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日記一覧

ブドウ(葡萄)
2019年06月30日15:58

 東京の湾岸地域にはあちこちに緑道公園ができ、散歩する人が多いとは言えないのだが、結構楽しむことができ、老人の私にはいい運動にもなる。そんな緑道公園の中に100mほどしかない、小さな散歩道があり、立派な葡萄棚がある。歩きながら見上げると何と葡萄

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 「妙高Future Session!…妙高市では、観光庁が掲げる日本版DMO(Destination Management Organization)の機能を持つ組織として、妙高観光推進協議会が「妙高版DMO」として2016年に発足しました…観光の活性化だけでなく妙高市全体で楽しく暮らしていける

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ムクゲ
2019年06月29日06:27

 ムクゲ(木槿)はアオイ科フヨウ属の落葉樹。別名はもくげ。公園や庭の木として広く植えられていて、これからの時期はどこに行ってもムクゲの花を見ることができる。食傷気味になるのは私だけではあるまい。夏から秋にかけて長期間、白、紫、赤などの美しい

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 サケには母川回帰本能がある。お盆の帰省ラッシュは今でも「風物詩」だが、高速道路を走る車列はサケの遡上に似ていなくもない。スシ詰めの新幹線は少なくなったが、長蛇渋滞の高速道路は相変わらずである。そんな思いまでして人々が帰省するのは何故か。そ

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 春にはハルジオン(春紫苑)が咲き、夏になるとヒメジョオン(ヒメジオン、姫女苑)が咲き出す。今は既にヒメジョオンの花が咲き、その花の色は白色。ハルジオンは牧野富太郎の命名で、春に咲く紫苑(しおん)という意味。シオン(紫苑)とは夏の終わりに咲

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<ベルクソン> 私たちの意識がさまざまに変化しながら継起していく有り様が「純粋持続」であり、とそれこそが人が生きている証だと私は考えます。「純粋持続」として私たちの意識は音楽のメロディーのように流れています。それは、リズミカルで有機的に一体

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デュランタ
2019年06月27日05:58

 この季節は青や紫が梅雨にしっくり、しっとりと合うのだが、すると菖蒲、紫陽花、桔梗と言った名前が浮かんでくる。私にとってはそんな中の一つがデュランタで、子供の頃には見たこともない園芸種である。こちらはしっくりではなく、しっかりと合うのである

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 世界の出来事が決まり、私たちも何をするか決める。そのとき、出来事と行為、あるいはタスクの間にある違いは何なのか。SFに登場するような大袈裟な名称の「スーパータスク(Supertask)」とは、「有限の時間間隔の中で無限の操作を行うタスク、課題」を意

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キョウチクトウ
2019年06月26日05:53

 夾竹桃とは奇怪な字面だが、この中国名は葉の形状が竹に似ていて、花が桃に似ていることからきている。キョウチクトウはキョウチクトウ科の常緑低木。在来種はインド原産で中国経由で江戸時代に日本へ入ったらしい。別種にヨーロッパ原産のセイヨウキョウチ

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 推論には「演繹(deduction)」と「帰納(induction)」以外にもあることを主張したのはパース(Charles S. Peirce, 1839-1914)でした。彼はその第3の推論をアブダクション(abduction)と呼びました。アブダクションは「最善説明を与える推論(inference

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 ギリシア人は、フェニキアの文字からギリシア文字をつくり、彼らの学問や文学を記録しました。ソクラテスやプラトンは、対話や議論を通じて知識を得ることを重視しましたが、プラトンはその学園アカデメイアに図書館を設けました。テキストによる知識の獲得

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タイサンボク(泰山木)
2019年06月25日05:02

 タイサンボクはモクレン科の常緑高木。北アメリカ中南部を原産とし、梅雨の6月から7月にかけて咲く花は直径10〜20センチとかなり大きく、相当に存在感がある。花には芳香があり、特に咲き始めは香りが強い。梅雨空に似合う花と言われるが、青空にもよく似合

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BさんのRadical Darwinism
2019年06月24日07:45

<Bさんの質問> Bさんは大胆不敵な大学生。彼女は今次のように思っている。「正常と異常の違い」と考えられてきたものを「多数と少数の違い」に組み替えることが今の社会ではよくおこなわれている。老齢者、身障者だけでなく、家族制度、LGBT等、実に多くの

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モナルダ
2019年06月24日04:50

 「モナルダは、夏の花壇を彩る花として親しまれ、暑さに負けず、力強く咲く」と説明されていて、確かにその通りなのかも知れないのだが、不思議な印象を与える花で、それが私の眼を捉えたのである。それがモナルダの強かな計算なのだろう。花の形からタイマ

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 新しい考えやアイデアを発見するための方法がアブダクションである。それを使って宗教教義を捉えてみるとどうなるかを考えてみよう。異なる宗教教義の比較など客観的にできる筈がないという立場を最初から唱えるより、その立場が正しいという確たる根拠もな

