「映画プリキュアミラクルリープみんなと不思議な1日」
なかなか面白かった。ハグプリ、スタプリ、ヒープリの共演を見られて嬉しい。特にスタプリの変身シーンは、久しぶりに見られてとても感慨深かった。本来の3月公開で観ていれば、テレビのスタプリ終了からそれほど間もないこともあり、そんなにぐっと来なかっただろう。
恒例の応援要素に関しては、劇中でキャラクターがライトを振るシーンはあるのだが、、本編開始前の「声を出さないこと」「配布したライトを使わないこと」との注意によって、実質的に応援を禁じている。このご時勢で仕方ないとはいえ、もったいない。
物語に関しては、タイムループ物としての基本は、一応整っている。ただし、自分がループ物に期待するところの、ループ過程における試行錯誤のドタバタや、ロジカルで説得力のある問題解決といった要素は、そこまで深くない。女児向けアニメなので、あまりストーリーを複雑にするべきでないことは分かるが、ちょっと物足りない。
「ザ・ハント」
人間狩りを題材にしたホラー映画。意識高い系のリベラリストが、無責任にネットで陰謀論を騒ぎ立てる貧困白人を拉致して、ハンティングするという設定。冒頭からテンポよく人が死んで、とても面白かった。
こういう映画を見て思うのだが、10年前の小説「ケモノガリ」がいまだに映像化されていないってことは、日本の映像制作者に見る目が無いよなぁ。「ケモノガリ」の第1巻は、人間狩りの物語としては最高に面白いんだけどなぁ。
「ザ・グラッジ死霊の棲む屋敷」
タイトルが原題の「Grudge」のままだが、ようするに日本発のホラー「呪怨」シリーズの新作である。なかなか面白かった。雰囲気はハリウッドホラーになっているけど、呪怨の要素はしっかり使われていて、安心して楽しめた。
「コンフィデンシャル共助」
北朝鮮と韓国の刑事のバディ物。つまり、韓国版レッドブル。コミカルなところもあり、アクションもなかなかのもので、面白かった。こと、カーチェイスに関しては、邦画ではできないレベルのスタントが見られるから、その辺は韓国映画がうらやましい。
「ストレイ・ドッグ」
ニコール・キッドマンが、やさぐれ刑事を演じる。わりと退屈しながら観ていたが、終わってみれば、まぁまぁ悪くないかな、といったところ。
ミュージカル『刀剣乱舞』歌合乱舞狂乱2019
4DX上映だったので、行ってきた。ゲームとアニメは未履修。
2年前のミュージカル『刀剣乱舞』〜結びの響、始まりの音〜や、映画刀剣乱舞と違って、歴史改変を阻止する戦いは今回無し。寸劇と歌の3時間。音楽に合わせて動く4DXのシートに揺られてながら、それなりに楽しんだ。
ちなみに、アニメ版刀剣乱舞はufotableが作っていたことで、所属アニメーターにチャンバラを描く下地ができていたことが、その後の鬼滅の刃のクオリティアップにつながっているんだそうな。
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