■9割が自主避難、死傷者ゼロ=宮城・大郷町に生きた過去の教訓−台風19号
(時事通信社 - 10月23日 21:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5836953
日本には、繰り返し災害に襲われる地域と、免れる地域とが存在している。
先ずこれが大きな不公平ではないだろうか。
特にわたしが住む奈良県北部(奈良市)は、歴史的に見て
天変地異、飢饉、疫病、戦乱が奇跡的に少ない地域であり続けてきた。
大地震も洪水も津波も長期の大規模な日照りも免れてきたし、
奈良県北部で餓死者を出したという記録もない。
戦乱といえば、平維盛の東大寺焼き討ち事件ぐらいだろう。
人口の推移に、それは如実に表れている。
千三百年前から、奈良県北部は一度も人口減少を経験していない。
これを京都と見比べてみよ、違いは明らかだろう。
鴨川、桂川はたびたび氾濫した。飢饉で餓死者も多く出た。
戦乱、飢饉、疫病のため、京の住民の半数近くが死に、人口は激減した。
こうして見ると、科学も発達していなかった千三百年前、
平城京を首都に選んだ古の人々の慧眼には、驚くほかはない。
まこと「大和は国のまほろば」と称される所以である。
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