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2019年10月11日20:37

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茂木敏充外相の“超忖度トリセツ” 好物、タバコ、室温まで官僚作の「接待マニュアル」入手

米国との貿易交渉や韓国との対立など、日本の外交は厳しい局面にある。そのキーマンが茂木敏充外相。将来の首相候補と目されるが、実は怒りっぽい人だとの評判もある。そんな“要注意人物”の機嫌を損ねないよう、官僚がこと細かなマニュアルをひそかに作成していた。政治家への忖度を象徴するような大臣の“トリセツ”とは。
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 臨時国会が10月4日に始まった。安倍晋三首相は所信表明演説で、外交課題について触れた。米国や中国、ロシアなどとの関係強化を訴えつつ、戦後最悪とも言われる日韓関係についてはこう述べた。
「韓国は、重要な隣国であります。国際法に基づき、国と国との約束を遵守することを求めたいと思います」
 元徴用工問題や輸出規制強化、日韓軍事情報包括保護協定の破棄決定など難題が山積み。韓国との交渉に臨むのが9月11日に就任した茂木外相だ。
 この外交のキーマンはどんな人物か。栃木県足利市出身の64歳で、東大経済学部を卒業後、総合商社などを経て米ハーバード大学大学院を修了。大手コンサルタント会社に勤務し、1993年に当時の日本新党から衆院選に出て初当選した。95年に自民党に移り、現在当選9回。学歴や職歴からもわかるように、頭脳明晰(めいせき)で語学力も高いとされる。
 重要な役職も歴任。2002年に外務副大臣に就任し、沖縄・北方相や金融・行革相を経て、12年末からの第2次安倍内閣では経済産業相となった。14年からは自民党選挙対策委員長、16年からは党政務調査会長。17年には第3次安倍第3次改造内閣で経済再生相となり、経済対策や日米貿易交渉などを担当してきた。第4次安倍再改造内閣では外相として、各国外相らとの会談を重ねている。
 安倍首相からの信頼は厚い。18年の党総裁選では所属する竹下派(平成研究会)の参院側は石破茂・元幹事長を支持したが、茂木氏らが衆院側を首相支持でとりまとめたとされる。党関係者はこう持ち上げる。
「竹下派のなかでも加藤勝信厚生労働相と並んで首相に近い。竹下派会長代行として、病気療養中の竹下亘・会長の後継者との声もあります。『ポスト安倍』の筆頭として、得意の外交で存在感を発揮しています」
 一方で、霞が関周辺ではこんな評判もある。「官僚が最も恐れる政治家」だというのだ。その理由は、細かいことにこだわり怒りっぽい性格にあるという。かつてつかえたある省庁幹部はこう明かす。
「政策通で優秀な方ですが、ちょっとしたことですぐ不機嫌になる。怒鳴られたり、無視されたりした人はたくさんいます。怒られないように、ほかの政治家より気を使わざるを得ないんです」
 経産省や内閣府、外務省などの歴代の担当者は、大臣の機嫌を損ねないようどのように接するべきか蓄積してきた。
 海外出張などの際、食べ物の好みから喫煙場所の確保、身の回りのサポートに至るまで様々な項目にわたって「通常の接遇対応に加えて留意すべき点」をまとめているのだ。
 本誌が入手した内部資料を見ると、茂木氏がマニュアルを作るよう指示したのかどうかはわからないが、歴代の担当者の涙ぐましい努力が見て取れる。
 例えば食事。麺類が好きだとしつつ、例外的に嫌いだとされる冷やし中華や長崎ちゃんぽんまで把握している。伸びたり硬くなったりしないよう、注文時間の調整も抜かりない。パンは好きだが硬いフランスパンは苦手。メロンは嫌いだとされるが、なぜか夕張メロンはOKのようだ。
 こうした好みの把握は一朝一夕ではできない。食事する度に、残しているものはないか常にチェック。それをメモして引き継いでいくエリート官僚の姿を想像すると、どこか滑稽にも思えてくる。
 外交には万全の体調で臨んでもらわないといけない。「メガシャキ」など栄養ドリンクを日本から持参しつつ、車内エアコンの設定温度は25〜27度に徹底する。
