その話が中途半端になているから、おかしな方向に話が向かっているように思えますけどね。
体罰による子育ての対極が、褒めて育てるという事になるのですが、結論から言うと、褒めて育てた結果に、弊害ありという話になっているようです。
そもそもの「誉めて育てる」を甘やかすと取り違えた人達がいて、また、褒めるのではなく、期待している事を伝えて育てるというのが正解だったのが、言葉の取り違えでおかしな話になったようです。
で、褒めて育てる論の方々が何て言っているかを調べると、既に誉めて育てるは間違っていたという物ばかりで、見つかりませんww
記憶を辿る話になりますが、子供の自主性や個性を伸ばすためという話だったように記憶しています。
その際に、怒ってはダメとい事も書かれており、子供を怒る弊害も書かれていたように記憶しています。
子供を怒ってはいけない理由として、子供に恐怖心を抱かせると、伸び伸びと育たない、個性を潰す、自主性が無くなる等の話があり、欧米との比較で、大抵は、だから日本人は無個性だという締めくくりで終わっていました。
では?
という話になるわけですが、子供の命に代えられるものは無いわけで、無個性に育とうが、自主性が不足しようが、死んでしまったわ終わりなわけです。
子供の飛び出しが常態化しているのであれば、叩こうが何をしようが止めさせるのは親の務めだと思うんですよね。
今回の法で、その結果親が拘束される可能性が出てくるわけですが、捕まるのが嫌だから、子供の飛び出しを止めさせられなかったという話になるのであれば、本末転倒だと思うんですよ。
叩かれて育った子供は、人を叩くようになるという話がありますが、これは嘘ですよね。
煙草を吸うと癌になるという話し位胡散臭い話なんですよ。
人が人を暴力で制するのは、その人が暴力に曝されていたからではありませんよ?単にそういう性格で、その性格の矯正が出来なかったからそうなるだけの話です。
昭和の中頃すぎ位までに生まれた男性で、親から、教師から殴られることなく育った人の方が少数派なのでは?
その一方で取っ組み合いの喧嘩はおろか、殴った経験が皆無と言う人も少なくないのではないのでしょうかね。
体罰と粗暴な性格との間には因果関係は恐らくないんですよね。
問題の解決に暴力を頼る人は、粗暴ゆえに叩かれて育っただけで、本質的な痛みを理解するに至らなかっただけの話なんだと思いますよ。
結果ありきの推論にしか過ぎないのではないのでしょうかね?
口で言って聞かせればわかる子供も居れば、わからない子供も居るわけですよ。
それこそ、子供の個性の話だと思うんですよね。
個性重視と言いながら、何故、マイナス面の個性を見ないのでしょうかね。
マイナス面の個性は欠陥の如く捉えてしまうのですが、それ自体が間違っているんですよ。
だから、結論に至るまでに大いなる勘違いが生じ、見当違いの結論を出してしまうんです。
体罰無しでも躾が出来る子供もいれば、出来ない子供いる。
では、出来ない子供はどうするの?という話ですよ。
発達障害のレッテルを張り、可哀そうな子供として扱うのが正解なのでしょうか?
痛い思い、辛い思いをしても、悪い事は悪い、ダメな事はダメと認識し、成長する方が良いのでしょうか?
躾と称し、子供に暴力を振るう大人がいるからと言って、体罰の全てが悪となるわけではないと思うんですよ。
ネットの書き込みなどでも散見されますが、極少数の極めて残念な家庭環境の人達と、ごく一般的な家庭環境の人達を同じ土俵で語るからおかしくなるんです。
敢えて言いますが、馬鹿を基準にすると、普通の人が生き辛くなるんですよ。
親が子を思い手を上げるのは、普通の事なんです。
ただ、子供に手を上げ、骨折させる或いは死に至らしめるのは異常な事なんですよ。
これは全く違う話のはずなんです。
なぜ、同じ内容として語られるのでしょうかね。
だから、おかしな話になるんですよ。
体罰を禁じ、その結果、極普通の家のちょっと腕白な子供が、飛び出しの危険が理解できない年齢の時に飛び出した結果、車に跳ねられ死亡した場合、子供は誉めて伸ばすもの、体罰何てとんでも無い!と言っている方々は責任を取ってくれるのでしょうか。
それとも、言ってもわからない子供は、精神に障害を持った可哀そうな特別な子供として無視をするのでしょうか?
私からすれば、言って分かる子供は素晴らしい子供で、大半は、言っただけでは理解できない普通の子供だと思いますけどね。
それが必要な事であるのなら、子供の為に掴まる覚悟で叩きなさい。
という事になるのではないのでしょうか。
■「多少叩いても虐待扱いしないで!」 車道に飛び出す子どもに悩む母親 「1万回言っても無理なもんは無理」
(弁護士ドットコム - 12月11日 10:52)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=5897473
しつけと称して、子どもに暴力をふるう「虐待事件」があとをたたない中、厚生労働省がこのほど、どのような行為が体罰にあたるのかを示した「ガイドライン案」をまとめた。このガイドライン案をめぐっては、インターネット上で賛否の声があがっている。
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これまで、しつけと体罰の違いは明確にされていなかった。ある30代女性(2児の母)は「無理なものは無理」と、体罰を必要悪ととらえたうえで、子育ての苦労を漏らしている。はたして、どんな背景があったのだろうか。
●「本当は私だって叩きたくない」
子どものしつけをめぐっては、ことし10月に、道路に飛び出した子どもを「平手打ち」で叱ることの是非について、インターネット上で議論が起きていた。
きっかけは、ツイッターに投稿されたドライブレコーダーの映像だ。
どこにでもあるような生活道で突然、自転車(あるいは三輪車)に乗った2、3歳くらいの子どもが飛び出してくる。ブレーキが間に合って、事故は発生しないが、母親らしき女性が現れて、子どものもとに駆け寄り、その頭部に平手打ちする。
このケースについて、弁護士ドットコムニュースでは、次のような法律解説の記事をまとめた。
・道路に飛び出した子どもに「平手打ち」、親のしつけ? それとも虐待?
