仙丈ケ岳登山録−１

前回に引き続き、他サイトからの移行記事です。
古いものですが、よろしくです。

2015年7月30日

午前４時、眠い目をこすりながら起床。
普段なら当然まだ寝てる時間だ。

前々日までは山の天気は良好だという予報だったのに、
登山当日の天気が急に雨という予報に変わった。
南アの気候とは本当に相性が悪いなぁと思いながら、
当初予定になかった簡易テント等を詰め込み、軽装の予定が一変。
結局の重装備となった。

予定外に重い荷物を背負って始発電車に乗り込む。
新幹線も一番早い便だが、結構乗客は多い。
なんせ平日だもんな…

昼過ぎの甲府駅。
駅前の広河原方面のバス停がそれとわかる客層で埋まり心強い。
空には分厚い雲がでているのに、暑い。

北沢峠への中継地点、広河原まではバスで２時間。
広河原での乗り継ぎに１時間。
そこからさらに北沢峠まで３０分。



朝一番で出て結局北沢峠に着くのは夕方である。
つくづく遠いなぁと思う。

こもれび山荘（旧　長衛荘）は設備の整った、
しっかりとした山小屋である。


翌日山に入る人、その日登ってきた人、
たくさんの人たちがいるが、ごった返している感はない。
布団は一人一つが確保できている。
着くのが遅かったせいもあり、程なく夕食の時間となる。
施設と同じく夕食も豪華だ。
天気予報もここにきて好転してきた。
夕食後はすぐに布団に入る。
朝早かったせいか、早々に眠れそうだ。