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クチナシの白い花
2019年06月23日04:55

 既に一重のクチナシは紹介したが、今回の画像は八重のクチナシ。クチナシはアカネ科クチナシ属の常緑低木。森林の低木として自生するが、今は園芸用として栽培されることが多く、公園や庭に数多く見られる。既に花は終わりに近い。乾燥果実は、生薬、漢方薬

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Supertask:小噺
2019年06月22日08:25

 落とし話は小噺、小話、小咄と書かれるが、これらはいずれも近代に入ってからの呼称。そんな小噺の格好の例がHilbertの「無限ホテル(正確にはHilbert’s Paradox of the Grand Hotel)」。無限(infinite)集合を認めると、有限(finite)集合の場合と全く

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脇役三種
2019年06月22日05:02

マサキ マサキ(柾、正木)はニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。日本全国に分布するニシキギは丈夫で成長が早く、刈り込みにも強いため、かつてはよく生垣に利用された。多くの園芸品種がある。江戸時代から品種改良が進み、カラーリーフとして庭のアクセント

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 眼前の赤い紙を見て、「いま、その紙が赤い」と感じ(感覚所与、sense-data)、それに直接的に気づく。私が、私に現れる感覚質「赤」を直接的にデータとして受け取り、赤いと感じるのであるから、これ以上の正当化はない。それゆえ、感覚所与はそれ自身正当

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 ノラニンジン(野良人参)はセリ科ニンジン属、ヨーロッパ原産で、北アメリカでもポピュラーな植物である。日本でも帰化植物としてあちこちで密生している。ニンジンほど根は大きくならない。英語名は Wild carrot。元々はニンジンの原種なのかも知れないと

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言葉と地勢
2019年06月20日06:35

 「おまん、おまんた」に代表される妙高地域の方言と標準語の間の差は僅かなものに過ぎない。方言が次第に本来の言語から離れて行くと、別の言語として独立することになる。それで思い出されるのはラテン語の方言から始まるフランス語、イタリア語、スペイン

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花、そして次は果実
2019年06月20日06:14

 春に咲き誇った花が一段落すると、その後は当然ながら果実ということになる。その果実があちこちでつき始めている。カリン、マルメロ、ヒメリンゴに並んで、ハマナスも赤い実をつけている。 海に近いためか、湾岸地域にはハマナスが多い。隅田川べりのあち

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変数(variable)とは何か
2019年06月19日08:54

 デカルトがきっかけをつくった一つが「変数」の導入。それによって数学は自然を表現する言語として強力な能力を獲得し、自然の変化を理解し、記述するために不可欠の装置になりました。そこで、変数概念がその後さらに拡張されている実情を踏まえ、変数につ

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三題噺
2019年06月19日07:24

 三題噺とは、落語の形態の一つで、落語家が客から人物、品物、場所の三つの題を自由に出してもらい、それらを即席で合わせて一つの話とするもの。文化1(1804)年,江戸下谷の孔雀茶屋で三笑亭可楽が「弁慶、辻君、狐」の三題をまとめたのが始りという。三

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ブルーベリー(blueberry)
2019年06月19日05:47

 ブルーベリーはツツジ科スノキ属の植物で、北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称。栽培品種の成木の樹高は1.5−3m。既にここでも紹介したが、春に白色の釣鐘状の花を咲かせる。その後に0.5−1.5cmほどの青紫色の小果実が生る。画像はまだ熟す前のブルーベリ

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 サーキュラーエコノミーは文字通り「循環型経済」。これまでの資源循環の効率化だけでなく、循環を広げ、既存の製品や有休資産の活用などを図る経済システム。持続可能な経済成長が期待される中、EUではサーキュラー・エコノミーの実現を経済成長戦略の一つ

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シマトネリコ
2019年06月18日05:52

 トネリコはモクセイ科の中の落葉樹であるトネリコ属で、日本列島を原産地とする。一方、シマトネリコはトネリコ属では数少ない常緑樹。つまり、トネリコが落葉高木、シマトネリコが常緑高木。シマトネリコは美しい小葉が規則的に並び、そこから降り注ぐ木も

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 上越市高田公園の外堀のハスはつとに有名だが、近年は池の平いもり池のスイレンの悪名が高い。ハスとスイレンはよく似ているが、どうも見かけだけに過ぎないようである。いもり池の水面はスイレンに占領されてしまい、池に映る「逆さ妙高」は見えにくくなり

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白色の競演
2019年06月17日05:38

 夏が近づくと白い色が目立ち出す。白い花もその一つ。バーベナ「ラナイ」、タイサンボク、エンジェルトランペットなどが花の白さを競い合っている。 エンジェルトランペットとは花の形状からつけられたのだろうが、ナス科キダチチョウセンアサガオ属。今で

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 私たちは建前として、個性と人格を重んじた生活をしています。その通りだとすると、他人と相容れない人が増え、集団ができず、ついには絶滅に至ります。ですから、人は建前では生きられず、生存のために群れることが不可欠。生物は本来的に集団であり、家族

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