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2019年12月11日18:17

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自力と他力。

労働に対する考え方のギャップそのものが、批判に繋がっているのかと。

大戸屋の社長は、効率化の手本を示したわけです。
その方法は、自らが工夫して、自らが動くという労働の本来の在り方なわけですが、その方法に対して、精神論、根性論と捉えてしまう人、働く側を追い詰めると解釈してしまう人達がいるわけです。

>>「さつまいもを揚げている間に豚汁を終わらせる」など、山本社長は極限まで作業を効率化する指示を出し、

これって、当たり前の事だと思うんですけどね。
さつまいもを揚げている間、今まで何をしていたのでしょう。
揚るさつまいもを眺めていたのでしょうか。
その結果、不足する人手を単発のバイトに頼り、1から説明しなくてはならない事すら気が付かず、結果80時間の時間外が発生。

こういう店長を即時首にしないだけでも恩情のある会社だと思うんですよね。

コストを掛けて、作業時間を圧縮しても、そこで生まれる対価は、作業圧縮のコストに消えてしまうんですよね。
それを自力で解消する方法を取れば、浮いた費用は割合は別にしても還元されて然るべき何ですよ。
だから、

>>頑張ったら給料が減ったという仕組みには絶対ならない。

と言っているわけです。
これが理解できないのであれば、終わっているとしか言いようが無いですよね。
そんなに世の中はブラックなのですか?

当人が一生懸命頑張っていても、その努力の方向が間違っていたら何の評価も得られないんですよ。

この大戸屋の例が、良い例なのかと。
店長は頑張ったと思いますよ?
ですが、それは自分的に頑張っているだけで、何の成果も出せていないわけですよね。
所が、やり方を工夫したら、労働量が増えますが、短時間で作業が終わったわけです。
この作業が大変なのか、片手間で終わらせられるのかは、正に能力の問題なんですよね。
片手間で終わらせられる能力がある人なら、更に、そこに何かの作業を入れられるわけです。
その結果、人が減らせられるのであれば、更にコストセーブが出来、その費用が、対価となって帰ってくるわけですよ。
反対に、その時点でいっぱいっぱいだった場合、能力のある人と比べれば、セーブできるコストに差が生じるわけで、その差は、そのまま対価として反映されて然るべきですよね?

兎角問題の解決に外部に頼りがちな昨今の風潮ですが、そこに対して、ある種の正解を示した大戸屋の社長は、賛辞を受けても良いはずなんですけどね。
もしこれがブラック企業と呼ばれるのであれば、日本の産業は終わってしまうと思いますけどね。

>>残業代がなくなると生活費が回らない

この発想が、本当の意味での効率化にブレーキを掛けていたのではないのでしょうか?
残業が減って業績が維持されるのであれば、何らかの形で還元されるはずですよね。
でなければ、そういった能力のある人が会社を去ってしまいますから。
会社からしても、残業が少なく売り上げを上げられる人材は、会社に残ってもらうための努力は惜しみませんよ。

>>怖いよ…作業の時短強要は気持ちを追い詰める結果になりやすい

こういう発想の人は、恐らく、会社から引き留められることは無いと思いますよ。
工夫する事無く、考えることなく、ただ労力に対して自分の今の実力を置き換え、出来ない理由を探すだけの人なのですから。
必要とされているのは、出された課題に対して、どの様に取り組むのか?という考えを持っている人なんですよ。

自分がやっている風に装い、その実他力本願であるにも関わらず、その自覚すらない。

そりゃ、冷遇されますよね。



■【ガイアの夜明け】「大戸屋」特集で社長の説教シーンが放送され「密着に見せかけた告発回」と話題に
(キャリコネ - 12月11日 17:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5898154

『ガイアの夜明け』(テレビ東京 12月10日放送回)が、定食チェーン「大戸屋」に密着し、ネット上で話題となった。残業時間の削減に取り組む様子を紹介したが、「密着に見せかけた告発回」「むしろブラックイメージを植え付けた」といった感想が相次いだ。

