落語も住吉神社も脇役に過ぎず、主役は諺だったのに、その趣旨がうまく伝わらなかったようなので補足しておきたい。この種の話は論理学を知っている人なら、実につまらない話で、論理式の変形だけの話なのだが、記号を使えないので、少々遠回りに話になるこ
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住吉神社の大祭「佃祭」の賑わいを見に行った次郎兵衛の話を志ん朝がしていたのを想い出す。その話はさておき、経を上げていた住職が帰り際、「情けは人の為ならず」と説教、同席者みんなで納得しあうというくだりがある。情けは人のためだけではなく、いず
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