殴り書き日記

　朝、浴槽の湯がまだ温かだったこともあって、旅行中から昨夜まで履いていた黒のジーンズを放り込んでしばしのちに洗濯。ジーンズを干しつつ、昨日、横浜の往復で1時間ほど使用した使い捨てマスクも日光消毒したら細菌もウイルスも死滅するだろうと楽観的になって干すことにした。もう一回は使おう。
　iMacの前に座って、趣味の編集作業を途中コーヒータイムを挟んで計約2時間ほど。あっと言う間に昼ごはんの時間となった。
　午後もまたiMacで作業を始めたのだが、多動性障害児のように落ち着きがなく、システム手帳のリフィル作りをしたり、Amazonで気になる本の口コミを読んだりしていると、午後3時になってしまった。
　ラズリの散歩時間だ。毎回、その日の気分によって履くスニーカーをチョイスする。今日は運動靴みたいなナイキのスニーカーにした。約8分くらいのところに横須賀野菜の直売所があって、その近くに来るとラズリは前へ前へ駆けようとする。行くと野菜屑がもらえるからだ。
　今日もブロッコリーの葉っぱを数枚、おばさんからもらった。
　食べ終わった瞬間、売り物のブロッコリーを袋詰めしているおばさんの手先に飛びつき、ブロッコリーを口に入れようとした。
「ああ、ラズちゃん、いけませんよー」
　やむなくラズリの唾液が付いたブロッコリーを買った（笑）。息子さんが無農薬、有機肥料で栽培している野菜だ。きれいな「商品」は道の駅「すかなごっそ」で販売し、規格外がこちらに回ってくる。なので道の駅で売られる半額くらいの値段だ。
　夕方、恩師から届いた歌誌を読む。今号は巻頭に先生の随筆が載っていて、テーマは高校の国語教育改悪だった。2年後、現代国語が「論理国語」と「文学国語」に分かれる。いったいどういう教育的意図と方針なのか？　各界から大批判を浴びているのは言うまでもない。論理国語とはアプリの説明書とか生命保険の約款なのだろうか（笑）？　小林秀雄や中村光夫の随筆を読まなくて済むのは高校生にとって助かるとも言えるが、自分たちと同じような低脳を増やして議席確保したいという意図がありそうだ、
　夜、アジアチャンピオンシップ、横浜マリノスとシドニーFCの試合をネット中継で観た。マリノスが4対0で快勝し、気分よかった。
　夕刊によると、失踪技能実習生を違法に働かせる人材派遣会社の代表らを逮捕した、とある。コロナウイルスも結構だが、こういうニュースをテレビではなぜやらぬ？　職業に貴賎なし、と言われるが、私は人材派遣会社及びその社員は軽蔑の対象である。昔の言葉で言うなら女衒とか口入れ屋。労働賃金の上前をはねて太るような職業というのはホント卑しい。今では就職希望ランキングで結構上位にある人材派遣会社もあるようだが、ひと昔ならヤクザの資金源だ。
　同じく夕刊で、通販会社「ケフィア」の倒産記事が載っていたが、記事を読んでいると「かぶちゃん農園」の会社で、朝日も含め新聞に多数出広していたじゃないか。朝日がそのことにまったく触れていない、というのはおかしな話だ。社としてお詫びのひとつでも掲載するべきではないだろうか？