ホーム > mixiユーザー(id:65133463) > mixiユーザーの日記一覧 > ブレグジットの次のシナリオは、「日英同盟」の復活!?

mixiユーザー(id:65133463)

2019年08月12日00:16

20 view

ブレグジットの次のシナリオは、「日英同盟」の復活!?

■日本人が知らない「国際ニュースの核心」
激動の国際情勢を、一段深く理解したい。そのためには、世界史の知識が欠かせない。この連載では、世界史を大きなストーリーとして捉える見方でおなじみのカリスマ塾講師・茂木誠氏が、現在の国際情勢の歴史的背景を、キーワードで解説する。
■EUの原点はドイツの「封じ込め政策」
EU離脱を決めた国民投票から2年。イギリスは今年3月、ついにEUから離脱します(※今年1月時点での情報を掲載した記事をオンラインに転載しております)。なぜ、EU離脱を選んだのか。それを理解するには、「EUとは何か」を押さえる必要があります。
EU誕生の背景には、「ドイツを封じ込める」狙いがありました。ドイツは二度の世界大戦を通じて周辺国を恐怖に陥れたヨーロッパの「暴れん坊」です。
第二次世界大戦の敗北で東西に分断されると、ドイツの弱体化を目論む西ヨーロッパの国々は、西ドイツを含む6カ国で経済共同体を作り、ドイツを無力化しました。これが1967年に発足したEUの前身、EC(ヨーロッパ共同体)です。
その後、冷戦終結とともに、ソ連と東ドイツが崩壊。東西ドイツが統一されます。「暴れん坊のドイツ」の復活を恐れた周辺国は、93年、統一ドイツを丸ごと囲い込むため、国家統合と通貨統一を柱とするEU(ヨーロッパ連合)を立ち上げ現在に至ります。
EC発足当初、イギリスはECに不参加でした。大陸国家と距離を取ってきたからです。
島国イギリスの国家戦略は、ヨーロッパ大陸の統一を阻止し、巨大帝国と敵対する国々と手を結んで分断し、いがみ合わせることでした。ナポレオン時代はフランスを封じ込めるために対仏大同盟を組み、二度の世界大戦では、ドイツを封じ込めるべくフランスと手を組んでいたのです。
そうした背景から、欧州統合に対しては消極的でした。
そのイギリスが、73年にECに加盟したのはなぜか? 
資源の乏しいイギリスは、数多くの植民地を作り、ヨーロッパに頼らず生きてきたのですが、第2次世界大戦後に植民地の独立が相次いだためです。
ただし、ポンドは手放さず、移民も受け入れない。でも、市場だけは欲しい。いい所取りの加盟でした。
しかし、イギリスの製造業はドイツに完敗しました。ユーロ導入後、経済力の乏しい東ヨーロッパ諸国が加盟し、ユーロの価値が下落した結果、皮肉にも輸出大国のドイツがユーロ安の恩恵を享受して、経済大国へと返り咲きました。相対的にイギリスはポンド高となり、金融業で生き延びることになります。
■EU離脱を目前に控え揺れるイギリス
では、独自のスタンスを維持してきたイギリスが、なぜEUを離脱する必要があるのか。
それは、当時のキャメロン政権に対して、ドイツがEUへの予算増とシリア難民の受け入れを要求してきたからです。
当初、キャメロン前首相は、国民投票の結果をドイツとの交渉の道具にするつもりでした。
「離脱派は4割くらい」と高をくくっていたのです。しかし、蓋を開けてみれば離脱派が過半数に達していた。
一時期は、EUに代わる巨大市場として中国に期待を寄せましたが、悪化する米中関係を考えると、中国に肩入れしてアメリカに睨にらまれたくない。イギリスは、進退窮きわまってしまったのです。
イギリスが生き残る道があるとすれば、日本主導のTPPへ加盟し、環太平洋地域に市場を求めること。南太平洋にピトケアン諸島という海外領土を持つ同国は、TPP加盟が可能です。
また、中国封じ込めを目的とした日・米・豪・印の軍事協力体制にイギリスが加われば、太平洋版のNATOになる。すでにイギリス軍と自衛隊の共同訓練も始まっています。日本にとっても、米国以外のパートナーを得ることは、望ましいのです。
写真:昨年9月、イギリスと日本は共同訓練を実施。安倍首相は、ブレクジット後のイギリスが、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に加盟することを歓迎している。国論を二分し、先行き不透明のブレクジットに光明は差すのか。出典:自衛艦隊ホームページ
2019年3月号より
茂木 誠(もぎ・まこと)
駿台予備学校世界史科講師
東京都出身。駿台予備学校やネット配信のN予備校にて世界史の講師として多数の受験生を指導している。受験の参考書のほか、『経済は世界史から学べ!』(ダイヤモンド社)『マンガでわかる地政学』(池田書店)『ニュースの爐覆次″は世界史に学べ』(SB新書)『世界史につなげて学べ 超日本史』など著書多数。
5 1

コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年08月12日 02:32
    うえええ…。それより、宗主権を放棄したインドや香港との、同盟国にでもなって中国問題に取り組んでいただきたいです。

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する

忍者モード登場!