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2019年08月25日09:54

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日米貿易交渉はTPPと同条件で落ち着く

牛肉の輸入関税9%に 日米貿易交渉が大枠合意
2019/8/25 1:35日本経済新聞 電子版

【ビアリッツ(フランス南西部)=飛田臨太郎】日米貿易交渉は23日、閣僚級協議で大枠合意した。日本が米国産牛肉にかけている38.5%の関税は段階的に9%に下がる。豚肉はソーセージなどに使う低価格品の関税は1キログラム当たり482円から最終的に50円になる。25日にフランスのビアリッツで開く日米首脳会談で9月下旬に交渉を妥結する流れを確認する。

茂木敏充経済財政・再生相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が21日から3日間、米ワシントンで協議し、協定の大枠となる重要品目の扱いについて合意した。年内にも日米貿易協定が発効することが視野に入ってきた。

トランプ米大統領が最大の関心を寄せていた米国産の牛肉や豚肉の関税下げは環太平洋経済連携協定(TPP)と同じ水準にする。豚肉の高価格品は4.3%の関税が最終的にゼロにする。

牛肉・豚肉の関税下げは昨年12月に発効したTPPが先行する。米国に配慮し、日米貿易協定が発効すれば、その時点のTPP加盟国の税率に一気に下げる。その後の税率下げのペースはTPP加盟国と同じにする。

一方、米国は日本から輸入する日本産牛肉に3000トンの無税枠を新たに設ける。米国内で人気が高まっている和牛の輸出に弾みがつきそうだ。

日本が米国に要請してきた自動車本体の関税撤廃は先送りする。貿易協定とは別に今後も交渉を続ける。米国は自動車以外の工業品では幅広い分野で関税を撤廃する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48973420U9A820C1MM8000/
>日本が米国産牛肉にかけている38.5%の関税は段階的に9%に下がる。豚肉はソーセージなどに使う低価格品の関税は1キログラム当たり482円から最終的に50円になる。
>一方、米国は日本から輸入する日本産牛肉に3000トンの無税枠を新たに設ける。米国内で人気が高まっている和牛の輸出に弾みがつきそうだ。

結局農産物に関しては、米国がTPPに加盟したのと同じになると言う事です。

【TPPでこう変わる】(2)牛・豚肉、関税率大幅引き下げ
2015.10.21 05:00
牛肉の関税率はTPPの発効に伴い、現在の38.5%から27.5%に引き下げる。その後も段階的に削減し、16年目には9%となる。焼き肉や牛丼などの外食チェーンではメニューの値下げが期待できるが、国内の畜産農家は品質差が小さい低価格帯を中心に外国産との価格競争が激化、影響が避けられない。豚肉は高価格帯の関税を10年目に撤廃。ソーセージなどに使う低価格帯も1キロ482円の関税が10年目に50円まで引き下げられる。
一方、高級和牛として評価が高い「和牛」は輸出拡大が期待できる。大消費地の米国は日本からの輸入に年200トンの低関税枠を設けていたが、発効後は年3000トンの無関税枠を設定し、15年目に関税を撤廃する。(抜粋)
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/151021/mca1510210500008-n1.htm

>日本が米国に要請してきた自動車本体の関税撤廃は先送りする。貿易協定とは別に今後も交渉を続ける。米国は自動車以外の工業品では幅広い分野で関税を撤廃する。

自動車以外の製造業は、これで中共はもちろんの事、韓国やメキシコに工場を建てる事なく、日本国内から直接米国に輸出出来ます。
安い中共製品は、米国市場に限り、高関税のおかげで競争力が無くなったので、日本にとって有利です♬

世界的に自動車離れが進んでいる状況で、日本は30年前の日米構造協議ほどのダメージを受ける事はありません。
日米の自動車業界が騒がないように、これからも協議を続ける程度でいいと思います。

米国がTPPに加盟すると、ISDS(投資家対国家紛争解決)条項を利用して、米国の投資家や多国籍企業が、投資先の政府や自治体を、国際的な仲裁機関に訴えることができる様になります。
NAFTAでの提訴の内7割以上が米国と言う実績があるので、ここだけは憂慮すべき点でした^^;

この条項が無くTPPに加盟した米国なら歓迎です。
これで、中共包囲網が強化されました♬
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