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2019年08月13日20:35

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陶器の技術を日本が欲しがった?

朝日の誤訳じゃなければ、日本が朝鮮の陶器の技術を欲しがっていた事になっているそうです。
日本の陶器の歴史は縄文時代まで遡れ、有名どころで言うと、火炎土器と呼ばれる一群の凝った造形のものが挙げられます。
古墳時代に、中国・朝鮮から技術が伝えられ窯を作り高温で焼成する事が定着したそうですが、秀吉の朝鮮討伐よりも1000年程前の話です。
奈良時代に入り、中国の色彩豊かな陶器が入るにつれ、日本の陶器も色彩が豊かになっていくわけですが、その頃の朝鮮の陶器の技術はどのあたりだったのでしょうかね?
平安時代には、大量生産に入っていたようで、庶民にも陶器がいきわたっていたようです。
鎌倉時代には、各地で窯が作られそれぞれ特色のある陶器が作られていたようですが、朝鮮の出番は無かったようですよ?
安土桃山時代に、茶道が確立されるにつれ、茶碗に造形を求め更に技巧を凝らした物が作られるようになってくるわけですよね。

んで、問題の秀吉による朝鮮討伐の際、李参平という陶工を朝鮮から連行してきたわけですが、この事を言っているのでしょうかね?

因みに、朝鮮半島の陶磁器については、青磁・白磁と呼ばれるものがあり、900年から輸出される程の技術があったようですが、ピークは12世紀で、13世紀に造られたものは品質の低下がみられ、14世紀には、粉青沙器に変わり作られるわけですが、15世紀に最盛期を迎え、16世紀中頃には消滅してしまっているそうです。

16世紀中頃と言うと、1550年前後になるわけで、秀吉の朝鮮討伐が始まったのが、1592年ですから、秀吉が朝鮮に行った時には、既に技術的には廃れてしまっていたわけですよね。

で、件の李参平ですが、日本に来て陶工として生活をするも、納得できるものが作れず、九州を歩き回って、有田の地で良質の陶石を発見し有田焼の祖になったわけです。
仮にこの方が、朝鮮に居たとして、有田焼に匹敵する陶磁器を朝鮮で作ったとでも??

有田焼は色彩豊かな焼き物で有名ですが、焼き物の色付けは、既に奈良時代には日本に技術があったわけです。
一方朝鮮では、磁器を作りながらも絵付けなどの色付けは行っいなかったわけですよね。

んで、仮に優れた技術があったとしても、長続きせず、数百年で廃れさせてしまった訳でしょ?
日本は脈々と進歩し続けてきたというのにね。

そうなると、元の技術もそもそも朝鮮発祥なの?と言うと疑問が出てくるわけですよね。
自国で発祥した技術が廃れるのですかね?
何処かで技術を継承し、或いは、物が優れていたならば、文献などから掘り起こしその技術を引き継ごうとするものなのでは?

秀吉が、朝鮮半島を制圧し、朝鮮人を絶滅させたというのなら、そりゃ確かに技術の継承は止まってしまうのかも知れませんが、文大統領曰く、阻止したわけですよね。
ならば、残っていても何の不思議も無く、残っていないのであれば、そりゃ、自分達の問題ですよね。

因みに本当か嘘か分かりませんけど、朝鮮半島の水車の話があるわけですよね。
日本式の水車は、揚水水車といって、水力を使用して水をくみ上げ動力に変えるシステムなわけですが、これが優れていると、室町時代から江戸時代まで続いた朝鮮通信使という外交使節団の方々が、情報を持ち帰っているわけです。
所が、その後数百年経っても作れなかったそうです。
因みに日本の水車の歴史は、600年ごろ高句麗来た人が作ったとされているわけで、言ってしまえば、朝鮮から来た技術の様なんですよね。
それにも関わらず、技術が廃れて挙句、同じものが作れないまで衰退してしまっているわけですよ。
普通に考えたらありえない歴史なんですよね。

技術がピークを迎え、その後衰退し消滅する。

その繰り返しが朝鮮の歴史となるわけですが、普通は継承し発展していくのが技術ですよ?
それに代わる物が出来て、初めて衰退或いは廃れていくものなんですよ。
それが、技術の引継ぎも無しに衰退、或いは、引継ぎがあったとしても、劣化コピーのような状態で引き継がれていき、やがて消滅しているわけです。

普通に考えたら、それはそこで生まれた技術ではなく、他国から入ってきた技術だったのでは?と。その技術を持った一族が滅ぶと、その技術も無くなってしまったのでは?

確かに秀吉は、中国を盗りに行くのに、足掛かりとして朝鮮半島に攻め込みましたよ。
ただ、朝鮮半島の衰退は、それが原因ではありませんよね。
そもそもの民族的な問題が大きいのではないのでしょうかね?

今回の緩和解除にしても、原材料を作る技術を持っていれば、何の問題も無いわけですよ。
所が、その良質な原材料を作る技術が無くて騒いでいるわけですよね?
朝鮮人の言う所の技術って何なのでしょうかね?
半導体も陶磁器の歴史と同じなのでは?
作れるようになって、偉そうに自分達の技術と言っていながら、その実、作り方を教わり、原材料の提供を受け、それを作る仕組みを提供されていたに過ぎないのでは?

それらの供給が止まったら、基礎技術=それらを開発しようとする過程が無いから、廃れてしまっただけの話なんだと思いますよ。

本筋の話から外れてしまいましたけど、色々と難癖をつけるのは構いませんけど、それが何を意味しているか理解しておかないと、方々で恥をかくだけだと思うんですけどね。



■文大統領の発言、反日あおりすぎ? 韓国内でも批判の声
(朝日新聞デジタル - 08月13日 17:48)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5746629

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領の言葉が、国内外で波紋を呼んでいる。豊臣秀吉の朝鮮半島侵略を挙げるなど日本にとっては刺激的だが、韓国では学校などで幼いころから学んできた「普通」の表現と受け取られることが多い。ただ、発言に対する受け止め方が日韓で違うことから、関係悪化をさらに招きかねない状況だ。


 文氏は7月30日、大統領の休養地の南部の島を訪れた際、「このあたりの海は壬辰倭乱で李舜臣将軍が緒戦で勝利を収めた場所だ」と語った。壬辰倭乱は秀吉が朝鮮に出兵した文禄・慶長の役のこと。文氏は、李将軍が考案して日本を撃退した亀甲船という名前を持つ食堂に行ったことも、側近が明らかにした。


 8月7日には、精密機器メーカーの工場を視察に訪れた際、「壬辰倭乱で日本が最も欲しがったのは陶工だった」と指摘。文氏は日本の輸出規制を、韓国の未来の成長を妨げる意図があると批判しており、当時も今も日本は技術を狙っていると主張したようだ。


 韓国の人々にとって、秀吉の侵略や李将軍は、幼いころから学校で学び、今でも身近な話。文氏には「日本に勝つ」という分かりやすいイメージを国民に伝える意図があるようだ。一方で一連の発言には野党を中心に、「反日」をあおりすぎだとの強い批判もある。
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