体を鍛えたり、定期的に運動や筋トレをする事は、良い事だと思いますよ。
年齢が上がるにつれ、色々と身体的に残念になって来るわけで、その予防や、何某かのスポーツを継続するための体づくりを否定するものではありません。
ですが、ここ数年疑問に感じているのは、
健康の為に運動する事と、体型を維持する事は同じ事なのか？
という疑問です。
そもそも、何処からが太っていて、何をもって標準と言うのか？という話です。
筋肉と脂肪とは、質量が異なるわけで、筋肉質の60kgと脂肪体質の60kgとでは、容積が全く異なるんですよね。
それにも関わらず、同一線に乗せ、数値だけで話を進めていく事に無理があるにもかかわらず、殆どそこに触れません。
ミロのヴィーナスはデブなのか？
という話です。
決して痩せているわけではありません。
ただ、黄金比の塊と言われていて、その姿を美しいと評する人の方が多数派を占めます。
因みにプロポーションは、
身長２０９��
バスト１２１��
ウエスト９７��
ヒップ１２９��
だそうで、ちょっと背が高いので、一般的な身長に置き換えると、
身長 165cm B 96 cm W 77cm H 102cm
身長 160cm B 93 cm W 74cm H 99cm
身長 155cm B 90 cm W 72cm H 96cm
となります。
数字だけを見ると、結構な感じになるわけですが、これが、多くの人が美しいと感じるバランスなわけです。
身長が違えば、それ以外の数字が変わって当然で、それらを構成する肉の量も変わるわけですから、体重が変わるのが当たり前なんですよね。
ですが、身長150cmの人も170cmの人も、同じ数字を見て一喜一憂している姿を見ると滑稽としか言いようがありません。
そもそも、女性の体形を表する言葉に、「豊満」という言葉がありますが、それの対義語の日本語がないんですよね。
細いとか痩せているという言葉で評されるだけですが、その言葉はそもそも誉め言葉じゃないんですよね。
細いとか痩せているという言葉はそもそもネガティブな表現なんですよね。
痩せ犬、痩せた土地って褒めてますかね？
なぜ、女性に適用されるときにだけ誉め言葉として捉えられるのでしょうかね？
綺麗の対義語は醜いですが、この言葉が適用を変えた時に誉め言葉に代わる事はまずありませんよね。
醜い女性と言われて、照れて喜ぶ女性がいるのなら話は別なんですけどね。
個々から先は推測です。
世界的には、細い女性を好むのは、日本を含むアジアの数国だけなんですよね。
多くの国では、豊満な女性が好まれているわけです。
ですが、細い女性に対しての嫌悪があるのか？と言うとそうではありません。
では、どういう事なのか？という話になるわけですが、
細い女性 ＝ 華奢
という事になるわけですが、華奢な女性とは、どういう女性なのか？という話になるわけです。
恐らくですが、肉体的な労働を伴わない生活をしている女性 ＝ 高貴な女性という事になるのでは？と。
そういう身分に対する憧れが、華奢な女性 ＝ 細い女性に対しての憧れを男性が抱いているのでは？
言ってしまえば、鑑賞用という事になるのかと。
女性に対して、鑑賞用としての価値観を求めているという事になるのかと。
そういったモノとしての価値観を女性に求め強いる価値観ってどうなの？と。
日本に細い女性を是とし、一般の女性にそれを求め始めたのは、1960年代からです。
ミニスカートを日本に持ち込み、それを流行らせて以降、あらゆる手法を講じ、日本の女性は痩せる事を強いられ今日に至っているわけです。
病気になりそうな太り方は色々と心配になりますが、そこまで痩せる事に心血を注ぐ必要もないのでは？と思った次第です。
実害的な話をするならば、昨今日本では、骨盤が未成熟な女性が増えてきているそうで、自然分娩が困難な状態方々がいらっしゃるそうです。
本来であれば、雄は、自分の遺伝子を残すため丈夫な雌を選ぶわけです。
