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2019年09月14日08:19

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父親になること

男性目線で妊娠・出産・育児を綴ったリアル実況ドキュメント! 『こうしておれは父になる(のか)』が本音満載でエモい
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=114&from=diary&id=5783946



元々僕は子供が嫌いでした。
 
たまたまならの実家に帰ったら、姉たちが子連れで家にやって来て、
 
食卓で汚い食べ方をするわ、ところかまわず散らかすわ、
 
大声で泣き喚くわ…、全く落ち着かず居づらい。
 
自室に閉じこもっていても、そんなことお構いなしに入ってくる。
 
姉たちが泊まっている間は、さっさと大阪の自分の家に帰りました。
 
 
そんな僕に、な、何と子供ができてしまったじゃありませんか!
 
する事をすればできるのは当然ですが、それでもショックで、
 
「ああ、これで俺の青春もお終いか」と思いました…。
 
 
ところが、いざ長男が生まれてしまうと、僕の人生は180度変わりました。
 
無条件に可愛いのです、そればかりか、他人の子まで可愛く見えてくるのです。
 
それまでのプライバシーも趣味も、すっかり消し飛んでしまって、
 
我が家は全面的に子供中心に動き始めました。
 
お風呂入れ、おしめ替え、添い寝から始まって、
 
少し成長すれば、3歳から本の読み聞かせ、4〜5歳からは公園、遊園地、
 
散歩、キャンプなど、裏山に基地づくり、スキーなど、あらゆる遊びをしました。
 
 
他の子供まで可愛いがるから、保育園で僕は大人気のおっちゃん。
 
お迎えに行くと決まって「あ、○○クンのおっちゃ〜ん!」
 
と言って駆け寄ってきます。
 
息子の両脚を掴んで、飛行機ごっこで振り回していたら、
 
たちまち群がってきて「おっちゃん、僕もブーン」と要求してきます。
 
全員に「ブーン」をし終わったころには、完全にグロッギー状態。
 
またある時には、テレビドラマ「宇宙刑事ギャバン」の悪役を演じ、
 
「フフフ…、少し気付くのが遅かったようだな」と登場すると、
 
真剣になった子供たちが、一斉に襲い掛かってきました。
 
積み木を投げつける、バットで殴る、蹴る、噛みつく、
 
散々な目に遭って「参った、もうカンニン…」と泣きを入れましたが、
 
子供たちは全然許してくれません
 
保母さんも呆れ顔で見ていました。
 
男の子育ての要諦は、自分も「大きな子供」でいること
  
そして「親として育てられていくこと」なんですね。
 
 
我ながら、自分の変身ぶりには驚きでした。
 
男も女も「子供が出す試練に鍛えられること」で、人間として成長するんですな。
 
息子も娘も、すぐに怒るカミさんより、放し飼いをする僕が大好きでした。
 
今では二人とも、自分が育てられたように、大まかな子育てをしています。
 
 

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