米国とインドでも高関税合戦^^;

インド政府筋、トランプ米大統領の「関税非常に高い」発言に反論
2019年6月27日 / 15:53

［ニューデリー　２７日　ロイター］ - インド政府関係者は２７日、ロイターに対し、インドの関税は他の途上国と比べてそれほど高くないとの見解を示した。インドが今月発動した米国製品への報復関税について、トランプ米大統領が非常に高いとして撤回を求めたことを受けた発言。

トランプ氏は２７日、ツイッターへの投稿で、今週末の２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議（サミット）の際にモディ首相と協議することを心待ちにしているとした上で、インドは長年「米国に対し非常に高い関税を課してきた」と指摘。「これは受け入れがたいことで、関税は撤回されなければならない！」と訴えた。

インドは今月、米政府が同国を一般特恵関税制度（ＧＳＰ）対象国から除外したことで、米国からの輸入品２８品目に報復関税を課すと発表した。

インドの政府関係者はインドの関税について、世界貿易機関（ＷＴＯ）の規則に沿っているとし、一部の製品に対する米国の関税はインドの関税よりもかなり高いと指摘した。
https://jp.reuters.com/article/usa-india-trade-tariff-idJPKCN1TS0Q
米国は中共だけでなく、インドやトルコに対しても高関税を課そうとしています。
フィリピンやタイは難を逃れているので、正に天国と地獄です^^;

米、インドに対する特恵関税制度の適用終了
2019/6/13 18:05
インドからの輸入品のうち自動車部品など約63億ドル（約7千億円）分が2018年にGSPの対象となった。同国からのモノの輸入全体の1割超を占め、GSP対象国の中でも最も大きかった。（抜粋）
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46058280T10C19A6FF2000/

米国の一般特恵関税制度、20年末まで延長
2018/03/27（火）
米通商代表部（ＵＳＴＲ）によると、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）からは、17年３月時点でフィリピンのほか、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマーが対象となっている。（抜粋）
https://www.nna.jp/news/show/1742600

今回インドやトルコがGPS対象国から外されたのは、ロシア製の地対空ミサイルS-400を購入したからです。
更に中共と経済対話を繰り返し、中共包囲網に入らないのであれば、トランプがキレるのは時間の問題でした^^;

インドは米ソ冷戦下でも中立的な立場を取っていましたが、トランプはなんとしてでも取り込みたい見たいですw

G20でも会談するみたいですが、中立を保ちたいインドでは、平行線で始終して何も解決しないでしょう。
下手すると閉幕のコメントは中身が空っぽになる気がします^^;