まず
★重度障害者の中には「人を傷つけてはいけないということを理解できない」人がいる。
と言う事は、そこに勤める職員はわざわざ痛い思いをしにいくようなものである。
リスク回避型の職員には恐怖ではないか。
確かに重度障がい者の中には理解できない人がいる。
もちろん、他害行為を受けたとしても反撃してはならない。
防御するのみである。
他利用者が他害行為を受けないよう守らなくてはならない。
ただ、違和感を思ったのは「そこに勤める職員はわざわざ痛い思いをしにいくようなもの」という言葉。
わざわざ?
そんな人はいない。怪我をするかもしれないのに・・・
もし、そうならそれは生活支援員失格ではないかと思う。
痛い思いをする前にすべきことはなかったのか、考える必要がある。
なぜ、人を傷つける行動に及んだのか。
それが私たち生活支援員の仕事なのだ。
ただ、どんなに事前に対策を講じても、他害行為に及ぶことはある。
それは私たちがどんなに冷静にしようと思っても不安になることはあるということと同じだと思う。
そのときは他利用者を守りながら、そして、本人の身の安全を守りながら、自身をも守らないといけないと思う。
ただ、そこには「わざわざ痛い思いをしにいくような」人はいないことを伝えておきたい。
リスク回避型でない職員にとっても確かに他害行為は恐怖ではあるため、何より予防が大切なことは言うまでもない。
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