■米380紙、報道の自由訴え一斉社説 トランプ氏に対抗
(朝日新聞デジタル - 08月17日 10:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5248038
アメリカの報道機関380社が一斉にトランプを非難と聞いた途端、
例によって自分のアタマで考える能力のない日本のメディアはパブロフの犬の如く、
「かつてないトランプ包囲網」などと報道しています。
もう、ホントに知能指数足りないのかと言いたいですね、情けないですよ。
また、これが効果あると思っているところが、
アメリカのメディアもお目出度いと言わなければなりませんね。
なぜならトランプにとって、こんな攻撃は痛くも痒くもないからです。
その証拠に、2016年、トランプを支持した白人、ラストベルトのブルーカラー、
それに福音派という圧倒的下層民は、未だに熱烈に彼を支持しているからです。
トランプはツイッターを使って既成メディアを
「フェイクニュース」呼ばわりしていますが、
メディアにとって忌々しいことに、それが大部分正解であり、
彼の毒々しい言葉は、リベラルエスタブリッシュメントに対して
アメリカの「持たざる層」が常々感じてきたルサンチマンに油を注ぐからです。
だからメディアがムキになって「反トランプキャンペーン」をやればそれだけ、
トランプの支持が増える、というまことに皮肉な逆効果となっています。
「ロシアゲート」も「モリカケ疑惑」同様、
結局、大騒ぎしたのになにも出なかったじゃありませんか?
従って、トランプは「アメリカ世論の混乱の原因」ではなく、
ここまで劣化したアメリカ社会が齎した「結果」なのです。
「ポピュリスト(大衆迎合主義者)」と彼を非難する日米メディアが大多数ですが、
トランプは橋下徹同様、正真正銘のポピュリストであり、
ポピュリストのままホワイトハウスを乗っ取った最初の男なのです。
結局、追い詰められているのは
トランプじゃなくてメディアじゃないんでしょうかねぇ?
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