ですが、痩せている女性を是とする価値観が、細い女性をから優先的に結婚してきた結果、そういう状況になってしまったのでは？と。
帝王切開の技術が無ければ、淘汰されてしまう遺伝子が、淘汰されず、またそういう遺伝子が好まれた結果が、そういう状況を生み出してしまっているのでは？と思う次第です。
価値観とは、状況に応じ変化するものではありますが、あくまで自然に変わっていくもので、そうあるべきだと思っています。
その価値観が作られ、無意識化で強制されているとしたら、それは非常に不自然な状況と言えるのでは？
その不自然な状況にあるのが日本では無いのでしょうかね。
パリコレのモデルの体重の下限が定められ、NIKEのマネキンに豊満な女性が使われるようになり、女性に対して女性本来の美しさを求める気風が世界的に出始めています。
それにも関わらず、未だ、女性に痩せる事を強要するのってどうなんでしょうかね。
健康である事と痩せている事は、同じベクトルでは無いんですよね。
健康であるために、体に気を使った生き方は否定しませんが、それが痩せる事を目的としているのなら、考え直した方が良いかと思いますよ。
横になった時に、腰骨と腰骨との間に張られた布の隙間から、陰毛が見えちゃう女性が美しいと言えるのでしょうかね？
女性に対する豊満の対義語は、貧相と言うのではないのでしょうか。
■なぜ太る？40代女性がやるべきダイエット
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5752477
アラフォーが痩せない理由とは？
アラフォー世代のダイエットが難しいのは、若い頃と比べると加齢のため体の構造が違っているからです。これを正しく理解せず、単純に食事量を減らすだけでは、リバウンドして悪化してしまう一方。まずは痩せない理由を理解しましょう。
まず1番大きな要因として、加齢による基礎代謝の低下が挙げられます。基礎代謝とは、寝ていてもカロリー消費するエネルギーのこと。30歳ごろから基礎代謝は急激に落ちていきます。ですから若い頃と同じ食生活なのに、太ってしまうのは当然ともいえるのです。
また、35歳を過ぎると卵巣機能が衰え始め、女性ホルモン、内臓脂肪を減らす働きのあるエストロゲンの分泌量が徐々に減少します。また、もうひとつの女性ホルモン、プロゲステロンとの分泌のバランスが崩れていくため、痩せにくく、肌老化もしやすくなってしまいます。
お腹まわりに脂肪が集中！
アラフォーが最も気になるお腹まわりは、もともと脂肪細胞が多く分布する部位であり、脂肪をため込みやすいパーツ。
お腹の脂肪は内臓を守るためにつきやすいため、特に目立ってしまうのです。他にも二の腕、背中、腰まわり、太ももなども太りやすいパーツなので要注意。放っておくと、重力の影響でたるみはじめ身体のメリハリが失われてしまいます。
運動＋食生活で健康的にダイエット
痩せたいならば、まずは有酸素運動です。歩く、次は走ると徐々に負荷を上げながらとにかく動きましょう。筋肉量が少なくなり代謝が落ちてきているので、有酸素運動だけでなく筋肉をつける運動もあわせて行うようにしましょう。
全体的にカロリーを気にするのはもちろんですが、脂肪のつきにくい食べ物を摂ることも大切。ヨーグルトやブロッコリー、芽キャベツやアスパラガス、食物繊維を多く含む食材がおすすめです。オリーブオイルと酢もおすすめなので、料理に積極的に使用していきましょう。
また、ビタミンA・C・Kや、βカロチン、カルシウム、マグネシウムなどは、サプリメントでの摂取も併用すると、より効果的です。
(文:中野 あおい（ビューティティップスガイド）)
All About
◆太らないアラフォー女性の「食生活」とは？
◆「太る人」と「太らない人」はここが違う！
◆「豆乳」のダイエットに効く飲み方
ログインしてコメントを確認・投稿する