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2020年08月30日19:35

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まるで阪神の監督人事と同じだな

 朝7時、暑くて目が覚めた。昨夜寝たのは午前1時半だから睡眠時間は5時間半か。
 午前9時から横浜トリエンナーレ特集の「日曜美術館」を観る。先月来、ちょっと気になっている大規模美術展だが、このコロナ下に行くまでもない、それより規模も知名度も劣る「黄金町バザール」(9月11日から開催)に今年は行ってみようか、と思っている。
 番組内容は、さすがNHKの優れた構成力と美意識だった。水先案内人のサヘル・ローズと篠原ともえがわかりにくい現代美術の見方を独自の目で説明していて、展示作品に興味が湧いた。しかし、優れた紹介番組をしっかり見てしまうと影響をもろに受けてしまい、追体験をするだけに行くということになってしまう。旅なんかがいい例だが、事前の情報が確か過ぎると、撮影スポットまで真似っこするのと同じ。やはり自分が見るべきトリエンナーレはローカルでアジアンテイストな黄金町バザールだな。
 番組を見終わったあと、バイクに乗って隣町の大型スーパーへ。
 途中、ブックオフに寄り、月刊pen2018年11/1月号を買う。「手書きの味わい」という特集で18人の著名人が手紙を書いたり、ノートや便箋や万年筆などの盛りだくさんな内容だった。
 帰宅後、扇風機の前ですぐに全員の手紙を見て読んで楽しめた。やはり文字は手書きがいいと強烈に感じた。
 
 しばらくの間、テレビニュースと新聞は読みたくない。
 一昨日、朝日でさえ、「民主党政権は失敗だったが……」という前提で次の総裁選びに注目していたのだが、こういうステレオタイプで無知無能の見方はなんとかならんものか? これは国民の大半も同様の総括なのだが、民主党政権がとりたてて無能だったわけでもない。
 民主党政権末期、新聞もテレビも連日、尖閣諸島海域に出没する中国船を取り上げ、弱腰の政府を批判することに終始していたのだが、安倍の政権奪取後、この報道はぴたっと止まった。で、驚いたことに、民主党政権から1年半後、新聞が小さく領海侵犯の船籍数を発表していたのだが、それを見て驚いた。野田の時より増えているのである。私は意地が悪いので以降、ときどき領海侵犯数をチェックしているのだが、決して減ってはいないのである。
 アベ政権で所得が上がった、などと嘘八百ばかりが語られているが、実際、平均収入は民主党政権時より減っている。民主党政権で結果が出せなかった拉致問題や北方四島返還交渉についても、8年間でむしろ後退している。とりわけ北方領土なんて、ロシア首脳がたびたび島を訪れ、新たな道路や大型施設が建設され、返還など120パーセント、見果てぬ夢となった。
 一昨日からは、アベの後釜が誰になるのか、という報道ばかり也。関西圏に於ける阪神の監督人事とか、AKBかなにか知らぬが人気投票の選挙とかと同じで、興味が湧かない。国を率いるトップを決める、というのは、政策であったり、将来に対するビジョンであったり、哲学であったり美学であったりするのが当たり前だと私には思えるのに、形勢と雰囲気だけのようである。こんな思考の幼稚さが先の大戦に繋がったというのに、である。
 ホント、情けない。
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