２つの嘘、そして見えてきたものとは２

前回の夜勤での出来事。
うちのフロアーでは他のフロアーにはない特別マニュアルがある。
特別マニュアルについてはここでは書かないが、そのマニュアルのあることで
自分が担当しないフロアーの様子もなんとなくわかる。

次の出勤の際、その記録をたまたま読んだ。
利用者の様子を知るためだ。
そこでとんでもない事実が目にした。

特別、その夜勤中に大きなアクシデントがあったわけではない。
しかし、私たちは常に２４時間３６５日、職場にいるわけでないので、記録を頼りにまとめたものを家族や医療関係者に情報提供することがある。
そのためにも記録は大事なものなのだ。

ちなみに利用者の様子が１８０度相違することが書かれていたのだ。
これは事実ではないが、「不安であった利用者がとても落ち着いていた。」というような・・・
それもひとりではなかった。

当人はこの偽りの記録について何にも思ってはいないだろう。
これは明らかに問題だと個人的に思っている。