カルロス・ゴーンはフランス政府から見捨てられるw

仏経財相、ゴーン氏をルノーCEOから退任させる意向
「数日内に取締役会」
2019/1/17 5:34

【パリ=白石透冴】フランスのルメール経済・財務相は16日、仏テレビで仏自動車ルノーの会長兼最高経営責任者（CEO）を務めるカルロス・ゴーン被告を退任させる意向を明らかにした。「数日の内に取締役会を開くよう（ルノーに）はっきりと求めた」などと語った。勾留が長引く可能性が出ているため、新体制で経営を立て直すことを優先したもようだ。

ルメール氏は「ゴーンCEOが長期間業務を妨げられる時が来たら、新しい体制を取らなければいけないと私は常々言ってきた。今がそのときだ」と語った。ゴーンCEOが退くことになるかとの問いに「もちろんその通りだ」と答えた。

ルノーは事件発覚後もゴーンCEOを職にとどめ、現体制を暫定的と位置付けてきた。だが筆頭株主である仏政府のルメール氏は「取締役会が新しく永続的なガバナンス体制を取ることを望む」と述べた。仏紙フィガロは20日にも同社が取締役会を開き、新体制を発表する見通しを報じている。

ルメール氏はこれまで「推定無罪の原則」を強く主張しており、「仏政府がゴーンCEOの解任を求めない理由は、不正の証拠を持っていないからだ」などと語ってきた。だが東京地裁が15日、保釈請求を却下。長期間勾留が続き、フランスに当面戻れない可能性が出てきた。

逮捕後も次々と不透明な報酬や支出が明らかになり、仏世論もゴーンCEOに厳しい方向に傾きつつある。仏政府としても、ゴーンCEOを守り続けているとみられるよりも、ルノーが新体制を取る方が優先すると判断したもようだ。

ルノーの次期CEOには現在暫定トップを務めるティエリー・ボロレ副CEO、次期会長には仏タイヤ大手ミシュランのジャンドミニク・スナールCEOが就くとの観測がある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40100880X10C19A1EAF000/
＞逮捕後も次々と不透明な報酬や支出が明らかになり、仏世論もゴーンCEOに厳しい方向に傾きつつある。

フランス全土での増税抗議デモがようやく下火になっている所に高額所得者の不正が明るみになっています。
今フランス政府が擁護したら下火になったデモが再燃しかねません^^;

新しいCEOが韓国のサムスン自動車を売却してくれたらありがたいです。
釜山工場は強力な労働組合を抱え製造コストが高いのです。
さらにムントラは韓国全体で労賃を上げようとしていますし、「徴用工判決」での日本企業資産没収は日産にも向かう可能性があります^^;

このM&Aをゴーンの失敗と認め、清算してくれればルノーの赤字は緩和されますw

日産ゴーン元会長の逮捕の余波　韓国の自動車業界、崩壊前夜か?
2019年1月7日 09:36
さらに、ルノーサムスンは12月に、もともと強かった労働組合で、強硬派の労組委員長が選出され、徹底した賃金闘争を予告している。工場生産ラインでの労働力コストが日本を上回る可能性がある状況で、日産がルノーをけん制することになれば、来年の受託生産の確保は不透明になる。2013年時点に、ルノーグループ内で生産性ランキング25位にとどまっていた釜山工場が日産ローグの受託生産契約を結べたのは、ゴーン会長の決断があったからだとされる。頼みの綱がゴーン会長だったと伝える。（抜粋）
https://zaikei.co.jp/article/20190107/487640.html