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2020年02月18日19:29

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農業は職業?写真は職業?

写真について
最新のカメラといいレンズで隅々までシャープで退屈(笑)な写真の大量生産。RAW現像とHDRでさらに悪化の方向へ。残念ながらアマチュアの人までも被写体よりもハイスペックなPCの前で過ごす時間が多くなってきてるようです。結果を弄繰り回してさらに悪化。農業と同じです(笑)。
プロの風景写真家はいません。メーカーの広報担当は「そっち」のプロです。機材マニアにも近づかない方が無難です。テストチャートだけ撮影してこのレンズはすばらしいとか。カメラやレンズの特性にはとても詳しくて、だけどもっとも重要な画のことはほとんど何も知りません。この弊害はレンズの巨大化に現れてきています。またいいレンズをたくさん運びすぎ、焦点距離がダブりすぎ、現場で選べなくなっているようです。
もう三脚も要らないし、明るい巨大なレンズも必要ない場面が多くなってきています。大きなカメラバックはクルマのトランク内で使うものです。カメラ一台レンズ一本、せいぜい2本目の軽いレンズをポケットに入れて準備完了です。


カメラについて
技術的なものはカメラが自動でやります。
オートISOをオンにして撮影モードはPモード、必要であればPモードのまま被写界深度の調整(P*モード)、RAWは使わずカメラ内の設定をつめてjpegで撮ります(PC前よりも撮影の時間を出来るだけつくります)。
画作りに必要な露出補正とホワイトバランス設定補正はどちらも撮影時に。撮って背面のLCDで確認。OKなら終わり、必要なら補正して撮ってOKになるまで繰り返します(iPhoneではこれらもほぼ自動かな。作品にも十分使えますね。またミラーレスは撮る前にわかるのが利点です)。ベテランのアドバイスに多いスポット測光は全く要りません。その他カメラの使い方を学ぶ必要もなくなっています。
いきなり撮ることからスタートできちゃいます。道具はもう準備できています。あとは使い手だけ。レベルの低い広告写真家は無視してください(笑)。

趣味の家庭菜園とプロの農家もほぼ同じことなのかなと。
プロを目指す場合は人から教わってしまうのが普通です。
自分の場合は農業の問題点を体験してみたかったので2年程施設園芸の現場を体験させてもらいました。ここの農家さんは慣行栽培ですがどちらかというと肥料は少なめ、消毒も少なめでした。同時にこの辺りから独自に調べ始めて、肥料と農薬が正比例してると感じ、山梨の現場を複数見てまわったり、本を買ってみたり、webでもいろいろ探してみたりして林さんのホームページまで辿りつきました。1年半ぐらい掛かりました。

プロのカメラマンよりお母さんのスナップの方がいい写真が多いようです。
家庭菜園とプロの農家はどうでしょうか。
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