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2019年12月07日23:30

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色々と間違っている気がします。

亡くなった方がどうのという話ではありません。
ただ、日本人は人が亡くなると、非をその原因を作った側に求めてしまいます。
多くの場合、原因を作った側の問題になるわけですが、必ずしもそうじゃない場合もあると思うんですよ。
ただ、亡くなられた方の死を悼むあまり、その根本原因に辿り着く前に、加害者或いは、加害者と思われる側を攻める事で終始してしまっているのではないのでしょうか。
だから、同じような事例が後を絶たないのではないのでしょうか。

社会人の自殺の場合、過去の多くは生活苦が原因だったわけですが、昨今、そうじゃないケースが散見されているように思われます。
都内の話になれば、ここ数ヶ月、報道されませんが、週に何度も人身事故による朝のダイヤの乱れが生じています。
恐らく、自殺ですよね。

社会不適合者

元々は、アウトロー的な方々を示す穏やかな言葉だと思うのですが、

社会の要求に応えて生活することが困難な者、社会に適合できない人、社会でうまくやっていけない人

意味合いは、こういう事のようです。
昭和の頃は、グレたり、今でいう反社会的団体に属したりする方々だったのですが、今は、普通の生活を求めている人の中に増えているのではないのでしょうかね?
ただ、社会不適合者であるが故に、社会と折り合いが付けられず、苦しんだ挙句、死を選択しているのではないのでしょうか。

社会とは、これから社会に出てくる人達の為に、新たに構築されるものではありません。
当たり前の話なのですが、その当たり前の事が理解出来ていない人達が多いのではないのでしょうかね?
社会とは、有史以前から脈々と続いている世界で、様々な人達が生きていくために折り合いを付けながら受け継いできた世界です。
その世界に入るにあたり、入っても困らないように、躾であり教育を施して行くわけです。
無論完璧な社会などあり得ないわけで、時代に合わせて、調整されて然るべきなのですが、その調整は、あくまで、人が生きていくために快適な環境に向かってされるべきものです。
その人とは、既に社会に出て生活をしている人達が基準となるべきなんですよね。

ところが、その調整が誤った方向に向かってしまったのではないのでしょうかね?

快適 = 楽

という考え方が定着し、楽であることを求めた結果、快適に向かう努力を怠る様になってしまったのではないのでしょうか。
社会における快適とは、自分のストレス軽減もさることながら、周囲のストレス軽減にも配慮されるべきものなんですよ。
一周回る話になるのですが、その為には、自分もある程度の我慢が必要になって来るわけです。
この一周回ると言うのも、単純な円ではなく、らせん階段のように、一周回っても上の段に行く事なんですよね。
だから、社会が進化していくわけです。
自分の我慢の度合いも、持ち回りで皆が我慢をする事で、少し快適になり、また新たな我慢を持ち回りにより、少し快適になる。
これが社会の在り方なのではないのでしょうかね?

ところが、「楽」を求めてしまった結果、らせん階段ではなく、単なる円、或いは、回ったように見えるけれども渦巻のような円で、進歩を遂げていない状況になっているのではないのでしょうか。

結論は先に述べてしまいましたが、教育や、躾が「快適=楽」を求め、誤った方向に向かってしまった結果、多くの社会不適合者を生み出したのではないのでしょうかね?

社会が個人に合わせるのは土台不可能な話なんですよ。
仮にそれを行おうとした場合、既にその社会絵生きている多くの人達の不自由を余儀なくされるのは自明の事です。
社会とは、これから社会に出てくる人達が合わせる場であり、そこで不条理を感じるのであれば、不条理を感じた人達が、変えていく場なんですよね。
それは非常に労力がかかることで、普通は、変える事よりも合わせる事を選択してしまうんですよね。
それは決して間違いではありません。
多くの人はそうやって生きていて、これからもそうやって生きていく人が大半を占めるとおもいます。

