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2020年03月21日21:55

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2020年03月18日 欧州中央銀行、経済影響悪化食い止めで、€7500億の資産追加購入!

https://time-az.com/main/detail/71492

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2020年03月20日に、ECB(European Central Bank欧州中央銀行)は2020年03月18日夜に緊急電話会議を開き、年内に追加で€7,500億の資産を購入することを決めたと発表した。

既に先の政策理事会で量的緩和策の拡大を決めていたが、新たな買い入れにより、新型コロナウイルスの感染拡大によるヨーロッパの経済や金融市場への影響悪化を食い止める狙いである。

ECBはこれを「PEPP(Pandemic Emergency Purchase Programme/パンデミック緊急購入プログラム)」と名付け、感染の危機的段階が終わったと判断されるまで、少なくとも年内は継続する。

追加購入の規模は、先の量的緩和策で決めていた€1,200億と合わせると€8,700億となる。

かなり思い切ったことをしないと、空振りは許されない。

ECBは「権限の範囲内で、あらゆる可能な手段を活用することを決めた」と表明している。
購入する資産のうち社債については、非金融機関が発行するCP(Commercial Paper/コマーシャルペーパー)にも対象を広げるほか、担保の基準も緩めて市中銀行が資金を調達しやすくする。

国債については、初めてギリシャ国債も対象に加えた。

また、買い入れでこれまで自らに課していた制約について、「直面する危機に応じた行動に必要な範囲で見直しを行う」と明らかにした。

これにより、国債の保有で発行国当たりの上限を発行額の3分の1とする制約や、各国のECBへの出資割合に応じた国債の購入を緩和する可能性があるとも言われている。

ECBのクリスティーヌ・マドレーヌ・オデット・ラガルド(Christine Madeleine Odette Lagarde/1956年 - )総裁は先に、一般世帯や企業に対する封鎖が1カ月続けば、ユーロ圏の今年の域内総生産(GDP)成長率は当初予想の0.8%から2ポイント引き下げられ、封鎖が3カ月になれば引き下げ幅は5ポイントを超えるとの見通しを示していた。

元IMF(International Monetary Fund/国際通貨基金)専務理事としての実力が問われる。

businessinsiderは、ECBがバズーカ砲(bazooka)を使ったと言っている。
しかし、コロナウイルスは、バズーカ砲より凄いかもしれない。

自然界には、原爆よりすごい威力のものが、ゴロゴロしている。

米国では、FRB(Federal Reserve Board/米国連邦準備理事会)が企業の資金繰り支援でCP(Commercial Paper/コマーシャルペーパー)購入を発表したほか、トランプ米政権も家計への現金給付プランを公表し、総額US$1兆(107兆円)規模となる経済対策が明らかにしたが水の泡になっている。

経験のないことだから、考えが保守的で甘い。

2020-03-20---米国の株価は、US$1兆の経済対策も水の泡。
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2020-03-20
この記事に関連する外部のサイト
https://www.ecb.europa.eu/press/pr/date/2020/html/ecb.pr200318_1~3949d6f266.en.html
https://www.bancaditalia.it/media/notizia/ecb-announces-a-new-pandemic-emergency-purchase-programme-pepp-to-counter-the-serious-risks-posed-by-the-coronavirus/
https://www.bancaditalia.it/media/bce-comunicati/documenti/2020/20200318_ECB_PEPP.pdf?language_id=1
https://www.neweurope.eu/article/ecb-announces-e750-bn-pandemic-emergency-purchase-programme-pepp/
https://markets.businessinsider.com/news/stocks/coronavirus-lagarde-announces-ecb-pandemic-fund-to-calm-markets-2020-3-1029011851
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