https://www.bengo4.com/c_23/n_10292/
この記事を受けて、3歳5カ月の男の子を持つ30代女性が、自身のフェイスブック上で「車道や駅のホームで飛び出そうとする度に叩いて、やっと飛び出さなくなった」「本当は叩きたくない」と苦労をつづった。
専門家に診てもらったところ、「かなりやんちゃ」だが「発達障害ではない」と言われたそうだ。現在、ほとんど悪さはしなくなったという。
女性は「どんなに悪さばっかりしてもやっぱり可愛くて仕方ない我が子です」「よその元気有り余るやんちゃな子供を育ててるお母さんたちだって、同じ気持ちのはずです」と話す。
●「1万回言っても無理なもんは無理です」
以下では、女性の許可を受けて、投稿の一部を掲載する。
「はっきり言って、1万回言っても(年齢の問題で)無理なもんは無理で、危ないこと好きな子は何でもするのです。
・歩道のない道路を歩いたときにトラックが来たらトラックの正面に向かってダッシュ
普段手を繋いでいても、車が全然こない場所とかだとめちゃめちゃ嫌がってひっくり返って暴れだすので、車が来なさそうなときは手も離すときとあります。そんなときに車が見えたら全力疾走しだします。
・駅のホームにつけば線路に向かってダッシュ
・同年代のお友達と遊ばせても、お友達にハグをしようとして、何故かいつもお友達の首を締めてしまう。
『子供が小さいうちは絶対子供から目を離すな』とよく聞きますが、それもぜっっったいに無理です。
スーパーのレジで財布からお金を取り出してる一瞬の隙に外に飛び出す息子です。
大体、子どもから目を離してはいけないのであれば、どうやって親はトイレに行って、お風呂上がりにタオルで自分の身体もふけばいいのですかと言いたくなります」
●「手探りで子どもと一緒に成長していきたい」
「車道や駅のホームで飛び出そうとする度に叩いて、やっと3歳3カ月で飛び出さなくなりました。お友達の首を絞めることもやっとつい最近くらいから激減しました。
本当は私だって叩きたくありません。
でも、口で言ってただけだと息子の場合は500パーセント無理です。大人がいくら口で言ってもずっとヘラヘラ笑ってます。
最初から叩いて育てていたわけではないんですが、2歳過ぎたころから本当に危ないときは叩くようになりました。
また、息子を叩いたあとは、同じくらいの強さで自分のことも叩くようにしています。叩く強さの加減もしないといけないし、息子ばかり叩かれては可哀想なので。。
手を出さない教育をしたくて育児本だって何十冊か読みましたし、実践できるものは片っ端から試しましたが、無理なものは無理でした。
我が家で一番有効だったのは、私が手を出す役割で夫は絶対に叩かない立場にいること、子供を強く叱ったあとは必ず抱きしめること、そして毎晩寝る前に『大好きだよ』って本人が満足するまで何十回もいうことでした。
母親としてはまだまだ至らないところばかりだとわかっていますが、手探りで子どもと一緒に成長していきたいと思っています。
結論:多少叩いたからって何でもかんでも虐待扱いしないで!怪我するくらい強く叩くのはダメだと思うけど」
●「頬を叩く」「長時間正座をさせる」は「体罰」にあたる
厚生労働省のガイドライン案(12月3日発表)は、ことし6月に改正された児童福祉法などで、親による子どもへの体罰の禁止が明記されたことを受けたものだ。
子どもの健やかな成長・発達において「体罰は必要ない」と強調しており、次のようなケースは「すべて体罰にあたる」と例示している。
・口で3回注意したけど言うことを聞かないので、頬を叩いた
・大切なものにいたずらをしたので、長時間正座をさせた
・友達を殴ってケガをさせたので、同じように子どもを殴った
・他人のものを盗んだので、罰としてお尻を叩いた
・宿題をしなかったので、夕ご飯を与えなかった
一方、子どもを保護するためにおこなった「道に飛び出しそうな子どもの手をつかむ行為」や「他の子どもに被害を及ぼすことを制止する行為」は、体罰にあたらないとしている。
このガイドライン案の発表を受けて、インターネット上では、「体罰なしでもしつけはできる」「悪いことをしたならどついてしつけるのが当たり前」などと、賛否の声があがっている。
弁護士ドットコム
道路に飛び出した子どもに「平手打ち」、親のしつけ? それとも虐待?
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