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2019年08月29日22:26

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安倍首相、中国対抗鮮明に=「借金漬け」批判、親身アピール−TICAD

 第7回アフリカ開発会議(TICAD7)2日目の29日、安倍晋三首相は巨額の資金を投下してアフリカで影響力を強める中国への対抗意識を鮮明にした。融資対象国を債務超過に陥らせるとされる中国の支援を全体会合で暗に批判。参加国首脳級との個別の会談などで、日本は途上国の将来を親身になって考えていると違いをアピールした。
 「相手国が借金漬けになっては(企業の)進出を妨げる」。首相は会議に参加したアフリカ53カ国の政府と民間の代表を集めた全体会合でこう語った。この会合は民間投資拡大に主眼を置いた今回の会議の「最大の目玉」。名指しこそしなかったものの、中国が念頭にあるのは明らかだ。 
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