武漢肺炎対策の基本方針案が出た♬

感染拡大地域、軽症者は自宅療養　新型肺炎基本方針案
2020/2/25付

新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、政府が国内でのさらなる感染拡大に備えて策定を進めている基本方針案の概要が24日、政府関係者への取材で分かった。感染が拡大した地域の医療機関では重症者に特化して治療を行う。軽症者には自宅での療養を求め、電話などを使った遠隔診療で処方箋を出す特例を認める。

政府は24日、新型肺炎対策を議論する専門家会議の第3回会合を開いて基本方針案を検討した。安倍晋三首相は専門家会議後に首相官邸で加藤勝信厚生労働相らと協議し、基本方針を25日に公表すると決めた。

これまで政府は、感染者について無症状、軽症も含めて全て入院措置を取ってきたが、既に一部地域では専用病床がフル回転になっている。今後、軽症者には自宅療養を促す方向にかじを切り、重症者に的を絞って医療を提供することで死者数を減らす。

現状では新型肺炎の治療法は確立されておらず、対症療法が中心となる。軽症者が医療機関に殺到することで、むしろ院内感染のリスクが上がり、高齢者や基礎疾患のある人など重症化しやすい人にウイルスが広がってしまう恐れがある。

このため軽症者のケアは遠隔診療によって行うことにした。新型ウイルスとは関連のない病気にかかった高齢者らには通常より長期の処方箋を出すなどして通院の回数を減らしてもらう。

感染のピークを抑えるため、各地で起きている集団感染の追跡調査には引き続き力を入れる。ただ、ウイルス検査を担う地方衛生研究所が新型ウイルス対策に没頭すれば、食中毒など通常の衛生対策がおろそかになる。専門家会議では委員から追跡調査が過度にならないよう検討を求める声も上がったという。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO56002860V20C20A2PE8000/
厚労省を官邸が動かしたみたいです。

＞軽症者が医療機関に殺到することで、むしろ院内感染のリスクが上がり、高齢者や基礎疾患のある人など重症化しやすい人にウイルスが広がってしまう恐れがある。

厚労省に丸投げしたままだったら、武漢の二の舞になるところでした^^;;