■子育てをしていて…「あれっ?私…性格変わった!?」と驚いた瞬間 ママが気づいた「自分自身の変化」
(まいどなニュース - 11月23日 19:50)
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パパである僕は変わったね、それも自分で驚くほどに…。
若い頃の僕は、子供が嫌いだった。
姉たちが時折実家に子供を連れて帰ってきたときなどは、最悪だった。
一緒に食事するのさえ不愉快だった。
おかずはこぼすし、みそ汁はひっくり返すし、口の中のものは吐き出すしで、
大抵は早めに食事を済ますか、自分の部屋で食べたものだった。
そして自分が結婚しても、子どもなんかは真っ平だって思ってた。
しかし結婚五年後、カミさんが妊娠した。
メッチャ怖かったよ、こんな半端人間の自分が親になってもいいのかってね。
そして五月、長男が生まれた。
僕が32歳、カミさんが24歳の春だった。
4600gの大きな赤ちゃんだった。
息子を腕に抱いてみると、にっこりと笑った。
その瞬間、言葉に表せない不思議な気持ちに満たされた。
これが自分の子供なんだ、分身なんだ、という感情に圧倒された。
たちまち家の中は、完全に子供中心に回り始めた。
勤めている高校から帰ると、
速攻で息子をお風呂に入れ、おしめを替え、ミルクをあげ、寝かしつけた。
夜泣したときは、寝付くまで抱っこするのが喜びだった。
何が幸せかって、子供の寝顔とニコニコを見ることほど幸せはない。
「この子のおかげで、オレは生きてるんだな」ってつくづく思ったよ。
こうして息子も四年後に生まれた娘も、二人から有り余るほどの愛情を注がれて
いい性格の子供にすくすくと育って行った。
三歳から絵本の読み聞かせを始めて、それが小学校六年生まで続いた。
おかげでたいへん読書好きの子供に育った。
不思議なもので、自分に子供ができると、他人の子供まで可愛く見えて来る。
あれほど子供嫌いだった僕が、だよ。
保育園のお迎えも、できる限り僕がやった。
ある時、息子の両脚を抱えて「ブーン」と言って振り回していたら、
他の子も「おっちゃん僕も、わたしも…」と次々に集まってくる。
クラスの子供みんなにサービスしたら、ぶっ倒れるぐらいヘトヘトに。
だから僕は保育園では人気者だった。
「あ、○○君のおっちゃんや!」と叫んで集まってきて、
「なぁおっちゃん、またブーンして」と要求する。
お菓子の詰め合わせの大袋を持って迎えに行ったとき、
息子はみんなにお菓子を配ってから、最後に残ったのを口に入れた。
僕は正直ビックリした。
この時思ったね、子供は親の態度を見て人格を作っていくんだなって。
三つ子の魂百までっていうけど、
子供たちの性格は、小学校から高校大学まで変わらず、そのためか友人に恵まれた。
今はそれぞれ三人の子供たちがいるけど、
自分たちが育てられたように、子供たちを放し飼いして大まかに育てている。
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