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2019年08月19日23:56

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で、その論理的思考で導き出された結論は、何語で表現するの?

先日の部下の一言。

わかっているんですよ。
理解できているんです。
ただ、言葉で説明できないんです!!

前々から、残念だと思っていたのですが、呆れて言葉が出ませんでした。

数学的論理的思考が文系であっても必要なのは良く分かります。
ですから、大学の入試問題に数学が入る事は賛成です。
ですが、その論理的思考を表現するのは何語?と思うわけです。
日本で日本人を相手に話をするにあたり、必須なのは日本語なのですが、その日本語が残念な日本人が増えていませんかね?
むしろ、日本語をきちんと教え、日本人であることの自覚を促し、その上で、自国文化と他国の文化の違いを「違う」という理解の元、英語を覚えていくべきなのでは?と。
その日本語を覚える時間を削り、その挙句、第二外国語?
馬鹿も休み休みに言えと。

で、

論理的思考の話ですが、そもそもの国語の授業も、文章には様々な捉え方があるという事を教え切らず、文章から登場人物の心情を考えさせる問題については、正解の説明が出来ないので廃止に近い状態にしているわけですよね。
そこを考えさせることで、自分はこう考えるけれども、一般的にはこう考えるんだろうな?という推論から、正解に辿り着かせるのも教育で、その過程で十分に論理的思考が培われるわけですが、教師がアレなのか、教育委員会がクソなのか、その方々が論理的な説明が出来ないから、逃げた挙句が今日の状況なのでは?

そもそもの数学も、文章的な理解力が不足していたら答えを導き出すのが困難なんですよね。
数字をどのように置き換えていくか?と言うのが数学の醍醐味になるわけですが、それを数字と記号で理解するか、文章に置き換えて理解するかの違いで、数学的な頭の人はダイレクトに数字と記号で把握するのでしょうけど、文系の頭の人は文章に置き換える事で、一手間掛かりますけど同じ答えに辿り着くわけですよ。
そういった事を理解せずに、数学=論理的思考と短絡的な考え方をするから、諸問題に対して、多様化した対応ができないのでは?

英語は、中学からで十分なのかと。
興味を持つ前に、強制しても何のメリットも無く、むしろ、逆効果なのでは?
ならば、必須の国語をきちんと教え、文章を理解できる、把握できる力を培うべきだと思いますけどね。


■中学受験で英語入試が主流化 2020年教育改革で現場はこうなる
(AERA dot. - 08月19日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5753422

 大学入試改革、小学校3年生からの英語必修化など、2020年度は教育が大きく変わる。現場の学校や受験はどんな影響を受けるのか。私立小学校、中学受験、大学受験の3つの視点から、専門家に予測を聞いた。「AERA English 特別号 英語に強くなる小学校選び2020」(朝日新聞出版)からお届けする。

*  *  *
■私立小学校=英語の授業数が増える

 私立小学校や一貫校の英語教育のコンサルティングをするジャパンリード株式会社の安本真樹さん。教育改革を受けて私立小学校も変化するだろうと予測する。

「英語教育を特色にうたっている私立小は少なくありませんが、公立小で英語が教科化されることや時流を受けて、高度な英語力を身につけられることを掲げる学校はさらに増えるでしょう。公立以上の効果をあげるために、英語の時間を増やす学校も少なからず出てくると思います。しかしイベントやほかの科目を削るわけにはいかないし……となると、全体の授業時数やコマ数を増やさざるを得ない状況と言えます。また、いかに自宅での学習を充実させられるかが今後の課題でしょう」

 もうひとつ考えられる変化は、第二外国語の習得だ。

「一部の私立中学・高校で中国語やフランス語など、第二外国語を学べる学校が増えていて、今後小学校でも導入される可能性があります。特色ある外国語教育を模索する流れも出てくるかもしれませんね」

■中学受験=入試の多様化がぐっと進み、英語受験校も激増

「ここ数年の中学受験の変化は目をみはるものがあります」と語るのは、首都圏模試センター・北一成さん。

「従来の国算理社4教科受験型から、算数1科で受験できたり、2科選択して受験できたりするケースが増えています。全教科まんべんなくできる必要はなく、得意科目で勝負できる学校が増えています」

 2019年度の入試で目立ったのは英語選択入試の学校が増えたこと。

「首都圏で14年にはわずか15校だったのが、19年は125校にまで増加しました。名門校・慶應湘南藤沢中が英語入試を新設したことや、小学校英語教科化が後押しして、今後さらに 増加していくでしょう」

 思考力や自己アピール力などを見る新型入試も増えている。

「小学生の過剰な受験勉強に疑問を持つ層が新たな入試方法や教育を行う学校に関心を寄せているようです。従来の偏差値偏重からいち早く脱し、新しいものさしでの学校選びが始まっています」

■大学受験=文系学部でも入試で数学が必要に!?

 大学入試はセンター試験が廃止になり、2020年度から「大学入学共通テスト」が導入される。英語については、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を測る民間試験のいずれかを受け、スコアを提出することになる。非常に大きな変化が起きるように見えるが、大学通信・安田賢治さんは「そんなに変わらないし、そんなに恐れることではありません」と語る。

「試験での“問われ方”は変わるでしょう。記述式の問題も増えます。しかし一定の知識や学習が必要なことは、これまでと変わりありません」

 小学校ではプログラミングが必修化されるが、大学受験では数学を重要視する動きがすでに出ている。

「早稲田大学政治経済学部で数学が必須となったことは大きなインパクトがありました。文系学部でも数字やデータを活用することや論理的思考力が求められています。時代の流れを考えると当然ですが、この流れは今後、要注目です」

(文/岡田慶子)

※「AERA English 特別号 英語に強くなる小学校選び2020」から抜粋

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