mixiユーザー(id:65149196)

2020年01月25日22:54

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ナリミク界の虚偽ストーカー事件

これは俺が実際に遭遇した出来事である。
もう5年くらい前…その時も俺は「折原臨也」としてナリミクをしていた。

ある日、複数のナリミクさんが荒らしの被害に遭い、「薄桜鬼」の原田左之助が疑いを掛けられた。
俺は誤解だと信じ、被害に遭った人たちに掛け合って左之さんへの誤解を解いていった。

疑惑が晴れだした頃、左之さんがあることを言い出した。
「荒らしの犯人を教えるから会いたい」という電話が知らない男の人からかかって来た、と言う。

左之さんはその男に会うと言って聞かない。
周りのナリミクさんも必死に止めた。
しかし、約束の時間は刻一刻と迫っていた。

手の施しようがなかった俺は、彼女が住むという街の警察署に通報した。
彼女が通っているという学校にも知らせた。
しかし警察はなかなか動いてくれない。

事態はさらに深刻化した。
彼女は通っている高校の門の前でその男に会い、生徒手帳を奪われたという。

俺はまた警察に通報した。
しかし警察は「本人に通報するように言ってほしい」と言うだけ。

彼女はそんな事態になっても「大人は信用できない」と繰り返し、絶対に警察に連絡を取ろうとしない。
命を奪われる危機であっても警察は怖いとも言う。
俺は心配で食べ物も喉を通らないようになった。

その後、警察はようやく動き出した。
その警察署の管内では、かつて「闇サイト」で知り合った男が見ず知らずの女性を拉致して殺害するという事件が発生していた。
俺がそのことを指摘したからだろうか。

警察はケー番から身元を突き止め、彼女を訪問した。
そして彼女は告白した。
「全て嘘だった」と。
警察から俺に連絡があり、俺はそれを知った。
しかし、嘘をついた理由は決して語らなかったという。

すっかり振り回されたことよりも、ストーカーが嘘だったという安心のほうが大きかった。
無事で良かった。


しかし数日後、彼女はまた新たなことを言い出した。
「嘘と言ったのが嘘」だと。
本当にストーカーに狙われているのに、警察は信用できないから嘘をついた、と。

俺は何を信用していいかわからなくなった。
それだけではない。
彼女は事の発端となった荒らしが俺だと吹聴し始めたのである。
火消しにかかったが、もはや誰も俺を信用しなかった。
そして、俺はナリミク界にいられなくなり、姿を消した。

ナリミクは実に素晴らしい。
俺はナリミクでいろんな作品と出逢えた。
デュラララ!!をはじめ、俺が知っている作品のほとんどは、ナリミクさんとの出逢いがきっかけで知ったものである。

あれから5年、ようやく復帰できたように思う。
その間にも何度か復帰を試みたが、正体がバレていられなくなったりもした。
mixi自体が衰退して人も減ったし、ナリミクの勘も掴めなかった。
当時親しくしていた人たちももういない。
失ったものは多い。

でも、新しく友達になってくれた人がいる。
俺はそれを大切にしていきたい。
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