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2019年12月11日09:20

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米与野党が新NAFTA修正案で合意

米与野党、新NAFTA修正案で合意 発効にメド
2019/12/11 2:03 (2019/12/11 5:47更新)

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米政権と野党・民主党の議会指導部は10日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の修正案で合意したと発表した。米議会の上下院が近く採決する見通し。批准が滞っていた米国で与野党協議が決着したことで、3カ国が批准して発効するメドがついた。北米に投資する日本企業は経営環境を見通しやすくなる。

民主のペロシ下院議長が記者会見で「新協定はNAFTAよりも非常に優れている」と述べ「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」を巡る政権との交渉が妥結したと明らかにした。民主幹部と交渉してきた米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表も「歴史的な合意に達した」との声明を発表した。

民主党によると、修正案はメキシコで適切な労働環境が保たれているか監視する機関を米国に設ける。米国からメキシコへの雇用流出を食いとめる狙いだ。製薬企業にバイオ医薬品の独占権を10年間認める条項を削り、薬価引き下げにつなげるという。

ライトハイザーUSTR代表とカナダのフリーランド副首相は10日、メキシコシティを訪れ、修正を反映した新協定に3カ国で改めて署名した。

米政権は今後、実施法案を議会に提出する。下院は来週に採決する予定だ。与野党が事前に合意したことで、上下院それぞれで早期に可決される公算が大きい。カナダとメキシコの議会も近く新協定の実施法案を承認する見通しだ。最短で3カ国が12月中に批准を終えれば、2020年3月にも発効する可能性がある。

米国とカナダ、メキシコは2018年11月末にUSMCAに署名した。乗用車を無関税にする条件として時給16ドル以上の工場で40%生産するよう求めるなど米国への生産回帰を求める条項を盛り込んだ。下院で過半数を握った民主が協定内容の修正を求めたため、米国の批准が遅れていた。

新協定の発効にメドが立ったことで、北米に投資する日本の自動車メーカーには先行きの不透明な要素がひとつ取り除かれる。NAFTA見直しを公約に掲げてきたトランプ大統領にとっては、20年の大統領選で掲げる大きな実績となる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53202180R11C19A2000000/
>製薬企業にバイオ医薬品の独占権を10年間認める条項を削り、薬価引き下げにつなげるという。

ジェネリック医薬品メーカーは、米国とメキシコの取引きとしてのバイオ医薬品の10年間独占権に反対していました。

>乗用車を無関税にする条件として時給16ドル以上の工場で40%生産するよう求めるなど米国への生産回帰を求める条項を盛り込んだ。

日本車を、TPPに参加しているメキシコを経由して米国に輸出すると、無関税になる予定でしたが、残念ながら日本人工員の時給は1400円〜程度なので、難しいそうです^^;
米国官僚は頭がいいです。
日本人の給料を上げろw

>下院で過半数を握った民主が協定内容の修正を求めたため、米国の批准が遅れていた。

日本の野党と異なり、米国の野党は政策議論がきちんと出来ます。
羨ましいです^^;
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