まだ銀行が繁栄していた時代です
高度経済成長時代です
通商産業省などのトップの人達は
銀行には公共的な色彩が強いので
企業への資金調達が融資だけに偏ることなく
国債を 有効利用するように強調していました
しかし実際の銀行は国債をただ持っていただけで
ほとんど運用することをしていませんでした
高度経済成長の頃は国債にそれなりの投資利回りがあったため
銀行は融資で偏った報酬を曲げることはありませんでした
また国の指導者たちも
それでうまくいっていたため
それに改善しどうもしませんでした
このことは私が若い頃大学時代の就職時代も同じでした
国の指導者たちは銀行だけは公共的色彩が強いので
他の大企業のように一流大学だけを 雇用するのではなく
大学名にとらわれない採用するように指示していました
当然のことながら銀行は誰も守っていません
そんな指示が守られるはずがないのは分かりきったことでしたが
結局国債のことについては
今になってから日銀がインフレーションターゲットを採用しています
しかし今度こそ大手銀行を従わせなければ
困るのは日銀であることは言うまでもありません
そしてこの政策に失敗すれば東大での権威は落ちます
ログインしてコメントを確認・投稿する