東京・大阪、両者の歴然とした能力差はどうだ：

都、休業要請先を10日に公表へ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6038452




　
他の都道府県に先駆けて、大阪府の吉村知事が出した矢継ぎ早の決断が、
出色であることは歴然ではないだろうか？
　
東京都が五輪に拘泥するあまり右顧左眄している間に、
吉村は優れて指導性を発揮して、様々な措置を講じてきた。
　
何度も繰り返し書いているが、これは吉村個人の能力もさることながら、
首長としての責任感と権力を正しく行使する方法を心得ているために、
このような迅速な対応が可能になっているという点に
国民は注目する必要があると思う。
　
なぜこのような断乎たる指導性が発揮できるのだろうか？
　
それは既に明らかである。
吉村知事と松井市長は、関西財界とも組合とも利益団体とも
一切つながりのない「大阪維新の会」出身であることだ。
　
大阪と兵庫の行き来の規制を決定した３月２０日の時点を見れば明らかだろう。
兵庫の井戸知事は、一笑に付して吉村を「暴走している」と批判した。
　
これは井戸が官僚出身で、各党相乗りの知事であることの限界と、
不即不離の関係にあることに目を向けるべきだろう。
　
凡百の相乗り首長は、些細な決断をするときでさえ、
関係各党や無数のぶら下がり利益団体との調整を必要とし、
結果、政策がひどく遅れる、あるいはできないという事態が頻繁に生じるためだ。
　
その点、維新の会を背景にした両首長にとっては、
指揮命令系統が極めて単純明確で、上意下達が容易なのである。
　
有能な指導者は、危機の時期においてこそ能力を発揮することを考えれば、
今回の事態は、その法則が如何なく発揮されたと見るべきであり、
平和ボケに眠り込む国民を覚醒させる切っ掛けになるのではないか。
　
４月７日の「虎ノ門ニュース」に出演した吉村の明快な言葉に
その事情が、疑問の余地なく語られている。
　
安倍の無能ぶり、自民党の腐敗ぶりは、すでに国民全員の共通認識となった。
いわんや、一山いくらの雑多な野党は論外であることは言を俟たない。
願わくば、この国難を奇貨として、国民が現実に学び、
主権を持つ国民としての民度を向上させることによって
維新の会のような紐付きでない政治勢力が国会で多数を占め、
真に指導者としての能力を発揮できる宰相が出現して欲しいものである！
　
聊か長時間ではあるが、
以下のyoutubeのご高覧を、諸兄諸姉に乞い願うものである。　瀬尾はやみ
　
　

https://youtu.be/yUaKBtcQfU8