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2016年07月23日13:20

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事の真相は…

ロッキード事件のアリバイ崩し
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4106967



石原慎太郎が「天才」の中で書いているように、

田中角栄という不出生の政治家には、

他の凡百の政治家にはない独特の勘があった。

日本列島改造計画の中に述べてある国家ビジョンは

現在そのほとんどが実現している、但し東京一極集中を除いて…。

北海道、東北、北陸、九州に新幹線網を張り巡らし、

物流を飛躍的に効率化し、国を富ませた。

その結果が80年代にアメリカを脅かすほどに巨大化した経済力だった。
 

  
しかしアメリカはそんな田中角栄を許してはおかなかった。

何よりもアメリカを激怒させたこと、

これはどのマスメディアも決して書かないことだが、

石油ショックで日本の安全保障が脅かされたことに対する

彼が独自で考え出した政策だった。

石油メジャーの意のままの価格を押し付けられることに危機感を抱いた角栄は、

自前の資源確保に動いた。

それは良質の石油を産出するインドネシアとの直接交渉だった。

これに激怒した石油メジャーは彼の失脚を画策、

かくしてコーチャン証言となり、果ては「ロッキード疑獄」となって炸裂した。

これが「ロッキード疑獄」の裏の真相なのだ。

昔も今も、アメリカ情報となると無批判に信じてしまうメディアは、

舌なめずりしてこのニュースに飛びついた。

そして昔も今も変わらぬ愚民たちは、それにやんやの喝采を浴びせた。
 
  
ここで考えても欲しい、おかしいとは思わないだろうか?

それまでの歴代首相がアメリカからの巨額賄賂と無関係だったのか?

岸信介、池田隼人、佐藤栄作、どれもこれも巨額の裏金を貰っている。

ところが誰も司直に追及された例はない。

彼らは田中角栄がいかに有能な指導者であるかを的確に見抜いていたからこそ、

彼を追い落としたと見るべきではないのか。

CIAは自民党有力議員から共産党幹部の私生活の隅々まで

細大漏らさず掴んでいるという。

政治家である限り、不透明な金の流れや人間(女性)関係で

知られたくない部分のない筈がない。

彼らは必要に応じてそれらを週刊誌などにリークしたり、

あるいはもっと直截に、本人の耳元でそっと囁くことで、

彼らを恐怖のどん底に突き落とし、こうして日本の政治を裏から操ってきた。

  
 
これ以後、歴代の総理はアメリカを怒らせたらどのような目に遭うか学習し、

より一層アメリカのポチにならざるを得ない羽目になってしまった。

 
 
この基本的な構図はいまも変わることなく続いている。

青山繁晴がメタンハイドレートの豊富な鉱脈を突き止めたにも拘らず、

経産省を始め役所は動こうともせず、バックアップする政治家すらいないのは、

アメリカ政府、石油メジャー、それに国内の利権勢力の怒りを買うことを恐れて、

手も足も出せないでいるからだ。

それは安倍晋三とて例外ではない。


日本がいまもアメリカの半植民地というステータスに甘んじているのはこういう訳だ。




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