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2019年10月22日04:54

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仙丈ケ岳登山録−8

馬の背ヒュッテを背に沢沿いを下る。
石がゴロゴロして足元が悪い。
そんな中の急降下、
私が最も苦手とする状況。

新しい登山靴がフィットしているのか、
前回みたいに爪をやられることはなかったが、
体のバランスを保つため、ヒザに負担が集中。
あっという間にヒザがやられる。

沢沿いの道を離れても、
樹林帯の急降下は延々と続く。

それほどの高低差はないから、
他の山に比べれば軽いはずなんだが、
ここ2年の筋力低下は想像以上だったようだ。

視界が悪く、終わりが見えない。
弱ったなぁ〜、と思っていると、不意にバスの音が聞こえ…
そう、大平山荘がようやく見えてきた。

大平山荘で少しヒザを休め、
北沢峠まで最後の登り。
とはいってもここの距離は短い。
一息で登り切り、12時30分、無事に到着した。

今回の山行きを思い返すと、
やっぱり関西方面から、南アルプスまではアクセスに時間がかかる。
特に北沢峠からは仙丈ケ岳だけではなく、甲斐駒ケ岳も登れるので、
できれば両方を一度に登りたい。
健脚者なら、2日あれば、初日に甲斐駒ケ岳を登り、
2日目に仙丈ケ岳。その日のうちに帰ることは可能だ。
それをするには、私の場合、筋力トレーニングが必要だが…
帰ってきたこもれび山荘でらーめんをすすりつつ、
そんなことを考え、帰りのバスの時間を待った。
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