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2021年01月05日17:36

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鎌倉図書館で「わーい!」とはしゃぐ

 昨日4日は原付バイクの初乗り。ブックオフで元日から4日まで本が20パーセント引きなので、大型店の大船へ。
 鎌倉街道は大渋滞だった(行きも帰りも)。私のような市民の初乗りと、相変わらず多くの観光客。鎌倉に来るな、という思いがあるものの、山口ナンバーの車を見ると、「遠いところをようこそおいでくださいました」という感情も湧く。鎌倉市民は多かれ少なかれ観光客に対して冷たい視線を送る一方、じゃあひとりも来ないとなるとこれはこれでプライドが傷つく(笑)。テレビでは毎日のように鎌倉のショップやユニークな人が取り上げられ、たまに自分が住む町も出て来る。近所の人が迷惑顔で「昨日、BSを見てたらいきなり家の前の道をタレントのなんとかさんが歩いててびっくりしたわ」などと言われたりするのだが、内心満更でもなさそうである、ははは。
 ブックオフでは池内紀さんのハードカバーを見つけ、新年早々幸運を得た。

 本日5日。
 相変わらず年賀状が届く。出していない人からの賀状をしげしげと見つめながら、書くのが面倒なんですけどとつぶやくものの、それが高校時代の友人だったりして、やはり出したくなる。新たに図案をつくり、和紙のはがきに印刷。5枚ほど書いて、投函がてら郵便局に行く。
 年賀状とは別に、女流作家から御守りが届いた。昨年、自分が病気になって入院&手術をしたこと報せると、わざわざ自宅からほど遠い神社に行って御守りを送ってくれた。で、今年の年賀状にひとこと「御守りはいまだ持ち歩いております」と書き添えたら、もう快復しているにもかかわらず、ふたたび買い求めて送ってくれたのだった。
 女流作家は生活保護下にいる。なんてことだ、もったいないことをして。
 郵便局で年賀状を出したあと、まあまあ有名な洋菓子店に行って、カステラを送ることにした。週末、緊急事態宣言のようなものが出るらしいので、カステラ一本があれば外出を控えることも可能だろう、みたいな気持ち。ついでにご病気のかたにもカステラをお送りして新年のご挨拶とした。
 自転車なので、今年初めて図書館へ行くことと。
 雑誌をちょっと立ち読みしたり、文学の棚を回って背表紙を眺めたり。で、正面入口に戻って気がついた。
「としょかん福袋」が一面に展示されている。
 大きな封筒の中に一冊の本を収め、どんな人に向いているのかということを念頭に置いて、いろいろな文言が直筆で書かれた文字どおりの福袋だった。
 私はその前でボーゼンとして、眺めた。
 そして、ちょうどそばを通りかかった自分と同年輩らしき女性非常勤職員に、「ここだけ写真撮っていいでしょうか?」と思わず尋ねてしまった。すぐに「館内は撮影禁止ですが、ここだけならいいですよ」という返事を想定したのに、彼女はとても生真面目というか職務に忠実な性格で、「少々お待ち願えますか」と言って、カウンターにいる同僚たちにヒヤリングしているようだ。
 が、全員非常勤らしく、彼女は内線電話で(上司か館長に)訊き始めた。
 軽い気持ちで言うんじゃなかったな、と後悔。
 それから1分後、彼女は赤いプレスの腕章を持って私のもとへやって来て、「許可が出ましたので、これを腕に巻いて撮影してください」と。
 わーい、嬉しい。
 お調子者男のためにご苦労をお掛けして、たいへん申し訳ない。
 鎌倉図書館はネトウヨが喜びそうな雑誌と本が多数ある一方で、割とユニークな活動や言動をする伝統的な図書館でもある。ちょっとここで宣伝しておきます。
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