果、女性に対して引っ込み思案になってしまう。
 
 さらに、結婚がコミュニケーション能力の優劣で決まる自由競争になったことも大きい。昔から女性と話すのが苦手という男性は一定数いた。しかし、そのような男性でも、昔なら親族や会社の上司、近所の世話焼きおばさんなどがお見合いをセッティングしてくれ、なんとなく結婚できていたのである。

 だが、社会の変質により、そういった風習が激減したため、女性とのコミュニケーションが苦手な男性も自力で結婚相手を探さなければならなくなってしまった。加えて、見合いよりも恋愛結婚を上位に見る風潮に多くの男性自身が囚われていることで、女性とのやり取りが苦手な男性でも見合い話に二の足を踏むことが少なくない。
 
 いっぽう、女性とのコミュニケーションが苦手でなく、しかも大手企業の正社員など社会的ステイタスも高く、収入が安定していても「結婚しない男」たちがいる。彼らは付き合う女性に不自由しているわけではないため、結婚相手にはつねに高い理想を求めている。それゆえ、なかなか結婚しない。そして、そうやって「自由」を満喫しているうちに、いつしか男性としての賞味期限が切れてしまい、結婚したくてもできなくなってしまうという…。

いつまでも結婚できないのは「過去の幻想」に囚われた男
 では、どうすれば男性たちの結婚は増加するのだろうか? 本書では、社会が事実婚など多様な結婚の形を認めるようになり、少しでも結婚の障壁を減らすとともに、男性個人としては「結婚は一人前になってから」「恋愛結婚至上主義」「理想の女性」などといったさまざまな「過去の幻想」を捨てることから始めるしかないとしている。
 
 本書に登場する、40歳で結婚にこぎつけたという男性のひとりは、水商売の女性に手痛い幻滅を味わい、また婚活サイトでふられまくった結果、異性と自分に関する期待値が下がり現実を味わったことで、結婚できたという。ある種の諦観と割り切りが、結婚に結びついたのだ。あるいは、これは本書では数少ない女性の事例だが、彼女は「生理的に嫌いでない」ことを最低条件にしたことで、結婚できたと語っている。

 だが、行政と民間の婚活サービスの相談員がともに、「男は若くてきれいな女を、女は年収のあるステイタスのある男を選ぶ」と全体的傾向について口をそろえて言っている以上、「旧来の結婚観」を捨てるのは容易ではないのだろう。そして、結婚はけっしてバラ色のゴールではなく、長く厳しい「異文化コミュニケーション」の始まりでもある。
 
 それでも本書は、結婚したくてもできない男性が自己を客観的に見つめようと思うときに多くの示唆を与えてくれることは確かだ。結婚したいと考えている女性にとっても、男性を理解するうえでの多くのヒントが秘められている。

 最後になるが、本書における「結婚」とは、いわゆる法律上の婚姻のことだけではなく、男女の「持続的な親密性」のことである。人生において、それが非常に大切であることは間違いない。

文=奈落一騎/バーネット

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