亀ちゃん食堂@岩手県盛岡市

辛味噌味が岩手県民の好みなんだなあ。

岩手旅行に行った際、行く先々のラーメン店で食べられているのは辛味噌ラーメンがやけに多いという印象を持った。

こちらは行列の出来る人気店のようなので訪問したが
やはり辛味噌ラーメンを売りにするお店であった。
前に訪問した柳家のラーメン(味噌キムチ納豆)とベクトルとしては近い。
つまり、味噌、豆板醤が味のベースだ。
個人的には柳家の方が好みだが、
亀ちゃん食堂の方がベースのスープの濃度が濃く、油っこい。
具体的にいうと豚骨の濃度だ。
柳家の方が万人受け。
亀ちゃん食堂の方が若者向け。

行列の出来る店になる理由としては回転率の悪さがあげられる。
柳家はどんなに暇でも従業員が３人いた。
亀ちゃん食堂は店主と奥さんの２名体制。
また店舗構成上、テーブル席がいくつか設けてあり、
奥さんの動線も自ずと長くなり、疲弊する構成となっている。
ラーメン自体も炒める工程が入るメニューのため、
調理人も疲弊しやすくなっている。
だから１日の杯数は少なくなる。
(早めに売り切れになる)

お客さんはお客さんで早く行かないと売り切れになるから早く行って並ぶ。

つまり並んではいるけど、特別大繁盛とはいってないように思う。
１日50人強といったところだろうか。
私が行ったのが13:30。
私の後ろすぐのお客さんで売り切れになってしまった。

しかし並ぶくらい一定数のファンはいるわけだから、
そこそこ人気は人気なのかもしれない。