 ヘビースモーカーの茂木氏がいらつくことがないように、「何よりもまずタバコ」。あらゆるところで吸えるよう調整し、喫煙可能場所のリストを作成する。T字カミソリの携行からホテルのマッサージ手配まで、随行する担当者や現地の大使館員らは大忙しだ。こうした特別対応をするためには、人員や費用もかさむ。
 広報対応にも全面的に協力する。茂木氏は自身のSNSで積極的に情報発信している。ニューヨークでポンペオ米国務長官や韓国の康京和(カンギョンファ)外相、中国の王毅(ワンイー)外相と会談したことを、9月27日に相次いでツイッターとフェイスブックに投稿。外相としての成果をアピールした。
 内部資料によると、情報発信では広報担当者らが文章を考え、写真なども茂木氏と相談して決めているとされる。外交などでは微妙な表現も問題になるだけに、官僚の手を借りるのは当然のことかもしれない。ただ、自身のツイッターやフェイスブックには、選挙応援といった公務以外のこともこれまで掲載されている。公務との区別が難しい状況も考えられ、官僚をどこまで関与させるべきか問われそうだ。
 このような“超忖度トリセツ”ともいえるものができたわけをあるベテラン国会議員秘書はこう解説する。
「優秀な人にありがちですが、自分より能力が劣っている方に対する発言が厳しすぎる。秘書や官僚らに求める能力が高すぎて、そこに達していない人たちにはこと細かく言ってしまうのでしょう。そういうこともあって、パワハラだともうわさされてしまう。本人はそんな自覚なんてなくて、当然の要求をしているだけだと思っているんじゃないでしょうか。各省庁の秘書課の人たちはどの大臣に対してもすごく配慮しますが、その後の対応は大臣の人間性によって違ってくる。対応が怖いとマニュアルが細かくなり、忖度度も高まるのだと思います」
 茂木氏を巡っては、パワハラのような言動があるとの指摘や報道がこれまでもなされてきた。記者や秘書らにくってかかる場面も目撃されている。外務省関係者はこう嘆く。
「大臣のサポートのために必要な人数は増えています。怒鳴られるんじゃないかと戦々恐々としている職員もいる。省内でも大臣に関係する発言は、できるだけ控えるようになっています」
 同じ竹下派の幹部も苦言を呈する。
「秘書や関係者の段取りがちょっとでも悪いと、周りに人がいても叱り飛ばすことがある。閣僚になるべき人はそんなことはしないはずです。人望がないことは『次期総理の座』のレースにも影響してくる」
 怖い上司に部下が忖度するのはどこの企業でもありそうだが、政治や行政の世界だとやっかいなことになる。森友・加計学園問題では、財務省や文部科学省の官僚らの忖度が批判を浴びた。茂木氏のケースはレベルが違うかもしれないが、「安倍一強政治」のもとで官僚が政治家に過剰に配慮する構図は同じだ。経済官庁のある幹部はこう訴える。
「政治家に目をつけられないよう、みんな恐れている。出世に響かないよう厳しい意見は言わずに、うまく機嫌さえ取っておけばいいという考え方の人もいます。官僚は国家全体に尽くすべきですが、いまはどうしても忖度するようになってしまっています」
 政治と金の問題に詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は、内閣人事局が14年にできて、官僚の人事を政治が握るようになったことが背景にあるという。
「昔は官僚の理屈の中で出世が決まっていたが、官邸を中心に人事権を握るようになりました。これまでも忖度はあったのでしょうが、それが森友・加計問題でもわかったように、あり得ないところまで来ている。今回のケースはそれを象徴する感じを受けます。公私混同や権力の乱用がないかどうかチェックが必要です」
 茂木氏の事務所や外務省には見解を求めたが、期限までに回答はなかった。
 冒頭で紹介したように臨時国会が始まっている。外交問題に加え、消費増税の是非など経済政策も議論される。かんぽ生命保険の不正販売やNHKへの圧力疑惑、関西電力の原発と裏金の問題など、政府側が追及されるテーマは豊富だ。安倍一強政治におごりはないのか、官僚はおもねっていないのか、国民の厳しい目が注がれている。(本誌・忖度問題取材班)
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