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2019年06月23日18:22

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サーロイン

梶裕貴&竹達彩奈が結婚発表「笑顔あふれる温かな家庭を」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5675556



竹達彩奈が豚と呼ばれてどれほどの年月が過ぎただろうか。

俺は1つの疑問を抱いていた。

「はたして竹達彩奈は本当に豚なのか」

豚と言われたら否定はしきれない。だが豚と言い切るには何かがおかしい。

特別、鼻に特徴があるわけでもなく、豚の泣き声で有名な声優でもない。だがネットではこう呼ばれる。「豚」と。

考えれば考えるほどよくわからなくなって、ある日「胸を考えたらむしろ牛なのでは?」という発想から1つの結論に至った。

「肉だ」と。

これは肉なんだと。例えるならA4のサーロイン。A4のサーロインで造形した何か。特殊な技術を用いたA4サーロインの肉を丸めて作った人型の何かなのだと。

みんなブタブタ、みんなブヒブヒ言ってる。だが彼らは全員、考えるのが面倒になって適当に太ってることを豚に例えて言ってるのだと。そこで思考が止まってしまっている人々なのだと。俺はそう感じていた。

しかしある日、衝撃が走った。

ある4文字の言葉に脳が破壊された。

恐ろしい発想力。恐ろしい知恵。その言葉に心さえ壊れそうになった。

なぜ俺はそのことに気がつかなかったのだろうと。

知らないわけではなかった。しかしわからなかった。しばらくして少し悔しかった。

それさえ出ていれば余計なことを考えずに済んだ。豚や牛などという馬鹿らしい発想を捨てられた。自分がとてもちっぽけに見えた。




「ドンくん」




そう。

ワンツーどんのキャラクターのドンくん。

もうそれしかない。

それ以外に答えはない。

俺はなぜ、こんなに無力なのだろう。

これは不可能なことではなかった。

だが結果として俺にはできなかったこと。

冷静に考えてドンくんは出てこない。出てきそうに感じるがそこには大きな壁がある。

4文字でいい。ただそれだけだった。

自分は竹達彩奈のファンでも何でもないが、このニュースによってあの日のことを思い出した。

あの日感じた俺の絶望にも似た何かは重度のファンの脱力感、絶望感に近いと思う。

令和になって様々な事件が起こってる。

その前からアイドルや声優が襲撃された事件もあった。

もう忘れよう。みんなで忘れよう。

万が一、いつか刃物で襲ってやると考えている人がこれを見たなら思いとどまってほしい。

あいつが(肉体的、精神的)に盾になれるほどの人間か試してやるなんて考えている人がいるとしたら俺と一緒に忘れよう。肉のことは忘れよう。肉という発想をやめよう。

仮に女性でその反対のことを考えていて「あの女の肉を切り裂いてやる」なんていう女性特有の相手女性に対する憎悪を持っていたとしてもやめてほしい。

問題は肉じゃないんだ。あいつはドンくんなんだよ。それは覆せない。確実にドンくんなんだ。

防がれたらどうする?肉じゃないにしてもあなたの刃が肉に防がれる可能性も捨てきれない。

だがもはやそういう問題じゃないんだ。

肉という発想が過ち。

豚という刷り込みがすべて。

いつの間にか頭から切っても切り離せない豚という概念。サーロインという発想。

あなたが必死に応援してた夜も2人はブヒブヒいわせてたことでしょう。

挿入によって膣内の空気がブヒッという音と共に鳴り響いたこともあったでしょう。

悔しいのはわかる。でもそれは俺も同じ。

みんな悔しい。30歳で恋愛解禁のような発言をしていたにも関わらず30歳で結婚。つまり以前から恋愛しまくり。SEXしまくり。数種類のプレイをしまくり。

でも共に乗り越えていこう。

サーロインを愛してしまった愚かな自分を。

竹達彩奈を愛してしまった愚かな自分を。

梶裕貴を愛してしまった愚かな自分を。

A4のサーロインでも食べて元気を出していこう。
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