ですが、仮に適合できないのであれば、自らの力で変えていけば良いだけなんですよね。
そこに至るまでに、少なからず、社会に適合できるような教育は躾を受けてきていて、それらを拒絶した結果が、そこにいる自分の姿なんですから。

死んでも何も変わらないんですよ。

本来であれば、死の恐怖に比べれば、それ以外の事は、些末な話になるはずなんですよね。
ただ、死生観が大きく変わってしまったのか、そのハードルが低くなりすぎている人達も、社会不適合者と同時に増えているのではないのでしょうか。


■三菱電機、新入社員が自殺 「死ね」記したメモ残す
(朝日新聞デジタル - 12月07日 05:59)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5892804

 三菱電機の20代の男性新入社員が今年8月に自殺し、当時の教育主任だった30代の男性社員が自殺教唆の疑いで神戸地検に書類送検された。労働問題に詳しい専門家によると、職場での暴言によるパワーハラスメント(パワハラ)をめぐり、刑法の自殺教唆の容疑で捜査を受けるのは極めて異例という。

 兵庫県警三田(さんだ)署が11月14日付で書類送検した。認否は明らかになっていない。神戸地検は今後、刑事責任の有無を慎重に調べる。

 複数の関係者によると、自殺したのは、生産管理のシステム開発などを手がける生産技術センター(兵庫県尼崎市)に配属された技術系社員。8月下旬、兵庫県内の社員寮近くの公園で自ら命を絶った。現場には、教育主任から「死ね」などと言われたことや、会社の人間関係について記したメモが残されていたという。三菱電機で2014年以降に、新入社員が自殺したり精神障害を発症したりしたケースが判明するのは、これで3人目となる。同社の労務管理や企業体質を疑問視する声が一段と強まりそうだ。

ここから続き
 書類送検されたのは同センターの教育主任。この新入社員を7月ごろから本格的に指導し、学生時代の研究テーマなどについて説明する8月下旬の技術発表会向けの資料の書き直しを求めるなどしていた。教育主任の口調が厳しかったことが社内調査で明らかになっており、自殺する前に「教育主任に『死ね』と言われた」と話しているのを聞いたと、同期の複数の社員が証言しているという。

 三田署は9月以降、教育主任から複数回にわたって事情聴取するとともに、複数の同僚からも話を聴いてきた。教育主任は社内調査には、「死ね」とは言っていないが、類似する言葉は言ったかもしれないとの趣旨の説明をしているという。

 三菱電機では社員が健康を害する労働問題が相次いでおり、14〜17年にシステム開発の技術者や研究職の男性社員5人が長時間労働が原因で相次いで労災認定された。うち2人が過労自殺だった。

 これとは別に、通信機製作所(尼崎市)に配属された新入社員の男性が16年11月に自殺し、上司や先輩社員によるいじめや嫌がらせが自殺の原因だとして遺族が損害賠償を求めて17年9月に提訴した。17年末に子会社の男性社員が過労自殺していたことも、朝日新聞の取材で先月に明らかになった。

 新人教育を担当する三菱電機の社員が自殺教唆の容疑で警察の捜査を受けたことは、職場のパワハラ防止策の重要性を改めて企業に突きつけた。パワハラ規制の立法化に反対してきた経済界は意識改革を迫られる。(内藤尚志)

三菱電機や子会社で相次ぐ労働問題
2012年8月 自殺(当時28)→14年12月労災認定

13年6月 脳こうそく(※40代)→15年3月労災認定

★14年4月 精神障害(※31)→16年11月労災認定

16年2月 自殺(当時40代)→17年6月労災認定

16年4月 くも膜下出血(※40代)→17年8月労災認定

★16年11月 自殺(当時25)→17年9月損害賠償求め遺族が提訴

☆17年12月 自殺(当時40代)→19年10月労災認定

★19年8月 自殺(当時20代)→19年11月上司が書類送検される

★は新入社員、☆は子会社の社員、※は労災認定時の年齢

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