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2019年04月19日11:07

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あわや、大惨事に!!!

もう二十年近く昔の話です

工務店に勤めてたワシは
当時で築五十年はするであろう二階建て文化住宅に一人で住んでました(もう今は取り壊されてます)
一階二階それぞれ世帯数は五軒ずつで
ワシは一階のど真ん中でした

ある日、仕事で片付けに行った現場から処分を頼まれたベッドのスプリングマット(イメージ写真1)を持ち帰ることにしました

いつも畳の上で寝てたワシも少しランクが上がった訳です(爆)


その日は、真冬でしたが
いつものように缶ビールのロングを数本買って
スプリングの上で呑んでました
最初こそ、気をつけてこぼさないようにしてたけど
酔っ払ってきた頃にトイレに立とうとしたら
スプリング上に置いてしまってた缶ビールは当然のようにこけました(笑)
慌てて拭いたけど勿論マットはびしょ濡れです!

これは早急に乾かす必要があるなと
ストーブの安全装置が働かないように安全スイッチをガムテープで止めて
ストーブの網がびしょ濡れのところにピッタリ当たるようにして
乾かしてました!

勿論数秒温めては数秒離し… の繰り返しでしたが
いつの間にか
最も危険な状態に陥ってしまってました…






そう!
居眠りです!
さて? 何分寝てたんでしょう?
ふと、我に返った時は既に煙が上がってきてました!
後から考えたら
ストーブを寝かせたまんまスイッチ切って水をかけた方が良かったのかも知れません

でも、咄嗟にそんな考えが浮かぶ訳もなく
慌ててストーブを起こしたその刹那!!!

一挙に送り込まれたエアーのせいで
天井まで達するかの如き炎が立ち上がりました!!!


当たり前やけど一気に酔いも眠気も吹っ飛んで
脱兎の如く流しに走りバケツに水汲んでかけたら
確か一回で消えたかな?
でも怖くて二〜三回はかけたと思います!

ほんま、口から心臓が飛び出しそうでした!(笑)
で、焼けた部分を改めて確認したら
直径30cmぐらいの布が焼けて
中のスプリングがむき出し状態になってました(イメージ写真2)


で、火こそ消えてもまだ部屋中が猛烈な煙で充満してるから
真冬にも関わらず窓や入り口を全開にして
しばし呆然としてました…

「でもこの煙、近所に悟られたらマズい事にならんかな?
親方に借りてもろた物件やのにこれはヤバいぞ?」などと逡巡してるうちに
もう一つの心配事が…

それは
「さっきよりも桁違いにびしょ濡れになったこのスプリングマットをどないかせな、今夜寝られへんやんけ?」と言うものでした…


で…
仕方なくワシは再びストーブのスイッチを入れ… 木亥火暴

              終わり



あとがき
勿論、「再びストーブのスイッチを」ってのだけは冗談です
近所からのクレームも無く無事でした(笑)

でもあのまんま眠りこけてしまってたら
当然ながら、今この日記もありませんでした(爆)


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