■「八百長に自ら関与」告発した板井圭介さん死去 元小結
(朝日新聞デジタル - 08月14日 20:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5244652
星の売り買いは当たり前、貸し借りも「お互い様」だった相撲の世界。
その長き因習に風穴を開けた板井は立派でしたね。
当然、相撲協会は彼に対して陰湿に圧力をかけました。
それも世論にバレるのを恐れてキョロキョロしながら、及び腰でね。
後ろめたいことをやっている組織は、
いつの時代も、真実が暴かれるのを最も嫌がり、恐怖するものです。
またナァナァの世界では、それに馴染まない奴は嫌われるものです。
当時の(今でもそうですが)相撲協会は今の日大と変わらず、伏魔殿でした。
汚い売り買いを最も大っぴらにやっていた力士が、
横綱輪島だということは当時周知の秘密でした。
そんな中で板井は「売り買い」を拒否し、常にガチで勝負したのです。
閉鎖社会の中では、実に稀有な男でしたね。
忘れもしない板井のガチ相撲の典型が、横綱大乃国との一番。
これを記憶している人は多いと思います。
僕もあんなシーンは始めて目にしたので、度肝を抜かれました。
土俵中央で猛烈な張り手を四発喰らった大乃国が、昏倒した一番です。
決まり手は「突き倒し」と中継では言ってましたが、
そうじゃないでしょう、あれは明らかに「張り倒し」でした。
あの時こそ、ガチ相撲の神髄を見た思いがして、板井が好きになりました。
https://youtu.be/LjD9S0-AeKg
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