午後2時半、メールチェックをしたら図書館から予約本確保のメールが届いていた。カフェテーブルの脇には読むべき本が10冊以上積み上げられているのだが、すぐにでも借りに行ったほうがいいか。図書館本は待ったなしで読む必要があるので、畢竟、読書量が増えるし。
玄関を出て郵便受けを覗いてみたら、郵便物とは別に先週末Amazonで注文した中国製の安価な充電器が入っていた。
今日図書館に行くのはやめた。早速、原付バイクのバッテリーを取り出して充電しよう。
Amazonの口コミを見ると、ばっちり充電できたというユーザーと、不良品だというユーザーが7対3の割でいた。充電できないという可能性もあれば、バッテリー自体が死んでいる可能性もある。こういうのは面倒がらず、一つひとつ確かめるより他ない。
既に充電してから5時間が経とうとしているが、まだ充電ランプは赤色のまま。満タンになったら緑に光るらしい。バッテリー液が過熱・膨張して爆発しないか、心配である。
この程度でも普通の素人は心配になるのに、原発の汚染水についてマスコミも国民もあまり関心がない。
夕刊の社会面の隅っこに「汚染水処分 初の試算 年27兆〜105兆ベクレル」というベタ記事が載っていた。ちなみにさっき見た夕方6時のテレ朝ニュースでは報道されていなかった
<東京電力は18日、福島第一原発敷地内のタンクにためている処理済み汚染水について、海洋放出などで処分する場合の放射性物質トリチウムの年間処分量の試算値を初めて発表した。処分の開始と終了の時期によって計8ケースを想定。年間処分量は約27兆〜106兆ベクレルになるとした。同日開かれた経済産業省の小委員会に示した。>
ここまで読んで、政府と東電は汚染水タンクの増設ではなく直接海洋放出することに100パーセント決めている、というニュアンスが伝わってくる。
が、このあとさりげに以下のようなことが書かれていた。
<経産省によると、国内の原発は通常、運転に伴って1カ所あたり年数千億〜百兆ベクレルのトリチウムを含む液体放射性廃棄物を海に出している。福島第一原発からトリチウムを海洋や大気に放出しても、今回の試算値の範囲では、被曝(ひばく)による健康上の問題はないという。>
ええっ? 日本のどこの原発でも放射性物質が含まれた汚染水が海洋投棄されている、ということは比較的知られてはいるが、福島以外でも100兆ベクレルものトリチウムを垂れ流していたのか? それなら逆に福島第一原発で汚染水を海に流すのは理に叶っている、ということにもなる。
こんな記事を読んでしまうと、近海物の魚が不味くなる。
フクイチ関連にまぎれて、こういう重大な事実をしらっと語るのはいかがなものか?
ちなみに、この記事より沢尻エリカ様のほうが扱いは大きい。合成麻薬やマリファナはほんの一部の国民のみが汚染されるのに対して、放射能汚染は日本人のみならず地球規模での汚染である。エリカ様ご出演の大河ドラマやテレビコマーシャルでの「損失」に口角泡を飛ばして言及するよりも、汚染総理と放射能汚染が喫緊の課題でありまする。韓国は日本の放射能汚染と汚染総理にたびたびクレームをつけているが、この2点に関してまったき正論だ。
たった今、充電器のランプが緑に変わった。
私はこと安全性に関して小心者で、ひょっとしたら原子力発電の維持管理に適任な性格かもしれない(笑)。
外は強風が吹き荒れている最中なので、明日、バッテリーを取りつけたい。
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