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2020年01月24日20:02

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買い物で大船へ

 昨日とは一転、今日は暖かい。雨の心配もなさそうだ。
 詩人の遺した資料を整理しながら同時に読んでいこう、と昨日まで計画していたのだが、陽光が窓から射し込んでくると、何が何でも外出したくなった。2、3のメールを書いたのちに机から離れ、昼ごはんを食べたら隣町に行ってみようとわくわくする。
 午後1時半、家を出て大船に向かう。大船は何軒ものドラッグストアが乱立しているし、ブックオフの大型店もある。今月いっぱいのブックオフ全店10パーセント割引券を持っているので、少し高い古本でもそれなりに価値がありそうであれば買おう。
 疲れないうちにブックオフから先に行く。文学系の棚で与那覇恵子というひとの『文芸的書評集』という背表紙が目に入って、手に取ってみた。私は与那原恵というノンフィクション・ライターが惚れ込むくらいに好きなのだが、似たような名前だ。それで気になったというだけなのだが、出版社が「めるくまーる」で、今度は「めるくまーるなら無条件に買いだな」などと出版社に重きを置いて買うことにした。みすず書房とかめこんとかめるくまーるとか、著者や内容以前に惹かれる版元があって、ブックオフのような古本店で見てしまうと、つい手が出てしまう。
 新書棚に行くと、白水社のUブックスで『インド夜想曲』(アントニオ・タブツキ著)という小説があった。訳者が須賀敦子で、解説を少し読んだら、彼女ご自身アントニオ・タブツキはこの本で初めて知った、という。
<失踪した友人を探してインド各地を旅する主人公の前に現れる幻想と瞑想に充ちた世界>というわかったようなわからないような編集者の紹介文がある。そして須賀さんの解説によると、旅に出て読むといいような内容だと書かれていた。来月、旅をすることに決めている私としては、この本をリュックに入れたくなった。値段は微妙(に高い)、しかしせっかく割引券を持っていることだし……、買うことにした。
 ここまでで30分ほど費やしていたのだが、そこで明日・明後日は店内商品20パーセント引きというポスターが目に入った。あらま、明日来ればよかったわけか。
 で、この2冊だけ買うことにして、レジへ。
 次にドラッグストアへ行き、店頭に山積みされていたマスクを買った。中国では品切れになりつつあるらしいが、ここ大船では相変わらずバーゲン商品だってある。他に歯ブラシと歯磨き、サプリメントを買った。昨日発売の週刊文春で歯磨き特集が組まれていて、なるたけ研磨剤が入ってない歯磨きが望ましい、と書かれてあったので、手帳に「無水ケイ酸、リン酸水素ナトリウム=研磨成分」とメモっていた。が、店頭にずらりと並ぶ一般的な歯磨きはこのどちらかが必ず入っている。千円以上するような歯磨きチューブを買う気はないので、仕方なくややプレミアムのタイプを買った。
 大船のランドマークみたいな魚屋スーパーでカレイの一夜干しを見つけた。島根県産のシールが貼られていた。もし木曜深夜発のサンライズ出雲に乗ったとしたら、今夜は松江の食堂で、地元の魚料理一品+宍道湖産のしじみ汁+煮物+ごはんというような夕食を摂っているはずだ、などと想う。なので買った。
 夜、食べたら、美味しかった! 日本海の魚はいまが旬なのかな。
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