大戸屋の山本匡哉社長は全国の店長が集まる「店主会」で、100時間近くに及ぶ残業時間をとがめ、

「(残業削減に)本気になってる?いや目が死んでるんだけど」

などと店長ひとり一人を問い詰めていた。飲食業は人手不足を店長が補うことが多く、長時間残業が常態化。今年4月から始まった大企業の残業規制で残業時間は原則45時間以内に規制され、業界では大きな課題となっている。(文:okei)

「空回りなんだって努力が。このままじゃお店なくなるよ?」と詰められる店主
番組で紹介されたのは東京都内の3店舗で、40代の店長たち。1人目は仕事が好きでむしろ残業したいモーレツ店主。2人目の店長はマンションのローンと私立に通う子ども2人の学費を抱え、「残業代がなくなると生活費が回らない」と心配する。

ツイッターで特に注目を集めたのが3人目の43歳の店長だ。もともと「残業で自分が倒れては意味がない」という残業否定派で、人手不足は単発バイトを雇えるサービス「タイミー」を利用し解消できると考えていた。ところが、単発バイトは店長が1から毎回同じことを教えなくてはならず、却って余計な仕事やコストが増えてしまうという落とし穴があった。

その結果、残業が80時間を超えてしまい、山本社長に呼び出され説教されるはめに。

「店に活気があると自信持てる?」
「空回りなんだって努力が。このままじゃお店なくなるよ?」
「今まで頑張っていようが店主を降ろすしかないよ」

ガンガン指摘された店長は、神妙な表情で説教を聞き「それは嫌です」と決意表明していた。

そこで山本社長指揮のもと取り組んだのが、朝2時間かけていた「仕込み時間の短縮」だ。「さつまいもを揚げている間に豚汁を終わらせる」など、山本社長は極限まで作業を効率化する指示を出し、結果、半分の1時間に短縮できた。

これにネット上では、「怖いよ…作業の時短強要は気持ちを追い詰める結果になりやすい」など、心配や批判的な声が多数上がっている。正直、家庭で毎日料理をしている筆者も揚げ物をしながら急ピッチで他の作業をすることに危うさを感じた。これで残業時間が短縮できたとして、得をするのは人件費を削減できる企業のみで、労働者は疲弊し収入が減るのでは……という心配がよぎってしまう。

残業時間が削減できた、めでたしめでたしのように終わったが…
それでも様々な努力の結果、残業は削減され、山本社長は「社員たちも苦しんでいますが、それをみんなで乗り越えた時に人という部分で成長できて、企業として強くなっていける」と語った。

これに対してネット上では、バイトから叩き上げでのぼり詰めた社長が、まだ社員の熱意に甘えて精神論や根性論を説いていると捉えた人が多かった。「そうじゃないでしょ。本部主導で統一して変えないと」といった批判が続出している。

とはいえ、すべて現場まかせというわけではなく、時給アップに応えたり、店舗で切っていた肉をカット肉にしたり、支援員を派遣するなど、本部も何もしていないわけではない。店主たちは、残業削減によって本屋に立ち寄る余裕や、子どもと遊ぶ時間、犬の散歩をする時間ができるなど、それぞれ良い結果もあり、めでたしめでたしの様相で番組は終わっている。

ただ、山本社長は「頑張ったら給料が減ったという仕組みには絶対ならない。そこは安心してください」と語っていたものの、具体的にどうするか明言はなかった。確実な昇給や賞与アップなどを聞いて安心したかった、と考えたのは、筆者だけではないだろう。

キャリコネ

レオパレス21の法令違反疑い発覚、テレ東「ガイアの夜明け」取材がきっかけだった ネットは「いい仕事した」と話題に
レオパレス21がテレ東「ガイアの夜明け」に抗議 「著しく印象操作される内容」「厳重に抗議及び訂正を求める」
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