西村大臣が記者会見で述べた「ランチタイムの外食や昼間の時間帯の不要不急の外出について、行動を見直してください」というヤフーのニュース記事を読んで、とっさに思ったことは”アホな学校ほど校則が多い”というウワサである。校則で行動指針を示されないとなにをしでかすかわからない、という考えは、アホな学校に適用されているらしいし、これが国民全体に呼びかけられるということは国民はアホであるという前提に立っている。
私が卒業した高校はご多分に漏れずアホな高校で、とんでもない校則があった。
”男子生徒はみだりに女子更衣室へ入ってはいけない。”
と、生徒を犯罪者扱いするようなものもあれば、
”教職員をあだ名で呼んではいけない。”
という厳格な校風を世間に知らしめるような校則もあった。
ユニークというか、まるで小学生の悪ガキに訓を垂れるような校則もあった。
”階段を1段飛ばしで上がってはいけない。”
わざわざ校則に入れるようなものか!?。
生徒手帳を他人に見せるのが躊躇られるような校則もあった。
”校内でうさぎとにわとりを飼ってはいけない。”
じゃあ、犬や猫は飼っていいのか?
きわめつけは、うどん県ならではの校則だ。
”学食のうどんを自宅にテイクアウトしてはならない。
いくら本場の讃岐うどんだとは言え、冷めたら不味いです。
管理される=奴隷精神で生きるのは頭を使わなくて済む。が、これでいいのかニッポン。国民の知的平均レベル以下の政治家がその場しのぎに発する指針なんて、ブラック校則と同じレベルだぞ。
ご近所さんから夏ミカンをいただいた。紙袋の中には9個入っていた。
先日、生涯でいちばんと思えたくらいに美味しかったアプリコットジャムをいただいたかたに、半分を持参しようと思いつき、ラズリの散歩も兼ねて訪ねてみたら、「ぜひいただきたい」とおっしゃったので、散歩から帰って皮に傷がない4個を選んでふたたび行った。
私ももちろん、残り5つを使ってマーマレードを作るつもり。
夕方、昨夜にどうしても読了できなかった文庫『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』を読了。テレ朝の人気番組「人生の楽園」みたいなほのぼの系田舎暮らし本か、と想定していたら、まったく違っていて、資本主義の歪みと労働疎外と、本当にいい食品(もちろんパンを含む)とはなんだろうという命題を体験的に語った良書だった。
大学を卒業してから、大学時代の友人と1年間に亘ってマルクスの『資本論』を読み合わせしたことがあった。彼に一筆書いて、送ってやろう。
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