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2021年01月14日19:32

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陽光眩しい海辺のカフェへ

 昨日13日、午後3時過ぎにラズリと散歩に出掛け、銀行でお金を少々下ろし、街の中心街を半周するようなコースで途中、犬友の雑貨店に寄る。
 特別給付金の話を振ると、「うちには入らない。でもおかしいと思うんだよね。1日の売上がたった1万円のスナックのおばちゃんに6万円支払うって、儲かっちゃうんだもん」などとすごい剣幕で話され、なんだか私が西村大臣に代わって叱られたような気に。
 帰り道、わが身を振り返っておかしいことはと自問してしまい、大学時代、厚生部の紹介で受けたバイトを思い出す。「電通リサーチ」でアンケートの調査員をしたことがあって、住宅地図を渡され色塗りされたエリアで車のオーナーに何十問かのアンケートをするバイトだった。確か一件につき800円で、10人分だか20人分のアンケートをやったら結構いい金になる。
 結構詳細なアンケートで、記入してもらう(もしくはこちらが読み上げる)だけで10分以上かかる。ズルできないよう、名前と電話番号も書いてもらうルールもあった。私は最初の1人か2人、実際に書いてもらったのだが、あとの人は名前と電話番号と所有歴だけを記入してもらい、自分で考え考え書いた。
 幸い、発覚しなかった。塾の講師を週2でやっていたので、バイトをする必要はあまりなかったのだが、家賃支払いを溜め込んでやむなくやったバイトではおかしなことばっかしていたな、と。当時の世の中は植木等や森繁久弥といった喜劇俳優がいらっしゃったことが関係していたのか、おかしなことをやらかす学生に寛容でありました。
 
 本日14日、三浦市在住の旅行作家と駅前の「エクセルシオール・カフェ」で会うことになっている。が、昨日ちらっと店内を見たら、結構混んでいたので、朝イチで彼に「もしよかったら逗子か葉山の、テラスがあるようなカフェに変更しませんか?」とメールを打った。
 すぐに「賛成」と返信が届いたので、ネットで探してみたら「なぎさ橋珈琲」という名の、海に面したカフェが見つかった。なので、駅前まで私がクルマでお迎えに行ってなぎさ橋珈琲店に行くということでいかがでしょう、とメールを出し、これも即、OK!となった。
 午後イチ、彼から駅に着いたという連絡が入ったのでクルマに乗り込んだ。
 彼は以前逗子に住んでいたこともあって「なぎさ橋珈琲店」に入ったことがあると言う。
 渋滞してなかったこともあって10分ちょっとで到着。
 入口で検温とアルコール消毒ののち、入店。今日は比較的気温が高いので、テラス席を選んだ。目の前に海、江の島、富士山が見えた。席から50センチのところにある欄干にはスズメが止まったり飛んだりしていて、まるで「湘南スタイル」に載ってるカフェみたいだ。
 話が弾んだ。
 会話の途中、クルマのことを訊かれたので、正直に顛末を話すと、馬鹿ウケした。そんなに面白いのか?
「これ以上ないサイコーな旅になりましたね」
 彼は3年前にクルマを手放したのだが、私が乗ってきたクルマに並々ならぬ関心を寄せてくれ、オーナーとしては器量よしの娘を褒められた気分。
 2時間経ってお開きとし、クルマで逗子駅まで送ることにしたのだが、クルマのハッチバックを開けてチェックしつつ、「帰宅したらぼくもネットで調べてみよう」と言っていた。
 逗子へ送り届け、帰宅した頃合いで西の空が夕焼けだった。
 大した距離は走っていないものの、気持ちいいドライブとなった。
 なぎさ橋珈琲店はかなりポイントが高い。もう少し暖かくなったら文庫本を持ってテラス席に行くのもいいかな。
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